『ゼロワン』滅・砂川脩弥、最終回直前にポイント解説「何が本物の敵か…」 イズ・鶴嶋乃愛との撮影秘話も

『ゼロワン』滅・砂川脩弥、最終回直前にポイント解説「何が本物の敵か…」 イズ・鶴嶋乃愛との撮影秘話も

 最後に迎える結末は…。テレビ朝日系で放送中の『仮面ライダーゼロワン』(毎週日曜 前9:00)で「滅亡迅雷.net」の首魁の仮面ライダー滅/滅(ほろび)を好演している俳優の砂川脩弥(25)。9日放送では衝撃の展開も迎えたが、今後の注目ポイントを砂川が解説してくれた。



【写真】劇中とは変わって輝く笑顔を見せる砂川脩弥



■イズとの衝撃シーンの裏側「鶴嶋さんをを信用していました」



――『仮面ライダーゼロワン』出演の反響はいかがですか?



【砂川】滅と砂川脩弥の見た目が結構違うので、実は街では1回しか声を掛けられていないんです(笑)。でも、家族や仮面ライダー好きな友だちからは『違和感なく観れているよ』と話をしてもらっています。滅は悪役なのに、意外と好きな方な方も多い。自分が演じていているキャラで一番、愛しているキャラクターでもあるのでうれしいです。「滅亡迅雷.net」という響きもいいですよね。



――9日放送の42話「ソコに悪意がある限り」では、「ヒューマギアだって心から笑うことができる」と説得するイズ(鶴嶋乃愛)に対して、滅がアタッシュアローを放ち…。イズを失った飛電或人(高橋文哉)は悪意を持ってしまいアークが復活するという衝撃の展開となりました



【砂川】『ゼロワン』の中でも、イズは愛されているキャラクター。下手したら炎上とかしてしまうんじゃないかなと思っていました。割と視聴者さんも滅の心境を理解してくれていました。自分も滅の中の葛藤がありつつイズを撃って、それを少し後悔しているという部分を意識して演技をした。それが伝わったのは、とてもうれしかったです。或人が人間の代表の正義であれば、滅はヒューマギアの代表の正義。それを意識しています。



――滅はブレずに自身の持つ信念のために戦い続けています



【砂川】演じている自分が言うのは変かもしれませんが一番、ブレていないと思います。1話からずっと人類滅亡を目指している。悪役が急にポップになったりするのは嫌だったので、ありがたかったです。監督やプロデューサーさんが滅をカッコいい滅で、いさせてくれよかったです。



――今週の展開を初めて見た時は



【砂川】滅が悪意だけではない思い、イズを手にかけてしまった。どうやったら、その葛藤を視聴者に伝えられるかの試行錯誤でした。滅は感情的になることがなくて40話まで淡々としゃべっていた。あのシーンは役者としては楽しみでした。やっと感情を出せるという部分で



――イズ役の鶴嶋さんとは、どんな相談を



【砂川】鶴嶋さんを信用していました。完全にイズなので、打ち合わせとかを話さなくてもいいかな、と。例えば迅(中川大輔)とは、ロケバスとかで意見の出し合いをするんです。でも、あのシーンは重めだったこともあって話をしていませんでした。1回、段取りでお互いに出したものがハマった。特に相談なくても息が合いましたね。42話は田﨑竜太監督で、めちゃくちゃ感情の出し方を勉強させてもらいました。『もっと出せ!』と結構、やられましたね(笑)。



■迅・中川大輔を溺愛 今後の注目ポイントは「滅の気持ちを読み取って」



――物語も佳境です。1年を振り返っていかがですか?



【砂川】めちゃくちゃ楽しかったです。人間としても成長できましたし、滅も成長することができたと思います。人間としては、自信がつきました。後は台本の読み方とか、役に対しての気持ちの作り方とか、この仕事が初めてのレギュラーなので、その時点で役者として1歩進んだなという気持ちでしたね



――共演者との仲も深まったと思います



【砂川】中川くんは現場でも話しやすいです。空気感がいいというか、無言でも大丈夫な関係になりました。めちゃくちゃ仲いいと思います。コロナとかなかったら2人で沖縄に一緒に帰ろうって話もしてたんですけどね。文哉くんとは最終回に向けて同じシーンが増えて、結構、一緒にいる時間が多くなりました。かわいいんですよ、天真らんまんで輝いて。万人に好かれるような感じがします。それでいて、しっかり者。未成年の生き様じゃないですよ(笑)。主人公で責任感もついたんだと思いますね。



――ちなみに気づかれた1回は



【砂川】文哉くんや中川くんと歩いている時は声を掛けられるんですけど、自分ではカウントしてないんです(笑)。1人で歩いている時は1回だけで、後ろから肩をトントンされて『砂川さんですか? いつも見てます』って。めちゃくちゃうれしくて『君だけだよ』みたいな(笑)。ちょうど『令和ジェネレーションズ』の映画がやっているときで、その時の滅は割と砂川に近い感じだったので、そのせいもあるのかなと思います。



――もともと滅は父親型ヒューマギア。父性の表現は何か心掛けましたか?



【砂川】プライベートから中川くんがかわいく見えるんです(笑)。ゆる~い感じで。自分の自撮りより中川くんの写真の方が多いと思います。(自分に)子どもはいないので、それが父性かわからないですけど、自然と出ているのかも(笑)。



――これからやりたい役はありますか?



【砂川】さわやかな役をやってみたいです。1年間、悪役でヌメッとした演技をした。真逆の役をやったら自分は、どうなるのか見てみたいです。イメージは青春モノで学ランを着て、桜の木の下で告白するみたいな(笑)。そういう青春時代を送っていなかったので憧れますね。



 モデルも小学校からやってきていて楽しかったのでやり続けたいです。あとは、もしかしたら才能があるかもしれないので、いろいろなことに触れていきたいです。最近はダンスや歌の動画を見ています。楽器もできるようになれたら。実はギターは1回、触ったことあるんですけど、Fコードで断念しました(笑)。あとは沖縄出身なので三線を弾けるようになりたいです。沖縄出身は、みんなつなげてくれるので三線を弾けたら、もっといろいろ広がると思います。今度、帰省したらおじいちゃんから習う約束をしています。おじいちゃんは師範代的な人で、いろいろな人に教えているんですよ



――『ゼロワン』最終話に向けての見どころを



【砂川】42話でも描かれましたが、滅の気持ちを読み取ってほしいなと思います。1回、自分が滅だったらと考えてみたら『ゼロワン』が今まで以上に楽しめると思います。これからの「滅亡迅雷.net」もスゴいことになります。ファンのみなさんは絶対に驚くと思います。



 『ゼロワン』のテーマは人工知能。そこでは何が本物の敵かを描いてます。物語の世界じゃなくて今、僕らが生きている世界でも同じことが言えると思います。或人と滅、ひいては人間とヒューマギアの本質に迫っていく。僕自身がとても考えさせられました。たぶん、みんな最終回を見たら何か感じることがあると思います。見た後に、いろいろなことを飲み込んでみてください!



■砂川脩弥(すながわ・しゅうや)

1994年11月17日生まれ。沖縄県出身。幼少期からモデル業を始め、2016年に『GirlsAward×avex「BoysAward Audition2nd」』BoysAward賞受賞。2019年に『仮面ライダーゼロワン』で滅/仮面ライダー滅役でテレビドラマのレギュラー初出演。趣味はボーリング、バスケット、食べ歩きで、特技はバレーボール、ウォーキング・ポージングとなっている。
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