人気SF小説『夏への扉』、山崎賢人主演で初の実写映画化 舞台を日本に再構築

人気SF小説『夏への扉』、山崎賢人主演で初の実写映画化 舞台を日本に再構築

 1956年にアメリカで発表されて以来、世界中で愛されるSF小説『夏への扉』が、山崎賢人主演で初の実写映画化されることが、決定した。山崎は「SF好きな僕が、SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させていただけたことを、とてもうれしく思います」と胸を張る。公開は2021年。



【写真】多くの恋愛映画を手がける三木孝浩監督がSF作品に挑戦



 ロバート・A・ハインラインの原作小説について、本作の小川真司プロデューサーは「タイムトラベルものは『バック・トゥー・ザ・フューチャー』も含めて数々あれど、時間旅行ものというジャンルを確立させた古典中の古典」と、SF映画に多大な影響を与えたと語る。



 その名作を、本作では日本を舞台に再構築。1995年から2025年へ時を超え、人生のすべてを奪われたロボット科学者が、未来を取り戻す冒険物語として描かれる。メガホンをとるのは、『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(16年)や『フォルトゥナの瞳』(19年)などで知られる三木孝浩監督。脚本は三木監督と『陽だまりの彼女』(13年)でタッグを組んだ菅野友恵氏。



 山崎演じる主人公は、ロボット開発をする科学者の高倉宗一郎。穏やかな日常の中で、研究に没頭する日々を送っていたが、信頼していた共同経営者と婚約者の裏切りにあい、自身の会社も発明途中のロボットも奪われてしまう。さらに宗一郎は、人体を冷凍し未来に行ける装置・コールドスリープに入れられ、目が覚めると、2025年の東京に。すべてを失ったことを知った宗一郎は、変えられた運命を取り戻すため、30年の時を超えてリベンジを誓う。



■キャスト・スタッフコメント全文

・山崎賢人(高倉宗一郎役)

もともとSF好きな僕が、SF小説の原点ともいえるような名作をもとにした作品に出演させていただけたこと、そして三木監督と一緒にこの作品を作ることができたことをとてもうれしく思います。

『夏への扉』はSFという非現実的な世界観の中で、宗一郎や周りの登場人物が見せるあきらめの悪さを描いた人間臭い物語です。

1995年を舞台にしたレトロでチャーミングなセットや、SF要素全開のセット、90年代の衣装に近未来的な衣装…毎日ワクワクしながら現場を過ごしました。まだ映画を見られていないのですが、各部署がこだわりぬいて作った世界がどのように映画として形になっているのか、僕も今から楽しみです。

原作とは違った映画ならではの設定も加わり、とてもすてきな映画になっていると思います。愛おしくて、ワクワクするような、そんな映画をお届けできる日を楽しみにしています。



■三木孝浩監督・小川プロデューサーコメント



・三木孝浩監督

古典中の古典である名作SF小説『夏への扉』を今の日本で映画化???最初、小川プロデューサーからこの企画の話をいただいたとき、そのチャレンジのあまりの無謀さに不安を感じる一方、それ以上にワクワクしてしまっている自分がいました。

思い返せば、幼きころに見て心躍らせた80年代ハリウッドSF映画は、まさにこの原作のような、荒唐無稽だけどどこかファニーでドキドキするアトラクションのような作品ばかりでした。そんな原作を日本で実写化するチャレンジャーとして任命されたことを本当に光栄に思います。

同じくこの企画に賛同し集まってくれたステキなキャストの皆さんと共に、やるからにはあのころの自分と同じように心躍らせながら老若男女みんなで楽しめるエンタテイメント作品に仕上げたいと思います!



・小川真司プロデューサー

オールタイムベストのアンケートをとれば常に上位、SFファンの間で名作の誉れ高い『夏への扉』。1979年の初読以来、映画化はずっとずっと個人的な夢でした。原作者は『機動戦士ガンダム』の設定に影響を与えハリウッドでも映画化された『宇宙の戦士』(映画タイトル『スターシップ・トゥルーパーズ』)で有名なSFの巨匠作家ロバート・A・ハインライン。タイムトラベルものは映画『バック・トゥー・ザ・フューチャー』も含めて数々あれど、時間旅行ものというジャンルを確立させた本作は後の作品に大きな影響を与えた古典中の古典と言えるでしょう。

だからこそ映画化という高いハードルを乗り越えるためには強力な監督脚本コンビが必要で、『陽だまりの彼女』でいっしょに組んだ三木孝浩監督と菅野友恵さんしかいない!と2人に依頼、再びタッグを組んでいただきました。そしてピュアさ誠実さの表現に関しては当代随一の山崎賢人さんを主演に迎えることができました。重要な登場猫のピートと山崎さんの共演も大きな見どころのひとつです。どん底からの逆転とタイムトラベルをミックスしたストーリーの面白さをあますところなく入れこんだ本作、未来が不明瞭な今だからこそ、皆さんに早くお届けしたいと思っています。
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