結成20周年のオードリーが迎えた“新・黄金期” ラジオ、テレビ、雑誌で次々特集

結成20周年のオードリーが迎えた“新・黄金期” ラジオ、テレビ、雑誌で次々特集

 お笑いコンビ・オードリーが、今年4月に結成20周年を迎えた。そんなアニバーサリーイヤーを象徴するように、レギュラー番組はもちろん、ここ数ヶ月は2人をメインにした特集も多く組まれ、新たな黄金期の到来を予感させている。



【番組カット】『金スマ』でトークを繰り広げるオードリー



■コンビ、ピンでもレギュラー番組堅調 SixTONESメンバーとの交流で新規ファンも



 コンビでのレギュラーは現在、曜日順に『あちこちオードリー』(テレビ東京 毎週火曜 深1:35)、水曜『ヒルナンデス!』(日本テレビ 月~金 前11:55)、『ソレダメ!~あなたの常識は非常識!?』(テレビ東京 毎週水曜 後6:25)、『超かわいい映像連発!どうぶつピース!!』(テレビ東京 毎週木曜 後6:25)、『オードリーさん、ぜひ会って欲しい人がいるんです。』(中京テレビ 毎週月曜 深0:59、日本テレビ 毎週木曜 深1:29)、『でんじろうのTHE実験』(フジテレビ 毎週金曜 後8:00)、『オードリーのNFL倶楽部』(日本テレビ 毎週金曜深夜 シーズン時レギュラー)、『オードリーのオールナイトニッポン(ANN)』(ニッポン放送 毎週土曜 深1:00)、『スクール革命!』(日本テレビ 毎週日曜 前11:45)、『日向坂で会いましょう』(テレビ東京 毎週日曜 深1:05)。



 そのほか、若林正恭は『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日 毎週月曜 深0:20、ABEMA 毎週火曜 後10:00)、『潜在能力テスト』(フジテレビ 毎週火曜 後8:00)、『セブンルール』(カンテレ・フジテレビ 毎週火曜 後11:00)、『激レアさんを連れてきた。』(毎週土曜 後10:10)、春日俊彰は『スマイルすきっぷ~明日の元気をフルチャージ!~』(TBS 毎週金曜 後10:54)のナレーション、『炎の体育会TV』(TBS 毎週土曜 後7:00)にレギュラー出演している。



 昨年12月頭に発表された『2019テレビ番組出演本数ランキング』(ニホンモニター)では、若林正恭が428本で7位、春日俊彰が398本で12位にランクイン。今年3月に発表された、2月17日から23日に行われたビデオリサーチ首都圏ラジオ聴取率調査」においては、『オードリーANN』が2016年2月度調査以来、24回連続で単独首位を獲得している(※19年10月調査は台風特番のため含まず)。上記のレギュラー番組の数を見ていると、これらの結果も納得できるが、先月からその勢いをさらに加速させる出来事がいくつか起きている。



 まずは、ラジオ面でのトピックスとして、人気グループ・SixTONESがパーソナリティーを務める、ニッポン放送『SixTONESのオールナイトニッポン(ANN)サタデースペシャル』(毎週土曜 後11:30)が先月4日よりスタート。初回の冒頭で、メンバーの松村北斗と高地優吾が直後に放送されている『オードリーANN』のリスナーを指す「リトルトゥース」であることを告白。『オードリーANN』の冒頭にもSixTONESメンバーが乱入し、息のあったかけあいを披露すると、SixTONESファンからもオードリーのラジオへの反響が多く寄せられる事態となった。



 『オードリーANN』では「リトルトゥースは中高生に聞かれている」「そんなわけないだろう」というやりとりが恒例化していたが、高橋ひかるが『踊る!さんま御殿』で『オードリーのANN』冒頭のあいさつのものまねを披露したり、番組で共演した佐藤栞里、日向坂46のメンバーらも“リトルトゥース”を公言しており、若者リスナーを着々と獲得している。



■1ヶ月間テレビでオードリーバブル 20周年の先にある“壁”に向かって



 続けて、テレビにも好影響が寄せられており、先月17日発売の雑誌『クイック・ジャパン149』の第2特集として『オドぜひ』が大々的にフィーチャー。先月11日放送のTBS系バラエティー特番『史上空前!!笑いの祭典ザ・ドリームマッチ』では、若林がくっきー!と独特な世界観あふれるコント、春日は何度もアタックを受けた南海キャンディーズの山里亮太と互いのキャラクターを存分に生かした漫才を披露し、話題となった。



 さらに、今月1日放送のTBS系バラエティー番組『中居正広のキンスマペシャル』では、13時間にも及ぶ超ロングインタビューをもとに2時間丸々オードリースペシャル。ラジオ内で話題になったエピソードも数々飛び出てくる展開に、リトルトゥースは「#annkw」と番組のハッシュタグをつけて実況。「エピソードトークが映像化されている」「フリートークの実写化に感謝」といった声が相次いで寄せられたが、2時間スペシャルでは収まりきらず、後日さらに放送されることが発表されるなど、大反響となった。



 きょう13日放送の『ヒルナンデス!』では、春日が妻と電話する様子が放映されるなど、節目の歳を迎えて、さらに注目を集めている2人だが、ラジオなどでのトークは今まで通り。大きな波がきても、通常運転ができる裏には何があるのだろうと思っていたら、きのう12日放送の『あちこちオードリー』(現在『TVer』で見逃し配信中)での若林の発言に、はたと気付かされた。ジャングルポケットとともに、お笑い第7世代との向き合い方について話題になった際、若林が2008年の『M-1グランプリ』で一躍注目を集めた後に訪れたブレイクをもとに笑いながら、こう回顧した。



 「旬の時って、どれだけ大振りしてもいけるじゃない。オレたちも『ロケできない』って言われていた時期があったんだよ。人が集まりすぎて。10年くらい前だけど警備員いないとできないっていうので、2人くらいついていたんだけど、2011年になったら、オードリーと警備員2人だけになっちゃった(笑)」



 フィーバーが過ぎた後の自身の活動について「その時は、すごい地味な戦い方の4年間とかになるから。だから、本当にバットを短く持って。ホームランを打てないもんね、だって現場が期待してないから」と振り返る。「その時期が絶対来るから、その時(第7世代も)大変だろうなと思うけどね」と話しながらも「それにしても残りそう。今の第7世代って」と笑わせた。



 今年3月に、東京と故郷の秋田をつなぐ架け橋として活動をする決断をしたお笑いコンビ・ねじをインタビューした際、同じ事務所の若林が、かつて「前にボールを投げようとすると、届かないことがあるから、もっと先の壁をめがけるつもりで投げたら、手前の壁は絶対にぶち破ることができるよ」との言葉を残してくれたことが今でも印象に残っていると話してくれた。20周年という手前の壁だけではなく、もっともっと先の壁を目がけて、オードリーはこれからもボールを投げ続ける。
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