コロナに翻ろうされた高校球児を取材 “夏の甲子園”特番8・23放送

コロナに翻ろうされた高校球児を取材 “夏の甲子園”特番8・23放送

 8月の風物詩ともいえる“夏の甲子園”だが、今年は新型コロナウイルスの影響を受け、『第102回全国高等学校野球選手権大会』は中止に。しかし、きょう10日から17日にかけて、“春のセンバツ”(第92回選抜高等学校野球大会)に出場を決めていた32校が、兵庫・阪神甲子園球場に招待され、1試合ずつを行う『2020甲子園高校野球交流試合』が開幕した。高校生活をかけて野球に打ち込んできた球児たちの軌跡と“今”を取材して作る『高校野球特番 2020君だけの甲子園』が23日(後9:00~10:54)、テレビ朝日系で放送される。



【写真】長島三奈、ヒロド歩美アナの取材の様子



 番組では、長島三奈、古田敦也、ヒロド歩美(ABCテレビアナウンサー)が、野球に青春を捧げた球児たちの笑顔と涙、そこから生まれた数々のドラマを届ける。



■長島三奈が平田高校(島根)の球児たちを継続取材



 長島は、11日に創成館高校(長崎)との交流試合が予定されている平田高校(島根)を取材。出雲市・平田町の人口は約7000人。平田高校の野球部は、「地元を愛し、地元から愛される」小さな町のヒーロー。子どもたちへの野球教室など地元への貢献が高く評価され、“21世紀枠”で春のセンバツ出場が決定していた。しかし、新型コロナウイルスの影響を受けて大会は中止、創立104年目にして手にした甲子園への切符は幻となってしまった。ぼう然としながらも「夏は自力で甲子園へ!」と気持ちを新たに自宅で自主トレに励む球児たちだったが、追い打ちをかけるように、5月には夏の甲子園も中止という悲報が…。その後、打ちひしがれる球児たちに朗報が舞い込む。交流試合が開催されることになり、創立104年の歴史の中で、初めて甲子園の土を踏むことがかなうのだ。



 今回、昨年から取材を続けていた長島が、激しい運命にほんろうされた3年生の“最後の夏”を取材。また球児を見守り続け、共に甲子園での試合を待ち望んだ平田町の方々。悲願の1試合はコロナ禍のためアルプススタンドには行けないが、地元から応援する姿を取材すえう。球児たち、平田町の人々が経験した悲しみや、野球からもらった喜びなど、その涙と笑顔の裏側に迫えう。



■ヒロド歩美アナは閉校する新城東高校(愛知)“ラストナイン”を取材



 ヒロドアナが取材するのは、2021年3月で閉校が決まっている新城東高校(愛知)野球部。“新城東高校”に強い思い入れをもつ4番・サードを務める丸山航矢くんは、連合チームではなく、「9人だけで新城東として最後まで戦いたい」と涙ながらに宣言し、仲間と練習に励んできた。最後に入部してきた9人目の元サッカー少年・板倉和哉くんの血のにじむような努力もあって、ギリギリ9人の単独チームで試合に挑めることになったのだが…。彼らを待ち受けていたのは選抜大会の中止と、ここまで導いてくれた監督の異動による退任だった。なんとしても9人で監督やこれまで支えてくれた親に勝利を届けたい――最後の大会となる愛知県独自大会では、相手校も9人の高校と対戦。雨天中断、大逆転など数々の奇跡が起きた。さらに、投手が骨折するという最大のピンチを乗り越え、完全燃焼した“ラストナイン”最後の奇跡を伝える。



■長崎商業高校(長崎)の“家族の絆”も紹介



 ヒロドアナは長崎商業高校(長崎)の野球部への取材も敢行。5月20日、夏の甲子園中止が発表された際、グラウンドで泣き崩れる姿が多くのメディアで報道され、日本中が涙した野球部の“最後の夏”を追いかける。言葉を詰まらせながら両親への思いを語った副主将・堺直孝くん。仕事をしながら食事面でサポートをしてくれた母、13年前から夜の特訓に付き合ってくれた父との深い“家族の絆”を追う。絶望に泣き崩れたあの日から気持ちを切り替え、長崎県の独自大会に挑む部員たちの姿、そしてそれを見守る親の思いとは? 



■古田敦也は令和のニューヒーローを取材



 古田敦也は、「古田敦也が行く!令和のニューヒーロー探訪」企画を担当。本来ならば、夏の甲子園で主役になるはずだった注目の選手を取材。甲子園で行われる交流試合をすべて観戦する予定の古田が、現地で取材したニューヒーローたちの“スゴさ”と、その魅力を紹介する。



■監督・球児の「最後のコトバ」を紹介



 番組では、この夏、憧れの甲子園の土を踏むことができなかった球児たちの試合や、そこで生まれた数々のドラマも紹介。例年とは違う2020年の夏、そこには高校の数、そして球児の数だけドラマがある。都道府県独自大会で優勝したにもかかわらず甲子園に行けなかった監督が球児に贈る言葉、球児が親に伝える感謝の気持ち、そして仲間たちと行う最後のミーティングであふれ出す思い…。野球に青春を捧げた球児たちのドラマとともに、この夏だからこその「最後のコトバ」も紹介する。
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