鈴木京香、コロナ禍に思う「やはりこの仕事が好き」 『未解決の女』インタビュー

鈴木京香、コロナ禍に思う「やはりこの仕事が好き」 『未解決の女』インタビュー

 テレビ朝日系木曜ドラマ『未解決の女 警視庁文書捜査官』(毎週木曜 後9:00~9:54)に出演する鈴木京香。緊急事態宣言発令中は、例外なく自宅待機を余儀なくされたが、「すごく有意義な経験にしたいと思う」と語る。



【写真】新レギュラーの谷原章介&皆川猿時



 同ドラマは、警視庁捜査一課「特命捜査対策室」第6係(文書解読係)に所属する肉体派熱血刑事・矢代朋(波瑠)と、文字フェチの頭脳派刑事・鳴海理沙(鈴木)がバディを組み、“文字”を糸口に未解決事件を捜査するミステリー。2018年4月期に木曜ドラマ枠の新作として放送され、19年4月28日放送のドラマスペシャルを経て、Season2に突入する。



 「めったにないくらいバラエティーに富んだキャスティングで、撮影スケジュールに変更が生じる中、Season2の撮影に入れて本当によかった。このドラマは、持っている、と思うんです」



 4月期に放送された主演ドラマ『行列の女神~らーめん才遊記~』は3月にクランクアップしていた。



 「こんなにお休みしたのは初めてだったかもしれないですね。『未解決の女』の台本はだいぶ前からいただいていたので、先行きの見通しがまったく立たない状態で待っていたわけではなく、自粛期間が明けたらこれをやるんだ、と前向きな気持ちで過ごすことができました。理沙は難しいせりふが多いので、いつも苦労しているのですが、準備と理解を深めることができたと思います」



 『未解決の女』の理沙は、わずかな文章から書き手の性格や思考を言い当てる類まれなる能力の持ち主。文書の解読によって未解決事件捜査の突破口を見いだす一方、「人より文字が好き」と豪語し、周囲に辛らつな言動をすることも。いつも冷静に見えて、予想外のことが起きると激しく動揺するなど、かわいい面もある。



 「Season2では、理沙はすっかり(矢代)朋ちゃんに頼りきっています(笑)。朋自身の成長もあるし、人見知りな理沙が、朋にだけは心を開いてきているというのもあると思います。実は理沙には苦手なことがたくさんあって、それがどんどん表に出て、クールで知的…だけではない、変人ぶりが膨らんでいる。6係のシーンはより和気あいあいとしたものになっています。私も変人という意味では近いものを感じるので(笑)、どんどん楽しくなっています」



 Season2では、ドラマスペシャルに京都府警捜査一課の刑事・国木田哲夫役でゲスト出演した谷原章介が、新レギュラーとして加わる。



 「谷原さんご本人も予想外だったそうですが、結果、それが実現して、良い展開につながっています。1話完結で収拾をつけていく面白さもありつつ、1話1話積み重ねていけるのもうれしいですね。どんどん育っていくドラマなんじゃないでしょうか。そういう意味でも、恵まれた、持っているドラマだと思います」



 スタッフ・キャスト一丸となって、感染防止対策と妥協なきドラマ作りの両立に奮闘している。



 「特にスタッフは細心の注意を払って、今まで以上に大変だと思いますが、私たちはフェイスシールドにマスク、距離を保つ…という新しい撮影にもだいぶ慣れて、そんなに苦ではなくなっています。感染対策もやっていくうちにより良い方法が見つかっていくと思いますし、工夫していけばあきらめなくていいんだ、という気持ちです」



 コロナ禍を経て思うことは?



 「やはりこの仕事が好きなんだな、ということ。社会も私たちの業界もまだまだ不安な状態ですが、自分とじっくり向きあえただけでも意味があったと思いたいです。今まで不要だと思っていたものやことが実は必要であったり、必要だと思い込んでいたことが実は不要だと気づいたり。これからどのように過ごしていけばより良いか、を考えることができました」



 ちなみに自宅待機中は「犬に新しい芸を教えていました(笑)。いままでやったことがないことをやってみようと思って、はじめたのがぬか漬け。以前はそんなに好物ではなかったのですが(笑)、いまも続けています」
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