志村さん『どうぶつ園』での“演出術”「みんな家族」 相葉、山瀬、春菜、タカトシが号泣「すごく救われた」

志村さん『どうぶつ園』での“演出術”「みんな家族」 相葉、山瀬、春菜、タカトシが号泣「すごく救われた」

 新型コロナウイルス肺炎のため先月29日に亡くなった志村けんさん(享年70)が“園長”を務めていた日本テレビ系バラエティー番組『天才!志村どうぶつ園 特別編』が4日に放送(後7:00)。“飼育係”の相葉雅紀、“秘書”の山瀬まみ、タカアンドトシ、ハリセンボン、DAIGO、滝沢カレンら、志村どうぶつ園メンバーたちが出演。スタッフや出演者が、番組作りにかける志村さんの思いやりを涙ながらに明かした。



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 冒頭では、相葉がひとりで「志村さんが亡くなられたことは、信じられませんし、受け止めきることができません。嫌です。悲しすぎます。志村さんの優しい笑顔が頭から離れません」と涙をこらえてコメント。「僕たちは志村さんに教えていただいたことがたくさんあります。そのひとつ。いつもみんなを笑顔に。志村さんが安心してお休みしていただけるように、きょうはみんなを笑顔にできるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と呼びかけた。



 その後、チンパンジーのパンくんとの思い出がVTRで放映。変なおじさんのペアルックや、パンくんとのさまざまな出来事を振り返る内容に、相葉、山瀬、近藤春菜らは時折涙を流し、ほっこりとした映像には笑いも起きながら、スタジオでのトークに移った。相葉が「なんであんなにすぐ動物に好かれちゃうんですかね」と話すと、春菜が「ゲストの方を差し置いて、園長の周りに集まってきたりとか…」となつかしんだ。



 志村さんの番組作りでの演出術をスタッフが紹介するVTRが放映。番組が始まった当初は、カメラと出演者は同じ高さ、観客は後ろというセットだったようだが、全力でロケを終えた志村さんが「少しだけステージに高さを作らないか?」と提案した。その後、30センチほど上がったステージに立つと「ちょっと高い分だけカメラアングルが下がって臨場感が出るし、動物の表情がよく見えるから。オレたちもステージに上がる意識が出て、お客さんをもっと楽しませようっていう緊張感が出るからね」と意図を明かした。



 さらに、収録中も「お客さんを飽きさせないよう、ひとつのショーとして楽しませてあげないと…」との心遣いから、コーナーの合間はADも衣装に身を包み、スピーディーにセットを転換。さらに、カメラマンがトシや近藤春菜にカメラを寄せる演出などで楽しませながら、収録後には志村さんと相葉で観客にじゃんけん大会を実施。「幕が引かれる最後の最後まで楽しんでもらなわないとな」との言葉を紹介し、スタッフの総意として「園長にとっては、出演者もスタッフも動物たちもみんな家族」との言葉が流された。



 VTRが終わり、春菜が「園長のおかげでこんなに大きくなりましたよ。必ず大福をくださるし、あの…(ゲストを含めて全員で集まる)前室の時間ってめちゃくちゃ大事。志村園長に会うっていうだけで緊張しちゃうなって思うところを、『元気ですか』って話しかけることですごく和んで、いかにやさしく包むかっていうところを感じていて、人として学ばせてもらうことが多かった」と大粒の涙を流しながら感謝。



 トシも涙で声を震わせながら「この番組で…とにかく褒めてくださって、『お前ら面白いよな』とか、ずっと褒めていただいて、まだまだ褒めていただきたかったんですけど、これからは天国から褒めていただけるようにやっていきたいと思います」と決意。タカは「園長と出会えたから、今自信持って2人でやれてこれたなと思うし、本当にこうやって一緒にやらせてもらえたことが財産です」と天を仰いだ。



 その後、相葉が「僕の気持ちとかも察して声かけてくれたりしたんですよ。僕だけお芝居のお仕事をもらえなかった時に、志村さんが僕に『焦るんじゃないよ、相葉くんには「志村どうぶつ園」があるよ。ドラマは3ヶ月で終わるけど、どうぶつ園はずっと続くから、おれが続かせるからね』って。すごく救われたことがありました。本当に動物に対する愛情もそうだけど、人への気遣いとか、そういう方だった」と涙をこぼした。
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