3話まで見れば中毒に!?帰宅部活動記録の魅力を語ってみた

3話まで見れば中毒に!?帰宅部活動記録の魅力を語ってみた

皆さんは「メタフィクション」というジャンルをご存じでしょうか?辞書的な意味では「フィクションについてのフィクション」と、少しわかりにくいのですが、


「このアニメ、3話なのにまだ人気に火がつかないんだよね~」


といったようなセリフを”アニメ内の登場人物”が発するような表現手法、というとピンとくる方も多いのではないでしょうか。実際に多くのアニメ作品で一種の笑いのスパイス的な要素として取り入れられているこの表現手法ですが、もはやスパイスどころではなく、それを前面に押し出して制作された結果、一部のファンから熱狂的な人気を誇るに至った作品があります。それが今回ご紹介する「帰宅部活動記録」です。この作品のメタフィクションネタ(略してメタネタ)や、それ以外の魅力について語ってみます。


画像引用元:© くろは/スクウェアエニックス・「帰宅部活動記録」製作委員会
■第1話からメタネタのキレがすごい!

「帰宅部活動記録」は、「帰宅部」という名前の部活を舞台に、放課後の時間を 棒に振る 楽しむ女子高生を描いた日常作品です。それ自体ギャグ漫画作品であるため、アニメにも当然ギャグ要素がふんだんに取り入れられるわけですが、これをアニメ化した制作会社が「NOMAD」。過去には「俺たちに翼はない」なども手掛けていたほか、最近では「邪神ちゃんドロップキック(1期・2期)」のアニメも手掛けています。


そんな「帰宅部活動記録」のメタネタは早くも第1話から炸裂。財閥の社長令嬢で超お金持ちな九重クレアの紹介パートでは、クレアのほんの些細な仕草にアニメのカットが大量に割り当てられ、主人公の安藤夏希に「このアニメ、(自主規制音)枚制限なんですから!」とツッコまれる場面が。さらにクレアのカットにコストをかけすぎたせいか、直後の夏希らの映るカットがまさかの色なし(作中では「これは原撮だ~」と称していた)に!


■メタネタアニメの地位を確固たるものにした第3話(?)

火災避難訓練がテーマのAパートのしめくくり、「だってこのアニメ、3話なのにまだ人気に火がつかない(火災だけに)!」という強烈なオチ。しかしこれは第3話(?)のネタの序章にすぎません。


続くBパートでは人気に火をつける、テコ入れのための作戦会議が急遽開幕。それもそのはず、アニメの3話は「視聴継続か、視聴中止かの分岐点!(道明寺桜)」。様々な意見が飛び交う中、塔野花梨が衝撃的な一言を発する。


「今回は3話じゃなくて、4話ですよ?」


■その後もメタネタの強襲は続く……

その後もメタネタの勢いは衰えず、「夏希のアホ毛をコンピュータ処理で消そうとしたところエラーでエンディングテーマが変わってしまう」とか、「大作RPGネタの途中で”大人の事情”で画面が全く関係ないものに差し替わる」とか、「暑いからといってスタッフが作画を極端に手抜きする」とか、「11話を最終回と勘違いして放送するエピソードがなくなったので12話はショートエピソード21個でつなぐ」とか、挙げればキリがありません。


帰宅部活動記録画像引用元:© くろは/スクウェアエニックス・「帰宅部活動記録」製作委員会
■メタネタだけじゃない!帰宅部活動記録のもう一つの魅力

ここまではメタネタにフォーカスして帰宅部活動記録の魅力をお伝えしてきましたが、この作品のもうひとつの魅力が「新人声優を積極的に起用している」こと。特に九重クレア役で声優デビューを果たした千本木彩花さんは、その後「甲鉄城のカバネリ」の無名役、「まちカドまぞく」の佐田杏里役など数々の作品でメインキャラクタークラスのCVを務めるまでになり、2017年の第11回声優アワードでは新人女優賞を受賞するなど、「帰宅部活動記録」でのデビューをきっかけに大きなステップアップを遂げた声優さんの一人です。


 



 


いかがでしたか?帰宅部活動記録は初回放送が2013年とかなり前ですが、現在でも十二分に通用するキレのあるギャグが詰まっており、「ギャグのためならなんでもする」という制作サイドの強いこだわりが感じられる作品です。現在放送中の「邪神ちゃんドロップキック」2期でも(帰宅部活動記録ほどではないものの)随所でメタネタが炸裂しており、どこか「帰宅部活動記録」に通ずるものを感じます。この機会にぜひ、「新しいギャグアニメのかたち」を体感してみてはいかがでしょうか。


最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。


 


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(あにぶ編集部/ヘス)
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