関ジャニ∞ 安田章大の写真集発売が決定 脳腫瘍の闘病中の写真も収録「僕に触れてみて」

関ジャニ∞ 安田章大の写真集発売が決定 脳腫瘍の闘病中の写真も収録「僕に触れてみて」

 人気グループ・関ジャニ∞の安田章大(35)による『安田章大写真集 LIFE IS』が、9月24日にマガジンハウスから発売されることが決定した。“写真界の芥川賞”と称される木村伊兵衛賞を受賞した、気鋭の写真家・岡田敦氏が撮影を担当。『生と死の輪廻』をテーマにこれまでのアイドルの写真集とは一線を画すアーティスティックな作品に仕上がっている。また、2017年2月9日に受けた脳腫瘍のひとつである「髄膜腫」の手術前後の病室の様子を収めたミニブックも付属する。



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 闘病中の自身の姿を見てもらうというのも、安田が伝えたかったことのひとつ。手術前後の病室でのありのままの姿や、腫瘍が映るMRIの画像からは、死の恐怖と闘う安田の姿が浮かび上がる。腫瘍をうまく切除できるのか、手術が無事済んでも、再び歌ったり踊ったりができるのか。その苦悩や葛藤は相当なものだった。しかし、一日も早く芸能活動に復帰することを決意。病のことは伏せたまま、アイドルとしてのステージに戻って来た。



 早々に芸能活動に復帰したため、どれほどの大病だったかはあまり知られていない。しかし現在も手術の後遺症があり、普段は色付き眼鏡をつけないと生活が困難となった。この手術の日を境に、安田の心に大きな変化が生まれる。



 死を身近に感じたことで、大きく意識が変わった安田は、この経験を形にして伝えたいと思い立つ。「経験したことを赤裸々に見せることも、大切なんじゃないのか。ラッキーなことに、届けられる仕事をしている。だったら、届けないでどうする」と決意した。



 2018年末、同社の女性グラビア誌『anan』で実施された「色気の哲学書」という対談企画でかねてからファンだった岡田氏と初対面。10年に渡り、写真集や個展を通して、岡田氏の写真を追いかけていた安田のオファーで実現した対面では、お互いのクリエーションについて熱く語り合い、意気投合。安田は「『伝えるためには?』と思い立った時、即座に岡田敦さんが浮かびました。五感すべてで感じることが出来る写真家なんです。10年以上片思いをしてた岡田敦さんに、応援してくださっている大切なみなさんが見たことのない等身大の僕を写して欲しい」という想いを抱いた。



 交流を深めながら、何度となく、写真集の可能性についてディスカッション。こうして企画が生まれたのが、2019年春。『生と死の輪廻』というテーマからは生と死はいつも隣り合わせにある。一度は覚悟した死から立ち上がり、生のありがたさを実感しつつ、同時にまた、生きていくことは死に向かうことでもある。病を克服した安田だからこそ表現できる、生々しい世界観。ロケ地には、美しくも厳しい自然が広がる北海道が選ばれた。



 北海道ではスタイリスト・袴田能生氏、ヘアメイクにヤマサキヨーコ氏と安田のことをよく知るスタッフが結集し、雪の舞う根室でロケを敢行。地元で活動するボランティア団体(根室・落石地区と幻の島ユルリを考える会)の協力を得て、ハードな撮影をこなしました。安田は「無償のご奉仕には感謝しかありません。人と人との繋がり、人の温もりの確かさ、ありがたさを心から感じました。ままならない環境の中、現場にいた5人が五角形の形を自在に変えながら対応していく。それぞれのクリエーションを、存分に発揮できたと思います」と手応えをみせる。



 そして安田と岡田氏のたっての希望で、中島秀樹氏によるアート・ディレクションが実現。かねてから、岡田氏の写真を高く評価していた中島氏ですが、想定していた構成案を、大胆な発想で次々まとめ直していった。見開きの写真の迫力を活かすため、綴じの部分が平たく開く「クータ・バインディング」という特殊な製本を採用。写真集としてのクオリティの高さを徹底的に追究。生から死へ、そしてまた、死から生へ。一枚一枚の写真が、引き込まれるようなストーリーとして完成した。

 

 なお9月16日発売の『anan』では特別記事を掲載。安田、岡田氏、中島氏の3人による、製作秘話座談会で、この写真集にそれぞれが込めた思いを語る。発売に先がけて、写真集から特別に抜粋したカットも掲載される。



■安田章大コメント



命のこと、輪廻のこと、

読み手によっては語れば語るほど押しつけがましくなるものだと感じています。

ただ、経験値は独り占めしておくものではない、共有し共鳴してこそ意味がある。

伝えたい信念は全て写真集の中に詰めました。

「LIFE IS」が語ってくれています。

もし、安田章大という生き物にご興味が湧いた方は、僕に触れてみてください。



■書籍編集部からのコメント



数々の写真集を出版してきましたが、今回は、『それらとは一線を画したメッセージ性の強い作品にしたい』という安田章大さんの強い希望で、まったくイレギュラーな制作過程を経ました。企画の発案は、安田章大さん。判型をどうするか、タイトルは、帯の文章は……。すべてについて、安田さんが考えて決めました。写真集としての完成度をまず第一に考え、造本にもコストをかけました。現在の安田章大の生身の姿を感じてもらえるだけでなく、生きるとは何か、死とは何か、コロナ禍で予断を許さない今の時代にどう生きていくべきか、さまざまなことを考えさせられる写真集です。

何度も何度も、ページをめくってほしい。読者の皆さまにとって、一番大切な写真集のひとつに選んでいただけたらうれしいです。
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