『ナイナイANN』SW独占密着 “盟友”出川哲朗の思い、裏番組のおぎやはぎとの熱い交流

『ナイナイANN』SW独占密着 “盟友”出川哲朗の思い、裏番組のおぎやはぎとの熱い交流

 半年ぶりのスペシャルウィーク(SW)にふさわしく、最初から最後まで濃縮された放送となった。お笑い芸人の出川哲朗が、10日深夜放送のニッポン放送『ナインティナインのオールナイトニッポン(ANN)』(毎週木曜 深1:00)に生出演。長年の付き合いがあるナインティナイン2人そろった状態でのラジオ共演は、およそ6年ぶりとなったが、登場前後から数々のドラマが起こった。ORICON NEWSでは、その様子を密着した。



【写真】今回も濃密!『ナイナイANN』に独占密着



■年に1度の『歌謡祭』がコンビでのイベントに 出川がナイナイ30周年をコーラで祝う



 番組開始直後、出川がブースの外で待機する中、オープニングトークではナイナイからうれしい報告が。来年1月17日に行われる予定だった、年に1度のライブイベント『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭』の名称が、コンビ名義の『ナインティナインのオールナイトニッポンin横浜アリーナ』となることが発表された。



 詳細について、岡村隆史は「何も決まっておりません。手作りのイベントになっております。何かを始めてるなというのは、あるにはありますが、どんなイベントになるかはわかりません」と説明。「お客さんにどれくらい入っていただけるかも。Tシャツの生地がええ生地になるのか、タオルが厚手になるのか薄手になるのか。キャップのロゴも、何も決まっていない」としながら、「みんなに喜んでいただけるイベントになればいいなと思っております」と呼びかけた。



 そんな中、おなじみのスタッフのキューを待って、出川がブースに“乱入”。尊敬する矢沢永吉を意識したコスチュームに身を包み「この小僧」と岡村に呼びかけるも、ナイナイは「キューで出てきましたね」とニヤリ。矢部浩之が「うわーなつかしい。オレはなつかしい」とかみしめるように語ると、出川は「やっぱりね、オールナイトは2人じゃなきゃ。私も正直、新鮮よ。やっぱり、この2人がブースにいるってね。(矢部を見ながら)あなたがいないから、止める人がいなくて、毎年ずっと(岡村と)ケンカ(笑)。結局、毎年ほとんど会話も同じだよな。リスナーの2~3年前の録音を流しても気づかないと思うよ」と恒例化した岡村とのやり取りを振り返った。



 番組には、おなじみの存在となっている出川だが、昨年12月放送の『岡村隆史ANN』に生出演した際には、岡村隆史とともに過去に何度も語られてきたネタながら、熱いテンションでトークを展開。出川の“過去の恋愛”トークがさく裂し、岡村が最後は珍しく「くやしいかな、負けを認める」と敗北宣言が飛び出していた。この日の放送でも、この話題となったが、矢部から「何の勝ち負け?」と向けられると、出川と岡村が詳細を思い出せず、ブースの外から写真を撮影していたORICON NEWSの記者に「オリコンさんに聞いたら、わかるんじゃないですかね。なんで負けたんですか?」と質問する一幕もあった。



 その後、出川がグラスを3つ持ち込んで「本当はシャンパンいきたいところだけど、2人は車で来ているだろうから、コーラで。めでたい日だからコーラよ。OK、ナインティナイン。30周年、コングラッチュレーション!」と叫んで、3人で乾杯。矢部が「出川さん、あれロックかな。生放送でオレが公開説教で来た時に(放送)終わって、3時に一番早くショートメール来たのが出川さん。『良かった良かった。ありがとう』って、オレに送ってきて」と秘話を明かすと、岡村も「あのね、出川さんは何かそういうことがあった時に、必ず真っ先にメールしてくる」と思いを伝えた。



■“ロック王”企画に出川困惑 岡村はKing Gnuの「白日」を熱唱



 感慨深いムードもありながら、3人が好きなロック歌手に扮して、一番ロックな人物を決定する「緊急生中継 芸能界ロック王決定戦」が開催。トップバッターはカラオケ好きで毎週番組で美声を披露している矢部。「ロックならこの曲でしょ」とアラジンの「完全無欠のロックンローラー」を熱唱したが、コーラス部分では岡村も参加し、華麗にロックの祭典の幕を開けたが、出川は「オレの感覚がおかしいのかな。な、な、なにこれ? やべっちが来るようになって、(歌合戦コーナーを)聞いていたよ。でも、あれはリスナーとの対決だから聞けたけど、いざ自分がここにゲストで来てみて、このコーナーを客観的に見てみたら、心の底から『なにそれ?』っていう」とこれまでとは違った雰囲気への戸惑いを明かした。



 2番手は出川で、矢沢の「止まらないHa~Ha」を選曲。「行くぜ、行くぜ、行くぜ! カモーン! OKアリーナ! ナインティナイン30周年おめでとう!」と煽りまくってノリノリで歌い出すも、途中で曲が切られてしまい「ここからが一番気持ちいところなのに!」とくやしさをにじませた。3番手の岡村が選んだのは嶋大輔の「男の勲章」で、横浜アリーナで毎年『歌謡祭』を開催している“歌手”としての一面を発揮した。



 2周目に入って4曲目は、矢部浩之が米津玄師の「Lemon」を選曲。先日の番組で初めて歌唱に挑戦したが、この日は前回よりも上達した様子を見せたものの早々に終了。5曲目はリスナーからのリクエストで、出川哲朗が若者に人気の瑛人の「香水」にチャレンジ。曲の存在を知らず「ドルチェ&ガッパーニって洋服でしょ?」と慌てていい間違えた出川だが、探り探りに歌い始めると岡村と矢部が「いいね」と盛り上げる。リアルに初めて触れた曲だったが、「ドルチェ&ガッバーナ」の部分を奇跡的に流暢に歌い上げ、ワンコーラスをなんとか乗り切った。



 岡村がマイクを取った6曲目は、ボーカルの井口理がかつて木曜日の『ANN0』を担当していた縁もあるKing Gnuの「白日」。やさしい歌声で「時には~」と歌い出して音程とリズムをキープし、Bメロから声を弾ませ、サビでは「まっさらに生まれ変わって~」と熱唱。出川が「King Gnuさんはひとりなの?」「東京ミクスチャー、ミスターチャーチルってなに?」と疑問をぶつける中、岡村が「天才の人たちが集まって作ったバンドが東京ミクスチャースタイル」と答えると、矢部は「お笑いで言うと、ボケ・ツッコミやけど、3つ目よ。新しい」とよりわかりやすく説明するなど、コンビネーションも光った。



 続いて出川は、リスナーからキャロルの「ファンキーモンキーベイビー」をリクエストされるも「この流れは知らない曲のほうが良くない?」と自らハードルを上げ、LiSAの「紅蓮華」に挑戦。リズム、音程、節とすべてがズレたためサビにはたどり着けなかったものの「あっ、あのアニメの」と曲調を思い出した様子だった。令和のヒット曲が続いたところで、矢部が“大友ヤベ平”としてハウンドドッグの「嵐の金曜日」を選曲して昭和のロックに流れを戻すと、出川が「ただの昭和のスナック」とツッコミを入れた。



■出川がナイナイに直訴「オールナイトは生放送、2人でやるべき」 裏番組への粋なエールも



 岡村もたたみかけるように松山千春の「長い夜」を歌唱。本家同様に、伸びやかに歌い、サビの部分では肺活量を使って、かなり伸ばして歌い上げると、出川も「小僧うまくなっているじゃねーか」と驚きの声をあげた。ラストとして出川がマイクを取り、矢沢永吉と同じく敬愛するサザンオールスターズの「旅姿六人衆」をリクエスト。思い入れたっぷりに歌い出すも“桑田ヤベスケ”もマイクを握りデュエットが実現。2人で見事なハーモニーを奏でたが、矢部は「出川さんとカラオケ歌って、昔行ってた合コンを思い出した」と明かすと、出川も「オレもなのよ! あの頃を思い出して、お前(岡村)がオールナイト休んでとか。……グッときて、2番歌っていたやばかったわ。それくらい、あんたたちには思い入れがあるよ」と万感の思いを伝えた。



 出川は続けて「この間(日本テレビの)『第7キングダム』っていう番組が初めてゴールデンで放送した時のゲストだったのよ。その時に、やっぱり思い出したのよ。『ぐるナイ』最初の頃、3人で一緒にやっていたけど、ゴールデンで特番やるっていう時に、2人が楽屋に来たのよ。『出川さん、ゴールデンだから、ここで絶対結果出さないといけないから、出川さん、僕たちに力を貸してください』って言って、2人が頭を下げた」と感激したが、2人は「へぇー」と力の抜けた反応。出川の熱は覚めることなく「それが、第7世代が目がキラキラしていた様子とリンクしたのよ」と語り、興奮したあまりに矢部のことを「矢部っちゃむ」と豪快に噛んでしまうも、気に留めず「だからね、オールナイトは2人でやるべきだし、やっぱり大変だろうけど、生放送でやるべきなのよ。これがオールナイトニッポンですよ」と長年の盟友、そしてリスナーとしての気持ちを伝えた。



 全曲の歌唱が終わり、審査委員長の岡村から発表された「ロック王」は、TBSラジオの裏番組『木曜JUNK おぎやはぎのメガネびいき』パーソナリティーのおぎやはぎ。岡村が「おぎやはぎさんが、きょうから2人でラジオをやられていると。病み上がりっていうこともあるので、そういう時にはメロンがいいんじゃないかということで、マスクメロンをTBSラジオにお送りします。必ずTBSラジオさん、おぎやはぎさんに渡してください。ナイナイからです。よろしくお願いいたします。退院祝いです」と呼びかけると、出川も「すばらしい、粋だね。お前、ロックだな。最高にカッコいいぜ。TBSとのコラボも粋だよね」と声を弾ませた。



 祭りはエンディングにも用意されていた。直後に『水溜りボンドANN0』を担当している水溜りボンドがブースに登場すると、出川が「大人気なんでしょう。YouTuber。負けないぞ」と笑顔で宣戦布告。ロンドンブーツ1号2号の田村淳がゲストで来ることを知ると「淳、来ているんでしょう。カモン! オレは大物だから、ここには顔出さないぜみたいなのは…」と煽ると、淳がさっそうと登場し「なんちゅう格好でやっているんですか」と笑いながらツッコミを入れるなど、和やかなムードで番組が終わった。



 ナイナイからの局をまたいだエールは、リスナーを介しておぎやはぎのもとにも届いた。『メガネびいき』のエンディングで、矢作兼が「メロンが来るのね」と確認すると、小木博明が「ロック歌ったのね」と番組の様子について探りながらコメント。矢作が「いやーありがとうございます! いつもありがとうございます、ナイナイさん。同じ裏で生放送やっているのに…」と思いを伝えると、小木も「いつも声をかけてくれるってさ、いい先輩だなー」とかみしめるように話していた。



 盟友・出川の思い、ナイナイとの化学反応、直後の“ボンドさん”とゲストの淳との豪華トーク、裏番組のおぎやはぎとの熱いかけあい。どれを取っても、魅力がギュッと詰まった番組の模様は、放送後1週間以内は「radiko」で聞くことができる。
カテゴリ