神田伯山、バービーと白熱したラジオ論 直接対決実現のきっかけも明かす

神田伯山、バービーと白熱したラジオ論 直接対決実現のきっかけも明かす

 講談師の六代目・神田伯山が、22日放送のTBSラジオ『週末ノオト』(毎週土曜 後1:00)にゲスト出演。パーソナリティーを務める、フォーリンラブ・バービーに対して、先月2週にわたって『問わず語りの神田伯山』(毎週金曜 後9:30)内でイジってきた伯山だが、ついに直接対決が実現した。



【写真】直接対決の前におさらい…バービーが新番組への思いを語る



 当のバービーは、ORICON NEWSの単独インタビューに応じた際、伯山の言動について「別に怒っちゃいないんですけど、やすやすとリングに上がるのもっていう部分もあるんですよ(笑)。まんまと乗せられたら、こっちが恥ずかしいなっていう気持ちは正直あります」とニヤリ。「伯山さんからしたら、カミカミで聞き苦しくてペーペーのやつが、こっちに歯向かってきたっていうことだと思います。だけど、程よい距離感で(笑)。でも、お会いしてみたいと思います。お会いしてしゃべったら面白そうだなという印象は持っています」と語っていた。



 21日放送の『問わず語り』では、伯山が『週末ノオト』出演を前に両番組のスタッフ間で話し合いの場が持たれたと報告。その後も『週末ノオト』にまつわるトークを展開し、前哨戦を終えていた。こうした経緯を経て、いよいよ迎えた伯山のゲスト出演。バービーが、ゲストの紹介を前に「まず、一言言わせていただいていいですか。(『問わず語り』で話題になった『週末ノオト』ディレクターの)東海林さん、ネットで昔のスナップショットまで掘り出されていましたよ」と指摘する中、トークが始まった。



 バービーが「勘違いしてほしくないと思うんですけど、どうしてもタメで芸歴もまったく同じみたいな感じがあるので、同期感覚で話してしまうんです。本当は『問わず語り』にゲストで行きたかったんです」と明かすと、伯山は「それ、ちょっと断っていいですか。大事なラジオなんで。遊びじゃないんで…」と笑い声でバッサリ。今回の出演には、バービーのラジオでの魅力を引き出すきっかけとなった『ACTION』(月~金 後3:30)の金曜パーソナリティーの武田砂鉄氏が関係しているようで、伯山は「バービーさんたちが(伯山のゲスト出演を)悩んでいた時に、たまたま砂鉄さんが通りかかって『彼はいい人だと思う』って言ってくれたらしいですね」と打ち明けた。



 バービーは「私が怒っているところは1個、2個です」と伯山に切り出すと「私は同じ土俵に立てるほどの話術があるとは思ってないので『なんだ、この番組は』って言われることはうれしい激励だと思っているんです。私がちょっと気になっていたのは、イジり方についてなんですよ。それできょうは(伯山に関する)いろんな本から全部調べて、講談界こういうことなんだって、すごい偉い人にたてついたんだなって反省したんですけど、質問案を作ってきました」と宣言。



 バービーから「コンプライアンスってなんですか?」と向けられると、伯山は「やっぱり人の悪口を言わないっていうことですね」ときっぱり。「好きだったラジオがどんどん本当のことを言わなくなっている。ネットの文字起こしで、自由な発言がなくなっているなと思って(自分は)着物を着ているから許されるんじゃないかなと思ったんですけど、いろいろしくじっていますね」と笑わせた。



 バービーが「番組でイジってくださっているくだりを何回も聞かせてもらったんですけど、伯山さんが自分で手を下さないときがありますね。男性社会の同調圧力というか…」と指摘。伯山は「バービーさんは女性文化にも詳しいですし…」とうなずきながら「僕がやっているのは、ザAMなんですよ。今、ラジオって転換期じゃないですか。TBSラジオも赤江珠緒さんとかジェーン・スーさんとか、女性のパーソナリティーも増えてきて。バービーさんの目線は新しいので、僕も学んでいかないといけないなと思っています。僕のカミさんがそういう人で、フェミニズムとか、すっごくいろいろと教えてくれるんです」と語った。



 TBSラジオの歴史を交えながら、それぞれの思いについて語り合い、最後にバービーが「伯山さんにとって、ラジオパーソナリティーとは?」と直球の質問。伯山は「不倫した時に守ってくれるリスナーがいる場所ですよね」と冗談交じりに話しながら「こうやって、リスナーをイジっているんですけど、どこかでつながっているんじゃないかな」と締めくくっていた。『問わず語り』、伯山が出演した『週末ノオト』の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
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