京都をつなぐ無形文化遺産「京菓子」を楽しむ!「手のひらの自然-禅ZEN」開催

京都をつなぐ無形文化遺産「京菓子」を楽しむ!「手のひらの自然-禅ZEN」開催


京都市上京区の「有斐斎弘道館」にて、11月1日(日)〜15日(日)の期間、京菓子展「手のひらの自然−禅ZEN」2020が開催される。公募で選ばれた50点の京菓子が、全4会場で展示される。

京菓子本来の姿を知る展示会



江戸時代を代表する儒者・皆川淇園(みながわきえん)の学問所「弘道館」址に建ち、文化的建造物を保存しながら、新たな学問所・文化サロンとして活用されている「有斐斎弘道館」。

そんな同館が主催する『京菓子展』は、2009年にスタートし、2014年からは毎回テーマを変えて“公募展”として発展してきた。


菓子といえば職人がつくるものと思わがちだが、本来は、食べる相手の顔を思い浮かべながら、もてなす人が考えて作るものだという。同展は、京菓子本来の姿に立ち戻り、相手に対して、世界でひとつだけの菓子を考える体験から、京菓子の奥深さを知ってもらうことを目指している。

今年は「禅」をテーマに公募


今年は「禅ZEN」をテーマに公募を行い、世界中から集まった592作品のなかから選ばれた50点を、全4会場にて展示。


「京菓子デザイン部門」「茶席菓子実作部門」があり、デザイン部門では、入選したデザイン作品を京菓子職人が実際の菓子にして展示する。

本会場は「有斐斎弘道館」、特別会場は「旧三井家下鴨別邸」。入館料などの詳細情報は同展公式サイトにて確認を。また、京都御苑 中立売休憩所「檜垣茶寮」と、ジェイアール京都伊勢丹2階=特設会場の2カ所がサテライト会場として入場無料で楽しめる。


テーマ「禅ZEN」には、コロナ時代の今こそ、人の心を動かす京菓子の底力を発揮し、自然と自己との対話ともいえる「禅」を通して先人の知恵を知り、今の生活や未来の地球を思うきっかけになってほしいとの想いが込められているという。

「京菓子展」限定!オリジナル京菓子を販売


有斐斎弘道館とジェイアール京都伊勢丹では、展示に合わせて「京菓子展オリジナル菓子」を販売。


落雁の本来の思想にたちかえり、禅味のある素材を組み合わせてグレースケールで表現した落雁詰合せ「無有 MU/YU」5個/756円・20個/2,646円や、


龍安寺の石庭と知足の心を模したやわらかな和三盆糖の落雁「石庭 SEKITEI」6個/810円、


菓子のはじまり「木菓子」の時代に思いを馳せる焼菓子「松風 MATSUKAZE」1,998円が並ぶ。

なお一部の商品は、11月1日(日)〜7日(土)の期間、ジェイアール京都伊勢丹オンラインストアでも販売される。さらに期間中、VRにて会場の様子を確認する「VR展示」も行われるので、会場に来れない人はチェックしてみよう。詳細は同展公式サイトにて。
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