柴咲コウ、『35歳の少女』で“最強ピュアヒロイン”誕生

柴咲コウ、『35歳の少女』で“最強ピュアヒロイン”誕生

 ある日目覚めるとそこが25年後の世界だったら――「悪夢だ…」。女優・柴咲コウが主演する10日放送スタートの日本テレビ系連続ドラマ『35歳の少女』(毎週土曜 後10:00)は10歳で不慮の事故により25年という長い眠りについた“35歳の少女”望美(柴咲)が、すべてが変わってしまった世界に戸惑いながらも未来を生きる、“時をこえた”成長物語。身体は大人なのに心は少女のままというある種、最強のピュアヒロインが誕生する。



【写真】望美の初恋相手を演じる坂口健太郎



 脚本を手掛けたのはヒットメーカー・遊川和彦。日本テレビのドラマでは『家政婦のミタ』(2011)『同期のサクラ』(2019)、そして柴咲主演の『○○妻』(2015)など、どこか周囲の人とは違った側面を持つ“異物感”をもったヒロイン像が印象に残る。



 同じくピュアなヒロインでいえば、高畑充希が主演した『過保護のカホコ』(2017)は、自分ではなにもすることができす、洋服選びや大学の送迎すらも親まかせだった。だが彼女が“目覚め”たとき、カホコと関わる人々の内に秘めていたものが暴かれ、向き合わざるを得なくなっていく。そんな化学反応とカホコの独特なキャラクターが支持され、続編も制作された。



 一方、25年ぶりに目覚めた望美は周りの状況が正しく判断できず、怯えた瞳でぬいぐるみを抱きかかえ周囲をうかがう。なにもかもが変わってしまった世界は恐ろしく、まさに“悪夢”で、心の中の声は柴咲のものではなく少女時代のまま。柴咲は本当に心が10歳のままの少女であることをこの役で表現している。



 そんな望美が目覚めたことはある意味、彼女と彼女を取り巻く人々にとって時限爆弾のカウントダウンが開始されたようなものかもしれない。望美を25年看病し続けた執念の母・時岡多恵(鈴木保奈美)、望美の事故後に多恵と離婚し今は別の家庭を持つ父・進次(田中哲司)、姉の目覚めに戸惑いと、いらだちも隠せない“年上の妹”の愛美(橋本愛)、そして彼女に深く関わることとなる広瀬結人(坂口健太郎)。



 眠りにつく前はアナウンサーを夢見て、はつらつとした少女だった望美。そんな彼女は本来の自分を取り戻すことができるのか。そして、周囲の人にどのような影響を与えるのか。突然、日常に現れた望美という“異物”がこれから彼女たちと摩擦を起こしたとき、彼らのなかに大きな爆発が訪れるかも知れない。今、時を超えて過酷な運命に生きることとなったヒロインの時計の針が動き出す。
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