NHK・アニメ関連番組を再放送 『未来少年コナン』一挙放送ほか

NHK・アニメ関連番組を再放送 『未来少年コナン』一挙放送ほか

 NHK・総合テレビで13日と14日に、アニメーション関連番組の一挙アンコール放送が行われる。アニメーション界の巨匠・宮崎駿氏が演出を手掛けた名作『未来少年コナン デジタルリマスター版』の第1話から第6話までを一挙再放送。宮崎監督に密着した『プロフェッショナル 仕事の流儀』、世界中から愛される日本アニメの秘密に迫った『東京ミラクル』など、アニメーション関連番組を集中編成する。さらに、21日深夜に『久石譲inパリ「風の谷のナウシカ」から「風立ちぬ」まで宮崎駿監督作品演奏会』も放送する。



【写真】『東京ミラクル』より秋葉原を歩く佐藤健



■6月13日(土)放送予定



【後3:05~4:33】

アニメ『未来少年コナン デジタルリマスター版』(1)~(3)一挙放送



(1)「のこされ島」(5月4日放送)

 「のこされ島」には、生き残ったおじいと、大変動後に生まれ、たくましく育ったコナンが2人だけで暮らしていた。ある日、砂浜に少女ラナが流れ着く。自分たち以外に人間が生きていたと知り、喜ぶ2人。コナンに初めて友だちができた。しかし謎の一味が飛行艇ファルコで襲来し、おじいにひん死の重傷を負わせてラナを連れ去る。おじいの「あの子を守ってやれ」との言葉を受け、コナンは離陸する飛行艇の翼に飛びつく…。



(2)「旅立ち」(5月11日放送)

 コナンはファルコの翼に飛びつきラナを救おうとするが、振り落とされて海に落下。島に戻ると、重傷で死期を悟ったおじいがコナンを呼び語り始めた。地球脱出の途中で島に不時着したこと、仲間と助け合ったこと、コナンが生まれたこと…。そして「仲間をみつけ、仲間のために生きろ」と言い、息を引き取った。コナンは、深い悲しみに打ちひしがれるが、おじいの言葉を胸にイカダを作って帆を張り、ひとり大海原に旅立った。



(3)「はじめての仲間」(5月18日放送)

 コナンは竜巻きのあばれる海を乗り越え、ようやく小さな島にたどり着き、そこでジムシーという少年に出会う。二人の自然児は最初は競い合うが、すぐに友達になった。島の岩壁付近は昔のゴミ捨て場で、そこから出てくる「プラスチップ」の回収のため、バラクーダ号という船が停泊していた。船の行き先はインダストリア、ラナが連れ去られていった都市だ! それを知ったコナンはラナを救うため密航を決意する。



【後4:34~5:47】

『プロフェッショナル 仕事の流儀「宮崎駿スペシャル 風立ちぬ 1000日の記録」』(2013年8月26日 総合テレビで放送)



 2013年に放送されたドキュメンタリーを再放送。映画監督・宮崎駿は、長編映画『風立ちぬ』をいかにして作り上げたのか。企画から誕生まで3年にわたって独占密着。「これまでやってきたことをやりたいと思っていない」という言葉通り、実在の人物を初めて主人公にすえ、「戦争」というテーマに向き合った。だが、制作中に東日本大震災が発生し、体調も悪化。困難に立ち向かった、格闘の記録。



■6月14日(日)放送予定



【後2:50~3:00】

『NHK映像ファイル あの人に会いたい「高畑勲(アニメ映画監督)』(2018年7月14日 総合テレビで放送)



 高畑さんは1935(昭和10)年、三重県生まれ。東大在学中に見たフランスのアニメ映画に影響を受けてアニメ作家を目指す。宮崎監督がファンタジー作品でヒットを連発したのに対し、徹底してリアルを追及。戦争に翻弄される兄と妹を描いた『火垂るの墓』や動物と人間の共存をテーマにした『平成狸合戦ぽんぽこ』などを発表。2014(平成26)の年にはフランスの国際映画祭で名誉クリスタル賞を受賞した。新しい映像表現に挑み続けた82年の生涯だった。



【後3:05~4:33】

アニメ『未来少年コナン デジタルリマスター版』(4)~(6)一挙放送



(4)「バラクーダ号」(5月25日放送)

 コナンとジムシーはバラクーダ号に忍び込むが、発見され捕まってしまう。だが船長のダイスは、イカダで荒海を乗り切ったコナンに興味を持ち、尻たたき20回に耐えたら船員にしてやると伝える。コナンは気絶したジムシーの分も含め40回を耐え抜いた。最初は働くのをいやがったジムシーも、コナンが自分の分まで尻たたきを受けたと知って心を決め、2人を乗せたバラクーダ号はインダストリアに向け出港していった。



(5)「インダストリア」(6月1日放送)

 到着したインダストリアの殺伐とした光景にコナンとジムシーは驚く。そこへラナを連れ去った行政局員のモンスリーが現われた。コナンはダイス船長になぐられ、営倉に監禁される。一方、ラナは最高委員会から、祖父で太陽エネルギーの権威・ラオ博士を探す協力を迫られていた。拒否するラナを行政局長のレプカは「三角塔」に幽閉し、脅迫する。その頃、コナンはようやく船を脱出するのだが…。



(6)「ダイスの反逆」(6月8日放送)

 コナンがラナを救出し、三角塔内部を逃げ回っている時に、地下で巨大な毒蛾のような爆撃機ギガントを発見する。レプカのねらいは、ギガントを太陽エネルギーで再生させ、世界を支配することだった! だが2人は再び捕えられ、コナンは磁力を使った拘束具で身動きできなくなってしまう。その頃、レプカに反発するダイスは、ラナを人質にインダストリアから逃亡する計画を立て、ロボノイドで三角塔の中に潜入した。



【後4:35~5:24】

『東京ミラクル「第3集 最強商品 アニメ』(19年12月17日 総合テレビで放送)



 東京を訪れた外国人が驚くさまざまな「東京ミラクル」現象を取り上げ、ミラクルがなぜ生まれたのかドラマ形式で歴史を掘り起こす。俳優の佐藤健が出演。500の制作会社が密集し、年間2300時間の作品を生み出すアニメ工場・東京。海外での市場規模は、1兆円を超えた。世界が驚くのは、その制作費の安さ。高品質と安さの両立を可能にしてきたのは、お金よりもやりがいを求めるアニメーターの存在だった。しかし、外資の参入、働き方改革で、日本のアニメ界は変革を迫られている。そのほか、『天気の子』などの背景美術、78歳で創作を続ける宮崎駿監督のエネルギーを取材する。



■6月21日深夜=22日(月)放送予定



【前0:45~2:14】

『久石譲inパリ「風の谷のナウシカ」から「風立ちぬ」まで宮崎駿監督作品演奏会』(2017年9月6日 BSプレミアムで放送)



 1984年公開の『風の谷のナウシカ』から2013年公開の『風立ちぬ』まで、宮崎駿監督と久石譲コンビが手がけた全10作品の音楽を演奏するコンサート。巨大なスクリーンに映し出される映画の名シーンと共に奏でられるオーケストラの迫力の音楽が、フランス・パリの聴衆を感動の渦に巻き込んだ。その模様をたっぷりと紹介する。
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