ブラックパンサー役、チャドウィック・ボーズマンさんが死去 43歳

ブラックパンサー役、チャドウィック・ボーズマンさんが死去 43歳

 マーベル・スタジオ映画『ブラックパンサー』(2018年)で主役のティ・チャラ/ブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンさんが、現地時間28日、大腸がん(ステージ4)により米ロサンゼルスの自宅で、家族に見守られながら息を引き取った、と報じられた。43歳だった。



【写真】映画『ブラックパンサー』のキャラポスター



 チャドウィックさんの公式ツイッターによると、2016年に大腸がん(ステージ3)であることがわかり、この4年間、何度も手術や化学療法を受けながら、映画『マーシャル 法廷を変えた男』(17年)や、最近配信開始されたばかりのNetflix映画『ザ・ファイブ・ブラッズ』に出演、製作中の映画『Ma Rainey's Black Bottom』の撮影にも参加するなど、俳優活動を続けていたという。



 チャドウィックさんは、1976年11月29日、サウスカロライナ生まれ。映画『42~世界を変えた男』(13年)で大リーグのジャッキー・ロビンソン選手を演じ、一躍名をあげた。その後、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の一員として、ティ・チャラ/ブラックパンサー役に抜てきされる。



 2016年公開の映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』に初登場。主演映画『ブラックパンサー』が世界的大ヒットし、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(18年)、『アベンジャーズ/エンドゲーム』(19年)にも出演した。家族は「ブラックパンサーを演じられたのは、彼のキャリアにとってとても名誉なことだった」と、特筆している。



 チャドウィックさんの訃報に際し、MCUの仲間たちも次々追悼コメントをSNSなどで送っている。



 ウォルト・ディズニー・カンパニー会長のロバート・A・アイガーは、ブラックパンサーの実写化におけるチャドウィックさんの多大な貢献を称賛し、「私たちは彼がいたこと、そして彼が運命づけられていたすべてのことを悼みます」と哀悼の意を表明。私たちが作品を愛し続ける限り、スクリーンの中のチャドウィックさん、ブラックパンサーは永遠だ。



 マーベル・スタジオのプレジデント兼最高クリエイティブ責任者のケビン・ファイギは、次のように声明を発表。「彼は私たちのティ・チャラ、私たちのブラックパンサー、そして私たちの大切な友人でした。現場ではカリスマ的な輝きを放ち、スクリーンでは私達の脳裏に消えることのないものを見せてくれた。彼の演技はどれもすばらしく、誰よりも偉大な男を演じることがうまかった。彼は、彼が描写したどの人物とも同じように、頭が良く、親切で、力強く、強靭(きょうじん)でした。時代のヒーローとして確固たる地位を築いています。マーベル・スタジオ一同、ご逝去を悼み、謹んでお悔やみ申しあげます」



 MCUで、キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスは、大きなショックを受けていることを顕にし、「チャドウィックは特別でした。真のオリジナル」と称え、「彼はとても熱心で、常に好奇心旺盛なアーティストでした。彼のようなパワーと多様性を備えたパフォーマーはほとんどいません。彼が演じるべき素晴らしい仕事がまだたくさん残っていました」と早すぎる死を悼んだ。



 MCUで、キャロル・ダンヴァース / キャプテン・マーベルを演じたブリー・ラーソンは、撮影現場で目にしたチャドウィックさんの立ち居振る舞いに思いをはせ、「彼との会話、笑い声、不安を感じていた時にくれた励ましの言葉、思い出を持てて光栄です。私の心はあなたとあなたの家族と一緒です。あなたのことはみんな決して忘れません。どうか安らかにおやすみください」と、追悼した。
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