好きな人だからこそ…「言いづらいこと」を伝えるには?
相手を「好き」だからこそ、傷つけてしまうのではないか、嫌われてしまうんじゃないだろうか、などと考えてしまって言い出せないことって、けっこうありませんか?
本人に伝えずに、あなたの心の中に溜め込んでおくこともできるかしれません。それではずっとモヤモヤしたまま、疲れてしまいます。
そこで今回は、“好きな人に言いづらいことを指摘する方法”をご紹介。あなたと好きな人の関係が少しでも楽になるよう、ぜひ参考にしてみてください。
好きな人の服がダサいとき
待ちに待ったデート、この日のために髪もメイクも服もきっちり決めてきた!いける!とあなたが思っていても、相手の服がとてもダサかったとしたら……。
いくら「あんなにかっこよかったのに……なんで……?」と落ち込んでも、隣を歩くのはあなたです。
相手にダサい自覚がない以上、変えていけるのもあなたしかいません。
とはいえ、直接「ほんとダサいから何とかして」と言っても、相手を傷つけるばかりでなんの解決にもならりません。むしろ「そんな人だと思わなかった」と、別れを告げられてしまうことも考えられます。
めったにないと思いますが、もしもこんな事態に遭遇してしまったときは“遠回しに褒める”ワザを使ってみてください。
「ねえ、見てあの服!カッコよくない?あなたに似合いそう」などと褒めながら、暗に(こんなのを着てほしい)と伝えていくのです。
あなたから「似合うと思って。良かったら今度、着てほしいな……」と服をプレゼントしてみるのも手です。
一緒にファッション誌を見ながら「こんな感じのカッコしてみたら?足長いし似合うよ!」など、相手の体の一部など具体的なところを褒めながらだと、より相手の心にも深く届くはずです。
好きな人の口臭(体臭)がくさいとき
好きな人の口臭や体臭がきつかったら……あなたはどうしますか?
「あのさあ、口、くさいんだけど?」「汗くっさ!はあ!?」なんて言えるわけないし、どうしたら……と思い悩む人も少なくないのではないかと思います。
とくに、好きな人相手なら余計に言いにくいですよね……。
でも、こんな言い換えができると、自然な形で改善してもらえるかもしれません!
たとえば、相手の口臭が気になる場合は、「めっちゃおすすめだし、私も使ってるから使ってみて!」と洗口液を渡してみる。
体臭が気になる場合は「これ、良いにおいするから使ってみて?」と入浴剤を渡してみるなど。
あなたがおすすめするものであれば、相手も「使ってみようかな」と思い、においを気にするキッカケにはなるはず。
好きな人の話が面白くないとき
ただ長いだけで盛り上がりに欠ける、ギャグのつもりか知らないけど全然おもしろくない。たとえ話があさっての方向を向きすぎていて意味がわからない、あまり人の話を聞かずに自分のことばかりしゃべる……。
ほかはとってもいい人でも、“話がつまらない”だけで、それだけで魅力は半減してしまうし、一緒にいても疲れてしまいますよね。
そんなときには、まず“二人で共有できる体験”を増やしてみてはいかがでしょうか。一緒に映画を観て、その感想を言い合うなどは簡単でおすすめ!
そのほかにも、共通の趣味を持ってみる、共通の友人を作るなど“ふたりの共通の話題”となりえる何かを作っておくと、少なくとも相手から“あなたが知らない話”が出てくる頻度も抑えられます。
すぐには「面白い!」とはならないかもしれませんが、「つまらない」からは少しマシになるかも?
二人で話せる話題がたくさんあるほど、会話の中身も深まりますので、自然と“面白い”会話ができるようになるはずですよ。
ハッキリ言わなくてもOK
好きな人への言いづらいことがあれば、はっきり言う必要はありません。
直接言いにくいことは、“行動”で案に示すことができないかを探してみましょう。
言いづらいことをうまく伝えると、相手も自分から気づいて改善しようとしたり、同じような問題も出にくくなったりします。
ただし、傷つけてしまうようなキツイ言葉で感情的になんども言うのは、気をつけてくださいね。
お互いに幸せな気持ちになれるように、この記事を参考にしてもらえたら幸いです!
(只野/ライター)
(愛カツ編集部)