石田ニコル、モデル生活10年で気づいた『美の確立法』は“好きを諦めない”こと

石田ニコル、モデル生活10年で気づいた『美の確立法』は“好きを諦めない”こと

 ここ数年、美に対する意識の変化・知識の向上は目覚ましく、老若男女問わず“美ボディブーム”が続いている。これまでORICON NEWSでは、そんな美ボディを目指す多くの女性のロールモデルたちを取材してきた。そして今回、モデル・女優の石田ニコルにインタビューを実施。モデルとして歩んできた10年、“美を確立”するためにどんなことに悩み、成功と失敗を繰り返す中でどのような“成長体験”があったのかを聞いた。※このインタビューは3月13日に実施しました。



【写真】“脱ストレス”で獲得、石田ニコルの美ボディ



■ダイエットは何度も挫折…「自分に合う方法をわかっていなかった」



――モデルの仕事に興味を持たれた時期が10代だったそうで、その時はどういう努力をされていましたか?



【石田ニコル】10代の頃はモデル業について学べる場所がなかったのですが、たまたま福岡に行った時にスカウトされ、モデルの道へ進むことができました。その後東京に出てきてウォーキングのレッスンをしたり、コレクションに少し出たり、経験を積ませていただきました。



――今回のテーマは「“美ボディ”の秘訣」です。モデルとしてデビューされた後、食べものや飲みものなどに気を使っていましたか?



【石田ニコル】とにかくお水をたくさん飲んで、食べる順番は気にしていました。野菜が先、スープ類を食べてお肉、ご飯みたいな順番。



――当時は、雑誌に書いてあるようなノウハウをそのまま実践していたんですね。モデルとして、栄養成分には気をつけていますか?



【石田ニコル】ご飯を食べる前に不溶性食物繊維を水に溶かして、それを飲んでからご飯を食べるようにしたり、気にはしています。朝はコーヒーだけで、ジム前にゆで卵、プロテイン。それが自分に合った方法だと分かりました。



――自分に合ったルーティーンを確立したんですね。石田さんはモデルとして10年活動されています。これまでにダイエットの挫折経験はありますか?



【石田ニコル】たくさんあります(笑)。いろんなことに挑戦しましたね。例えばお米の代わりにキャベツ、以前流行っていましたよね。あと、3日間ジュースだけで過ごすとか…でも全然続かなくて。それって、自分に合ったダイエット方法をわかってなかったからなんです。



――では、最近はいかがでしょう?



【石田ニコル】プロテインなどたんぱく質をよくとっています。卵やチキンの胸肉などを多めにいただいています。それがわたしの体にちゃんと合っているみたいで、疲れも取れて、体の調子もいいんです。



■ストレスは大敵「ダイエットは苦しくなると続かない」



――逆に、自分の体に合わないものはありますか?



【石田ニコル】特にないんです。友だちとご飯に行っても、その場のものを普通に食べます。わたしの場合、苦しくなると続かなくなってしまうんです(笑)。



――ストレスが大敵なんですね。先ほどタンパク質の話が出ましたが、食事に含まれる成分は気にされますか?



【石田ニコル】そうですね。マグネシウムには気を使います。というのも、わたしはもともとマグネシウムが不足しているらしくて。なので、ジムでトレーニングをする際も体にかけて皮膚吸収をしています。あと、自分の飲んでいる水にも軽くシュッシュッとして、硬水にするんです。



――成分というと、2000年代前半には緑茶成分の「カテキン」ブームがありました。その後や「テアニン」「カプサイシン」などが注目され、最近はローズヒップ由来「ティリロサイド」などが話題です。飲料や食品を購入する際にこうした成分表示は気にしますか?



【石田ニコル】成分表示はたんぱく質や炭水化物、脂質などはチェックします。話題の新成分も見つけるとついつい試ししたくなりますね(笑)。



――体に不足しているものに気づいて、栄養素や成分を意識するようになったんですね。



【石田ニコル】はい。若い頃は何をやっても太らなかったし、食べ過ぎてもすぐ痩せられましたが、今年30歳なので体がちょっと変わってきていて。サプリメントもちゃんととり入れて、たんぱく質も補いながら、日々過ごしていくという方法に変わったとは思います。



――これから夏に向けて服装も変わってくると思います。石田さんはどういう時に“美ボディ”を意識しますか?



【石田ニコル】「こういう体になりたい」というイメージは常にあります。なので、お腹が空いてちょっと口が寂しく感じた時は、大好きな海外モデルの写真を見てセーブしたり(笑)。その写真をジムの先生に見せてボディメイクをお願いしたりもします。



■ライフスタイルは人それぞれ、好きなことをやめると逆にストレスに



――季節要因というよりは、生活の中で“常に意識”しているんですね。



【石田ニコル】それこそジムは定期的に行っています。週1~2回はパーソナルで指導を受けています。わたしはよくゲームをするので腕が凝るんですが(苦笑)、腕が凝ると肩に来て、肩が凝ると全身に影響が出てくる。ジムではその矯正もしますが、筋膜をグリっと動かされてめちゃくちゃ痛いんです。トゲトゲの上を歩いたり、剣山みたいなものでグリグリされたり(笑)。



――ジムというか整体みたいですね。



【石田ニコル】その中間かも(笑)。ジムの先生は触ればよくない箇所がすぐわかるみたいです。



――原因となっている「ゲームを止めましょう」みたいな話にはならない?



【石田ニコル】他のジムではそう言われたこともあって…。でも、今のジムではそういうことは言われません。だから通えているんだと思います(笑)。



――“ライフスタイルを変えない”ということがトレーニング継続の秘訣?



【石田ニコル】人それぞれだと思いますが、わたしはそうでした。今のジムでは、ゲームをやってもいいけれど合間に休憩を入れましょうとか、コントローラーはこう持ちましょうとか、ポジティブなアドバイスをしていただけるんです。ライフスタイルは人それぞれなので、みんながみんな、ザ・モデルみたいな生活をしているわけではありません。好きなことをやめると逆にストレスに感じちゃって、わたしには無理なんです。趣味がゲームやダイビングなので、自分のライフスタイルに合った方法で、いろいろ気を使っていくという感じです。



――ストレスがマイナスになるという具体的な実体験は?



【石田ニコル】昔だったらできていたことも急にできなくなったり、そうした体の変化で苦しんでいる時もありました。そんな時、仕事でハワイにいた時に解放感からか海に入って、好きなものをいっぱい食べたんです。そしたら次の日、体がシュっとした気がしたんです。



――精神的な面ではなく、体ですか?



【石田ニコル】筋肉って、精神的なストレスで膨張するらしいんです。でもハワイではそれが解放されて心も体もシュっとなったんです。その時、「ああ、無理はいけないんだ」って気づきました。



――ダイエットへのストレスが、逆に筋肉を膨張させていたんですね。



【石田ニコル】そうみたいです。そんな風に、ここ数年でいろいろと自分の体のことがわかってきました。苦しかった時は友だちに相談したり、ジムの先生に助けてもらったり、マネージャーさんに相談したり、周りの人に助けてもらったことが大きいです。人って、自分ひとりだと“頑張り方がわからない”ものなんです。ひとりでは解決しないとも思うし、いろいろと試してみるのもいいと思います。精神的に疲れたり、無理をすることの方が絶対にダメだと思います。



――それが石田ニコル流の“美”の確立法でしょうか?



【石田ニコル】そうですね。頑張るときは頑張って、でも自分の好みは崩さないようにする。そのバランスを保っている感じです。そういうことをちゃんとやっていれば、自分を責めなくていいんです。引きこもって何時間もゲームをやっていても、大丈夫って思える(笑)。折り合いが大事なんだと思います。無理しないで、ちょっとだけ頑張ればいい。



■自分に合った“ゾーン”を見つけられれば「無双状態」



――もし人に美の確立法を勧めるなら、自分のやり方を見つけたほうがいいということでしょうか。



【石田ニコル】自分のリズムが一番大事だと思いますね。他人のやり方をそのまま真似しても、同じ生活をしているわけではないので効果が薄いと思うんです。その人の生活、仕事量、どれだけ寝れてるとか、事情が違うと思います。わたしはジムの先生がいろいろと分析してくれて、自分の体にも合っているものを見つけられました。そういうことを続けていくと、自分の体に合わないものを無意識に選ばなくなってくるんですよ。わたしはジャンクフードとかすごく好きだったけど、最近はあまり欲しいと思わなくなってきました。その“ゾーンに入れば”、こっちの勝ちだなと(笑)。



――無意識で集中した状態を「ゾーンに入る」って表現するのはいいですね(笑)。



【石田ニコル】いいですよね(笑)。筋トレ好きの友だちに「それゾーン入ったね」ってよく言っています。「このゾーン来た!」とか。そこに至るまでがちょっと大変ですが、そんなにストイックにせず、ゆるりゆるりで大丈夫。焼肉屋さんに行っても赤身を頼むとか、最初はちょっと我慢するけれど、好きなものを辞めない方が、ダイエットは続けていけると思います。



――自分に合った“ゾーン”を探したほうがいいと(笑)。



【石田ニコル】友だちはお弁当を作り始めて、すごく痩せました。ゆで卵2個、ブロッコリー、鶏むね肉、ご褒美に小さいチョコを入れて。そのお弁当を毎日作って、ウエストがキュッって。それ以外に特に運動もしていないし、土日は普通にみんなで食事したり。結局、彼女には高たんぱくの食事が合っていたんですね。しかも、そのうち“ゾーンに入って”楽しくなったから続けられた。それってダイエットの無双状態ですよね(笑)。



――最後に美ボディを目指す人にアドバイスをお願いします。



【石田ニコル】ライフスタイルを無理に変えようとしないことだと思います。モデルさんのSNSを参考にしてもいいし、飲料や食品の栄養成分をちょっと気にしたり、人に頼ってもいいし、自分を責めすぎず、自分のライフスタイルに合った方法を見つけてください。自分のゾーンに入れば“美ボディづくり”って楽しいですよ(笑)。
カテゴリ