二宮和也主演の映画『浅田家!』に菅田将暉ら 消防士姿の“家族写真”も公開

二宮和也主演の映画『浅田家!』に菅田将暉ら 消防士姿の“家族写真”も公開

 人気グループ・嵐の二宮和也が主演で妻夫木聡が共演する映画『浅田家!』(10月2日公開)の追加キャストとして、平田満、風吹ジュン、黒木華、菅田将暉らが出演することが16日、発表された。また、“浅田家”の4人が消防士に扮した家族写真と、予告編映像も公開になった。



【動画】映画『浅田家!』の予告映像が解禁



 本作は、父、母、兄、自分の4人家族を被写体にユニークな家族写真を送り出している浅田政志氏の写真集『浅田家』と、東日本大震災で泥だらけになった写真を持ち主に返すボランティアに参加した浅田氏が、作業に励む人々を撮影した『アルバムのチカラ』の2冊の写真集が原案。物語は、4人家族の次男坊として育ち、幼い頃から写真を撮ることが好きで、写真家になった浅田政志(二宮)を主人公に、家族の「愛の絆」「過去と今」をユーモアを交えながら“家族とは何か?”を深く問いかける。劇中で妻夫木は政志の兄・幸宏を演じる。



 追加キャストは、看護師の妻の代わりに家事全般を担当し、温厚な政志の父を平田、浅田家のムードメーカー的存在の母を風吹が演じる。そして、政志の幼なじみの若奈を黒木、写真洗浄のボランティアで政志が出会う東北の大学院生・小野を菅田が演じるほか、渡辺真起子、野波麻帆、北村有起哉の出演も決まった。



 予告映像は「消防士」「極道」「レーサー」「選挙活動」「ヒーロー」など、浅田家の4人の“なりきり家族写真”が登場。「きょうは息子を自慢したい!」という父の言葉で幸せな時間が流れる一方、東日本大震災で家族を失った少女と出会った政志。そして、小野とともに家族に写真を届ける活動に奮闘する。映像の最後は、大粒の涙を浮かべながら、ファインダーをのぞく政志のシーンで締めくくられており、「一枚の写真のチカラを信じて」成長していく彼の姿が描かれている。



 同じく解禁された消防士の家族写真は、浅田氏自ら撮影を行い、原案の『浅田家』の表紙を再現。キャスト陣も浅田氏のミリ単位のディレクションに従い、全力でなりきったという。また、ポスタービジュアルは、政志の柔らかい表情を中心として、家族・恋人・友人たちが集結。たくさんの人々の思いと力を借りて写真家になった政志の人物像が垣間見えるような、ビジュアルが完成した。



 『湯を沸かすほどの熱い愛』(2016年)などを手がけ、本作のメガホンをとる中野量太監督は「平田さん、風吹さん、黒木さん、菅田さんが演じた4人は、実在する人物です。だからと言って、似た人をキャスティングしたわけではありません。僕がお芝居を信じていて、ご一緒したかった4人なんです」と話す。



 「平田さんには、口数が少なく無骨だけど優しい父を、風吹さんには、明るくハキハキしたキュートな母を、黒木さんには、ホワっと柔らかいのに行動力と信念のある恋人・若奈を、菅田さんには、少しシャイで穏やかな中に情熱を秘めた東北で出会う小野を、それぞれ望みました。結果、実在する4人と雰囲気や存在感まで、とても似ることになった役者魂に驚きました。平田さんと風吹さんは、見た目までそっくりです」と絶賛のコメントを寄せた。



■キャストコメント全文



・平田満(政志の父・浅田章役)

『浅田家』の写真集を見て、何かになりたい気持ち、なりきる遊び心に心を奪われました。実際に同じシチュエーションで撮影してみて、こんなに楽しいのかと思いました。また、撮っていくうちにどんどん家族らしくなっていくのが不思議でした。あの写真撮影のおかげで何の気負いもなく、心から楽しんで「浅田家」の一員になれたような気がします。



・風吹ジュン(政志の母・浅田順子役)

映画初日から異例も異例。リアル浅田家訪問が初顔合わせと言う耳を疑うユニークなスタート。お母さんとの対面もプレッシャー以上にありがたく、監督の思いをズシリと重く感じる貴重な時間となりました。超激レアコスプレもさることながら、多幸感に包まれる日々が撮了まで続くのでした。

二宮さんは不思議にゆる~く温かい空気感を漂わす方です。演技のスイッチがどこで入ったか分からないほどの自然体! うれしいことに私を「かあちゃん」と呼んでくださいます。



・黒木華(政志の幼なじみ・若菜役)

中野監督とのお仕事は初めてでしたが、柔らかい雰囲気が常に流れている、温かい現場でした。浅田さんご本人が劇中の写真を撮られていて、こうして映画になっているご自分をどういう目線でご覧になってるんだろう…と興味深かったです。

二宮さんとは『母と暮せば』以来の共演でしたが、現場の空気をすごく和やかにしてくださり、細やかなところに目を向けられる方だなと思いました。お芝居にもそういうところが出ているといいますか、気負わず演技ができるので楽しかったです。



・菅田将暉(写真洗浄のボランティアで政志が出会う東北の大学院生・小野役)

写真集の『浅田家』を友だちの家で見たことがあり、当時「面白いことするな」「家族っていいな」と笑いながら感動した記憶があります。そんな中この映画のお話をいただき脚本を読みびっくりしました。

ひとつは、震災が描かれていること。そしてもうひとつは、表現者はやはり表だった行動で培われるだけではなく、日常にこそ愛情を持って接していること。その奥行きの深さに感動しました。写真と言う景色と人と時代と文化が手に触れられる形で残るもの。改めてそのぬくもりを大事にしたいなという思いで参加させていただきました。いまだ続いている冷えてしまった心、どうか少しでもあたたかくなりますように。

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