佐藤満春、受け身で際立つ個性 異色の深夜ラジオ生特番が好評

佐藤満春、受け身で際立つ個性 異色の深夜ラジオ生特番が好評

 お笑いコンビ・どきどきキャンプの佐藤満春が、12日深夜に生放送されたニッポン放送の特番『佐藤満春のあなたの話、聴かせてください』(深1:30)でパーソナリティーを務めた。構成作家としても活躍し、同局では『オードリーのオールナイトニッポン(ANN)』(毎週土曜 深1:00)でもおなじみの“サトミツ”が、深夜にリスナーの話を延々と聞き続けるという異色の特番。ゲスト、リスナーの熱量、それを受け止めて話を広げていくサトミツの技術が光った放送となった。



【写真】どきキャン・サトミツ “棒”バカ売れに喜び



 番組では、語り尽くしたい好きなものの話、誰にもわかってもらえない趣味、どうしても伝えたいことなどといった熱のある話を、聞き上手で目立たない男・佐藤が延々と聞き続ける。電話、音声コメント、メール、あらゆる形でリスナーの思いを受け止め、発信していく。放送後にアップされた佐藤のブログ『水に流せない日常』によると、これまでたくさんの番組企画書を提出し、それがきっかけで今回の特番にいたった。



 冒頭からリスナーと電話をつなぎ、リスナーのカラーコーン愛を聞いていく展開に。佐藤と同じく“トイレBIG3”として名を連ねる山寺宏一が電話出演。山寺は「BIG3なんて、サトミツ師匠に比べたらね…」と恐縮しながらも、佐藤と熱いトイレ談義を繰り広げ、最後には自身が声優を務める『それいけ!アンパンマン』のチーズ、カバオくん、ジャムおじさんの声も披露するなど、サービス精神旺盛に出演を終えた。その後、同じく“トイレBIG3”のくるり・岸田繁がコメント出演し、熱いトイレ愛を語ると「今も追い続けております。BIG3での企画も楽しみにしております」と呼びかけた。



 その後も、ダーリンハニーの吉川正洋が小田急線に関する考察を熱弁し、土屋礼央がレギュラーラジオへのリモート出演にあたって用意したという18万円のコンデンサーマイク、ダイナミックマイクを使った壮大な“実験”を披露。佐藤が興味深く聞き入りながら、絶妙な合いの手を入れることで、熱量あふれるマニアックなテーマでも、リスナーが引き込まれていった。出演者にとっても貴重な場となったようで、土屋は自身のツイッターで「サトミツ君の魅力たっぷり。深夜ラジオの新しい形を耳にした気がする」とつぶやいた。



 パーソナリティーの佐藤は、前述のブログで放送を終えた感想を「やはり何かが好きな人の話、何か伝えたいことのある人の話は、自然に引き込まれてしまいます。そこにプロもアマも年齢も性別も差異はありませんでした」とつづった。日本語で「個性」と訳される“パーソナリティー”という言葉の通り、メインで話す人物が何に興味を持ち、どんなことを話すのかというのが深夜ラジオの醍醐味であったが、自身もさまざま趣味を持つ佐藤が、今回は“受け身”で出演者の話を聞き続ける姿を通して、その個性が浮かび上がってくるという貴重な特番となった。



 音楽にも精通している佐藤の選曲も光り、リスナーからも好評を博した『佐藤満春のあなたの話、聴かせてください』は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
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