別所哲也、濃厚接触の線引きに疑問 コロナ禍での撮影に問題提起「ラブシーンはどうする?」

別所哲也、濃厚接触の線引きに疑問 コロナ禍での撮影に問題提起「ラブシーンはどうする?」

 俳優の別所哲也が2日、オンライン上で行われた、アジア最大級の国際短編映画祭『ショートショート フィルムフェスティバル & アジア』(SSFF & ASIA)のオンライントークイベントに登場した。



【写真】本田哲也氏らも参加したオンライントークの模様



 オンラインシリーズ第3回目となる今回は、別所のほかゲストに株式会社電通 クリエイティブディレクター・小説家の高崎卓馬氏と株式会社本田事務所 代表取締役でPRストラテジストの本田哲也氏を迎え、テーマである「withコロナ時代の広告の在り方/ブランデッドムービーの魅力や可能性」について語った。



 テレビドラマの放送延期、映画の公開延期、そして撮影中断など、大きな影響を受けたエンタメ業界。現在は徐々に再開されつつあるが、役者の仕事としても影響が出た別所は「キスシーンできるのか? 濃厚接触はどこまでで、ラブシーンはどうするのか? 大人数の撮影はどうするのか? ロケバスは1台で済んでいたものが、3台必要になるとか。そこまでしてロケに行く必要はあるのか?」と業界が抱える今と今後の問題を明かした。



 続けて「広告(業界)もそうだと思うのですが、(作品を)作るための発想がクリエイティブ以前にフィジカルな制約がありますよね?」と、ほかの関連業界が抱える現状の問題についてゲストの2人に質問。



 広告業界を代表して高崎氏は「この半年間を我慢すればいいのか? ずっと続くのか?という判断がつかない」と大きな問題だとし「『半年の我慢だ!』とやっている人と、『ずっと続く!』と思ってやっている人がいて、その温度差が、ちょっと微妙な波を持っているというか…」と、日々変わる新型コロナの感染拡大状況に振り回されて「安定しない」と話した。



 PR業界を代表して本田氏は「例えばPR業務に従事者している方は、メディアや編集者の方にお会いして相談することが重要な活動。それが一気にできなくなったのは、大きな影響だったと思います。営業活動もそうだと思いますが、直接お会いして対面で話すことで伝わる熱量、情報量、関係性の構築維持ですとか、PRの仕事って重要だったりする」と抱えている問題を説明。



 マスコミの取材はオンライン上で行われることが現状あるが、「今までのやり方としては(あまり)ないことなんですよね。なのでクライアントさんも我々、メディアの方もそうだと思うのですが、みなさんにとって初めての体験なので『どういう成果を生むのか』は、これからですよね」と、今後出る今の仕事の“真の成果”に期待した。
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