【ナイナイANN 5月の怒鳴り】再出発の「ピョン吉」と感謝の「メロン」

【ナイナイANN 5月の怒鳴り】再出発の「ピョン吉」と感謝の「メロン」

 今月21日深夜放送回より、正式にコンビそろって再出発をすることになったニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン(ANN)』(毎週木曜 深1:00)。2014年9月以来、5年8ヶ月ぶりに矢部浩之(48)が『ANN』に復帰し、岡村隆史(49)がピンで行っていた時代のコーナー、投稿スタイルなどにも変化が起きたが、その中でもリスナーから注目を集めたのが、番組冒頭の“怒鳴り”だ。



【写真】ラジオブースで仲良く2ショット写真



 1994年4月から2014年9月まで放送された第1期『ナイナイANN』時代には、冒頭に2人そろって「〇〇!」と怒鳴りをすることで番組がスタート。今回の第2期『ナイナイANN』でも引き継がれ、再出発初回の放送前には、リスナーの間で予想合戦も行われた。オープニングトークのテーマにもつながる怒鳴りを通して、2人の近況や歴史も垣間見えることから、今月から1ヶ月ごとに「怒鳴り」を紹介していきたい。



 21日深夜放送回の怒鳴りは「ピョン吉」。この言葉につながった背景としては、コンビで『ANN』を再出発することになった経緯の説明が少し必要となる。先月23日深夜放送の岡村ピンの『ANN』内での“風俗発言”で「女性蔑視」「性的搾取」などの批判が集まり、岡村は2週にわたって番組で謝罪。相方の矢部も2週続けて登場し、相方に対して公開説教を行ったことも話題となった。



 今月5日深夜放送のTBSラジオ『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(毎週火曜 深1:00)では、爆笑問題の太田光が約45分にわたって持論を展開。若年層の貧困問題、風俗業界とフェミニスト団体の関係性、深夜ラジオとリスナーの信頼感など、テレビでは語りきれなかった自身の持論をたっぷり語っていった。



 こうしたことを受け、岡村は冒頭に「ピョン吉」と怒鳴った後のオープニングトークで、フジテレビ系バラエティー特番『ENGEIグランドスラム』の収録前に、爆笑問題の楽屋を訪問したと報告。「ラジオでお話もされていたので、きちんとあいさつに行こうと。太田さんがやっぱり案の定、空気銃で撃ってこられて、わかってはいるんですけど、ホンマに」と話すと、矢部が「彼流の励まし方やね」と合いの手を入れた。



 岡村は「相方の矢部氏のパロディーなんですけど、すごい怒られているような気分になりまして。元気だせよと(言ってもらった)」と感謝の言葉。「あまりに長いこといてても、ネタの邪魔になるかもしれないですから、失礼して。終わってからもごあいさつして、その時もいろんな話をしていただいたんですけど。『ところでオレらのネタどうたった』って言いはって」と語った。太田がいつもピョン吉のTシャツを着用していることから、この日の怒鳴りはそれへの返答と見られ、先輩である太田への思いも込めた言葉となった。



 第2期を迎えて、さまざまな変化が伝えられる『ナイナイANN』だが、21日深夜放送回のエンディングでは、岡村が「これからも続けていくということに関しまして長く続けていきたいという事で、たくさんお話をしました。矢部氏ともお話をしました。そして来週からなんですけれども収録という形をとらせていただきたいと思います。これはもう長く続けていくためだと思いましたので、そういう形をとらせていただきます」と報告した。



 リスナーの振る舞いに対して“破門”を伝え、それを受けて当該のリスナーが放送中にすぐさま謝罪の気持ちを伝え、破門を免れるくだりをはじめ、第1期コンビ時代もピン時代もリスナーとの生放送ならではのかけあいを大切にしてきた岡村。それだけに、収録スタイルを採用するという発表に、リスナーの間でも少なからず驚きの声が広がり、第2期コンビ時代の『ANN』はどういった形になるのか、1週間考える日々が続いた。



 そんな中で迎えた28日深夜放送回の怒鳴りは「メロン」。その後のオープニングトークでは、岡村がこれまで番組をともに作ってきた歴代スタッフが大勢集結したことを伝えた上で、冒頭の怒鳴りはかつてディレクターを務めていた宅野淳氏が差し入れしてくれた品物であると説明。感謝の思いを伝えながら「これまではカニだったんですけど、宅野さんはちょっとカニと決別されたみたいで、きょうなんかメロンですよ」と話すと、矢部が「ちょっと待って、宅野さんをイジってんのか」とツッコミを入れるなど、和やかな雰囲気が流れた。



 そこから矢部のトークゾーン、各コーナーへと移っていくが、番組公式ツイッターでは“実況ツイート”を実施。コーナー紹介とメールとはがきでの投稿先をつぶやくほか、「岡村さんが読んだのは果たしてメールなのかハガキなのか…」など、ライブ感あふれる投稿を行っていった。生放送時代と変わらず、岡村が「2時!」と時報とともに伝えるスタイルも健在で、変わっていくことと変わらないことの良さを感じさせる放送となった。



 ナイナイ2人の「現在」「過去」「未来」をつなぐ、冒頭の怒鳴り。来月以降は、どういったワードが飛び出してくるのか注目していきたい。28日深夜放送回は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
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