松岡禎丞&加隈亜衣、エロス“真面目”に向き合う 物議アニメ『ド級編隊エグゼロス』裏話

松岡禎丞&加隈亜衣、エロス“真面目”に向き合う 物議アニメ『ド級編隊エグゼロス』裏話

 「“HERO”はHとEROで出来ている」がキャッチコピーで、3日より放送がスタートしたテレビアニメ『ド級編隊エグゼロス』。人々のエロスの源を奪い人類の緩やかな絶滅を企む侵略種族・キセイ蟲に、EROS(エロス)をH(エ)ネルギーに変えて戦う高校生・炎上烈人とヒロイン・星乃雲母ら美少女たちによる思春期“H”EROコメディーだ。原作は『ジャンプSQ.』にて連載中で、「エロス」な描写もあることから映像化は不可能とされていたが、無事に放送されると「地上波ギリギリだろ、これw」「このご時世に放送して大丈夫か?」などと“お色気”シーンが話題となっている。そこで烈人役の松岡禎丞、雲母役の加隈亜衣のインタビューを実施し、該当シーンについて聞いてみると「攻めた作品ですが、我々は真面目に取り組んでいます!などと裏側を話してくれた。



【画像10枚】物議だらけの”エロス”満載!アニメの場面カット



■H+ERO=HERO(ヒーロー)に「ヒットする可能性を感じました」 今後はさらに過激に…



 第1話は、烈人と雲母の小学校時代が描かれており、キセイ蟲と出会ったことで、雲母は性格が一変し「鋼鉄の処女(アイアン・メイデン)」と呼ばれるほど、男性を毛嫌いするように。その後、2人は同じ高校のクラスメイトとなり、ある日、一緒に下校しているとキセイ蟲に遭遇する。だが、過去に雲母を救えなかったことが心残りだった烈人は、キセイ蟲を倒す組織「エグゼロス」に加入し“ヒーロー”になっており、キセイ蟲を倒すのであった。



 一見、王道の戦隊作品のように見えるが、原作漫画含めて戦闘シーンなどでは服が破けたりするなど、ちょっぴりエッチな部分があり、これが「映像化は不可能」と言われた理由でもあった。そして、アニメでは雲母の大事な部分は“光”や“☆”で隠す演出がされており、放送されるとファンからは「ギリギリ攻めたな~」「いや、これはアウトだろ」「映像で見ることが出来てうれしい」など、さまざまな意見が飛んだ。



 そんな話題騒然の作品に出演している松岡、加隈の2人に「出演が決まった時の心境」を聞いてみると、松岡は「それなりの何かを求められていると感じていたので、やらせていただく以上は全力で演じ切ることを心掛けておりました。原作を読んだ時の印象は『衝撃的!』の一言に尽きました。今の世の中で『これを連載しているのか!? 放送していいのか!?』と驚きましたが、同時に“H”+“ERO”で“HERO”で作品がヒットする可能性を感じました(笑)出てくるワードも面白いですよね、“オナ中”などなど…、攻めた作品です」とニヤリ。



 一方、加隈は「原作を読んだ時は、かわいい絵柄がまず目についたので、『こんなかわいい女の子たちが脱がされていくのか~』と思っていました。そしてタイトルの印象通り、世界観は攻めていました(笑)。みなさん、アニメ第1話を視聴したと思いますが、序盤はまだ控え目です」と今後はさらに過激になっていくと説明した。



 ストーリーの世界観は奇抜さが目立つが、公式サイトのキャラクターの設定を見ると、烈人は『初恋の相手・雲母がキセイ蟲によって心を閉ざしてしまったことが許せず、もう誰にもこんな思いをさせたくないという一心から、ヒーローになった』と、しっかりした男の子だとわかる。



 役作りについて松岡は「僕が今まで培ってきた技術のすべてを注ぎました。『ここに小細工は必要ないな!』と思いっきりやりました! ただ、やり過ぎたのでオーディションが終わったあと『あ、受からないな』とは思いました」と苦笑。「出演が決まり、キャストの名前を聞いて『そうきたか、これはいけるな!』と、ヒットするビジョンが見えました」と語った。



 加隈は「私自身、雲母のツンツン感やテンション感は似ている部分が多かったので、役作りにおいて特別なことはしませんでした。作品的に“エロス”の部分が注目されがちですが、キャラクターの“心情”をしっかりと描いているので、キャラクターの感情をストレートに表現することが大事だと感じました」と冷静に分析した上で挑んだと明かした。



■“エロス”シーン、コメディー意識せず 珍ワード飛び交う現場に困惑



 お色気シーンもある作品において、収録現場の雰囲気は一体どうなのか? 松岡は「根底が“戦隊作品”ですので『真面目に戦っていく』『真面目に救っていく』というのがあります。演者側はコメディー作品として捉えているというより、世界を危機から救う作品として見て収録に挑んでおります」と説明。「音響監督さんから『コメディー風にはしないでほしい』と指示がありました。この作品において、エロく見えるのは結果であって副産物。なので我々は一切、笑わそうとは思っていないのです。我々は至って真面目です」と訴える。 しかし、雲母の大事な部分を「☆」や「光」で隠す演出は「見たことのない隠し方ですよね…」と苦笑いし、「エグゼロスの現場はテンションが毎回おかしくなる。普段の現場では出していけないワードも、この作品の現場ではみなさんオープンに話していて、ここまで恥ずかしがらずに言える現場は初めてでした。アフレコ時は、色はないのですが、女の子キャラの裸画像を見ているので、感覚がおかしくなっています」と困惑していた。



 女性キャストの場合、いくら仕事とは言え現場での恥ずかしさは強く感じると思うが、加隈は「雲母の場合、気恥ずかしさは持っていた方がいいと思っています」と“恥ずかしい”感情を抱く大切さを強調。「感情の動きがとても大事な作品で、10代で学生、恋心を持った女の子なので、恥ずかしさは持ちつつ演技に影響が出ないようにするという、このバランスを取るのは毎回大変ですが」とさじ加減が難しいことを明かした。



 最後に、キャッチコピー「“HERO”はHとEROで出来ている」にちなみ、自身は一体「●●と●●で出来ている」のか聞いてみた。松岡は「演と技です! この職業である以上、切っても切り離せないもので、演技というのは“嘘”だと思うのですが、それを本物にするのが我々の仕事。さらに演技を追求したいですね」と言葉に力を込めた。「また“縁義(えんぎ)”として、挫折しそうな時、仲間たちに助けられたことが多々あったので、人とのつながりという意味でも僕にとって“えんぎ”という言葉は大切です」と打ち明けた。



 すると、加隈は「急に良いこと言うのやめてくださいよ!(笑)」とツッコミを入れつつ「私は…“おいしいご飯”と“考察”です。常に人と比べてしまうことが多く、『あの方の技術すごいな』『なぜ、あんなことが出来るんだろう』など、今の自分に満足感がないのか、人に対しての憧れがすごく強いんです」と本音を吐露。「なので母から『何を考えているの?』と言われてしまうことも多々ありまして…(笑)。相手の思考回路や感覚などを知りたいという欲求が強いのかも知れません。頭をフル回転しているので、カロリー消費が多いからなのか、ご飯をすぐ食べたくなるのかも知れませんね」と冗談を交えつつ自らの“核”を話してくれた。
カテゴリ