戦争映画『この世の果て、数多の終焉』ショッキングな冒頭映像解禁

戦争映画『この世の果て、数多の終焉』ショッキングな冒頭映像解禁

 第二次世界大戦末期、フランス領インドシナの凄惨な戦場のリアルを描いた戦争映画『この世の果て、数多(あまた)の終焉』(8月15日公開)の冒頭映像が解禁された。



【動画】映画『この世の果て、数多の終焉』冒頭映像



 本作は、1945年3月9、日本軍が武力を行使してフランス領インドシナのフランス軍を武装解除し、フランスの統治を終わらせようとする作戦「明号作戦」が実行された。大けがを負うもただひとり生き延びたロベールは、兄を殺害したベトナム解放軍の将校ヴォー・ビン・イェンへの復讐を誓い、部隊に復帰する。



 しかし、険しい密林でのゲリラとの戦いは苛烈を極め、憎きヴォー・ビンの居場所は一向につかめなかった。その悪夢のような日々のなか、マイというベトナム人の娼婦に心ひかれるロベールだったが、復讐の怨念に駆られる彼はもはや後戻りできない。やがて軍規に背く危うい行動を繰り返し、理性を失ったロベールは、さらなるジャングルの奥地に身を投じていくのだった……。



 解禁された冒頭映像のファーストカットでは、ギャスパー・ウリエル演じる主人公のフランス軍兵士ロベールが、ベンチで俯いている姿が映し出される。やがて、カメラに目線を向けるロベール。意味深な表情を浮かべるロベールの姿をカメラは長回しで捉え続け、突如、不穏な劇伴が流れ始める。ポスタービジュアルにも使用されている、幻想的で印象的なカットだ。その後、場面は一変して、おびただしい数の死体が映し出される。日本兵がその死体の山に銃弾を浴びせるショッキングな場面だ。



 ひとりの若きフランス人兵士の壮絶なる肉体と魂の彷徨を通して本作があぶり出すのは、まさしくこの世の地獄というべき戦場の生々しい現実。透徹したリアリズムにほのかな幻想性が入り混じった映像世界、観客に想像と解釈の余地を広げた独特のストーリーテリングで、多くの日本人にとって知られざる、衝撃的な歴史の闇をえぐり出していく。



 同映画は、8月15日よりシアター・イメージフォーラムほかにて全国順次公開される。



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