『マンダロリアン』は“スター・ウォーズ”版『子連れ狼』 ジョン・ファヴローが明かす

『マンダロリアン』は“スター・ウォーズ”版『子連れ狼』 ジョン・ファヴローが明かす

 ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」で30日午後4時より配信開始となる「スター・ウォーズ」の実写ドラマシリーズ『マンダロリアン』シーズン2(※第2話以降、毎週金曜午後5時より配信)。本作の主人公・“マンダロリアン”と、フォースの力を秘めた孤児“ザ・チャイルド”は「日本の時代劇の名作映画『子連れ狼』を参考にした」と製作総指揮を務めたジョン・ファブローが明かしている。



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 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』のその後を描く本作は、ルーク、レイア、ハン・ソロら反乱軍の活躍により、圧倒的な恐怖で銀河を支配していた帝国は崩壊、ダース・ベイダーの死から5年後が舞台。いまだ銀河に平和は訪れず、帝国の残党が暗躍していた。そんな混乱した時代に、名前を捨て、掟に従い、その素顔を決して他人に見せず、自らの道を生き抜く孤高の賞金稼ぎ“マンダロリアン”が、“ザ・チャイルド”と出会い、銀河中から狙われる壮大な闘いに巻き込まれていく…。



 「スター・ウォーズ」は、シリーズの生みの親、ジョージ・ルーカスが、日本文化や黒澤明監督作品の影響を色濃く受け、物語やキャラクター、世界観を作り上げていったことは有名な話。例えばダース・ベイダーの兜は戦国武将・伊達政宗の鎧兜を参考にデザインされ、ライトセーバーは日本の刀をイメージ。さらに人気ドロイドコンビのC-3PO とR2-D2 は黒澤映画『隠し砦の三悪人』の太平と又七がモデルとなっており、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』のストーリーも同作から影響を受けたオマージュが盛り込まれている。



 日本文化と深い関係を持つ「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズとして産声を上げた本作に影響を与えた『子連れ狼』とは、小池一夫(原作)・小島剛夕(画)による漫画が原作で、何度も映画化やテレビシリーズで映像化された人気シリーズ。妻を殺され刺客を生業とする男・拝一刀が息子・大五郎と復讐の旅に出る物語で、孤高の賞金稼ぎであり殺し屋のマンダロリアンとフォースの力を秘めたザ・チャイルドのキャラクターに通じる部分は多く、シーズン1の頃から2人の関係がエモすぎると大きな話題を呼んだ。



 「スター・ウォーズ」愛が深く製作総指揮を務めるジョン・ファブローは、「侍映画や黒澤映画を徹底的に見る中で、『子連れ狼』を参考にしようと思ったんだ。『スター・ウォーズ』を見るたびに、ジョージ・ルーカスは何から刺激を受けたのかと疑問に思っていた。そして行き当たったのが日本の侍映画で、本作を制作する前に『スター・ウォーズ』そのものよりもジョージに影響を与えたものを参照しようと決めたんだよ」と明かしている。



 そうして生まれたマンダロリアンとザ・チャイルドは、まさに父と子のような関係性で描かれている。これまで孤独で一匹狼のように生きてきたマンダロリアンだが、不思議な力を持つ子どもザ・チャイルドと出会うことで、今まで感じたことのないような感情が芽生えていく。ザ・チャイルドの故郷を探し出し、一族の下に帰すまで守りぬく事を決めたマンダロリアン。自分のために戦ってくれるマンダロリアンに信頼を寄せるようになっていくザ・チャイルド。旅をしながら絆を深めていく2人の姿は、多くの視聴者を釘付けにしている。



 シーズン2では、さらに進化した2人の物語が見られるはず、と世界中からの期待が高まっている。
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