TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第5話「しみじみと、平塚静はいつかの昔を懐かしむ。」【感想コラム】

TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第5話「しみじみと、平塚静はいつかの昔を懐かしむ。」【感想コラム】

結衣は涙を隠して、八幡の背中を押すように見送った。

そして、平塚先生は「君を信じている」と昔を懐かしむ。


プロム自粛という実質的な中止。雪乃が望まない手助け、八幡は自分の意思を問われる。


■TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第5話あらすじ

プロム自粛が生徒や保護者に広まり、否定意見が勢いづくのも時間の問題だった。


手助けすることは、雪乃の「自分でやりたい」という意向に背いてくことになる…


それでも、八幡は面と向かって雪乃と話し合う…この状況を打開するために。


■大人になる為の通過儀礼

画像引用元:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完
「雪ノ下も何かを変えようと足掻いてる。自分に課した試練の様なものなのかもしれんな」


平塚先生はそんな彼女を応援したいと言いながらも「どう関わるつもりだ?」と尋ねる。


「少なくとも関わらないって選択肢はないと思います」


迷いなく答える八幡。反対されるのかと思いきや「君を信じている」と背中を押す平塚先生


プロムを手伝うだけが雪乃の助ける訳じゃない。大事なのは関わり方…アドバイスを送る。


「今まで自分達が積み上げてきたものを、もうちょっと信じてあげてもいいと私は思うよ」


八幡のするべきことが決まり…「プロムはあくまで自粛なんですよね?」と念押しする。


■めんどくさい人達の責任

TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第5話「しみじみと、平塚静はいつかの昔を懐かしむ。」【感想コラム】画像引用元:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完
八幡を生徒会室に入れようとしないいろは。何も言わず八幡の腕を引っ張り別の教室へ。


「今、先輩が来ると話こじれそうだなーと。雪乃先輩にめっちゃ拒否られますよ」


まったく信用してない様子…。拒否られてもするんですか?としつこく尋ねるいろは。


”責任がある”


「話がこじれてるのも依存がどうこうとか、そういうのも俺が招いた責任だ」


いろはは八幡の答えに「めんどくさい人達だな」と呆れていた。でも…


「私としては奉仕部が協力してくれるのが一番面倒がないんです!」


そう言って、いろはと八幡は雪乃と話し合うため生徒会室へ。


■奉仕部のやり方は変わらない

TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第5話「しみじみと、平塚静はいつかの昔を懐かしむ。」【感想コラム】画像引用元:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完
プロムを実現するため、相手の要望を取り入れた案を練っていた雪乃といろは。だが八幡は


「企画を潰すために難癖つけているのだ、実現するために要望を出しているわけではない」


そこに付け入る隙があると考えていた。「プロム、俺が手伝ってもいいか」と切り出し…


自分は別の案を提示して、雪乃の指示に従うだけ「助けたいと思ってる」と伝える。


雪乃は「ありがとう。でももういいの」と笑顔で拒否されてしまう。すると八幡も笑う…


「お前も手伝ったりしない。だが、対立しないとは言ってない…」


八幡がしかけた勝負。「勝った方が何でも言う事を聞かせる」という条件付きで雪乃は勝負を受ける。


そのやり取りをいろはは、くちびるを噛みしめて悔しさを堪えていた…


”こんなのほとんど告白だ…本当にちゃんと責任とってほしい…”


責任だなんて言い訳みたいに軽々しく言わないでほしい。本当にめんどくさい


■疎外感が拭えないまま、責任”がいろはの心に刺さる

TVアニメ『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完』第5話「しみじみと、平塚静はいつかの昔を懐かしむ。」【感想コラム】画像引用元:©渡 航、小学館/やはりこの製作委員会はまちがっている。完
八幡に”責任がある”って言われたら、いろはも何も言えない…ずるいですよね。




雪乃や結衣みたいに積み重ねてきたものは、少なくてもその分だけアプローチした…

あざとくしても八幡は、本当の意味で揺れないから…なるべく本心を口にしてきた。


いろはが「責任とって下さいね」って言った、あの時もあざとくみせた本心…。

だから、余計に八幡の”責任“という言葉の意味が痛いほど分かってしまう。いろはもつらい。




そして、平塚先生も「選んで挑んで諦めて選び直し」その繰り返しで大人になるのだと。

八幡と雪乃の”関わり方”繰り返し積み重ねてきたものがある。ナイスアドバイスでした。


もしかすると、彼女も奉仕部へ八幡を引き入れた”責任”を取りたかったのかもしれません。


八幡も少し変わりましたね。”本心を言える”ようになった…でも彼の良さは変わらない。

卑屈でいて計算高く、問題を解決するためなら自己犠牲いとわず、嫌われてもいい。


本心を言っても拒否されることすら、想定済みと言わんばかりのニヤリと笑う八幡カッコよかったです!


雪乃と八幡の真っ向勝負。奉仕部で初めて出会ったあの頃の様にぶつかり合う。

彼女は「プロムは成功する」断言した…その真意は?


一言だけ…

平塚先生の「もらってくれる?」が可愛くて…八幡もまんざらじゃない。めっちゃ爆笑した。


文章:あそしえいつYH


やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完 アニメ情報





(あにぶ編集部/あそしえいつ)
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