紅白CP、コロナ禍での開催は「チャンスになるかもしれない」 来年以降の転機に

紅白CP、コロナ禍での開催は「チャンスになるかもしれない」 来年以降の転機に

 大みそかのNHK『第71回紅白歌合戦』(後7:30~後11:45※中断ニュースあり)加藤英明チーフ・プロデューサーが24日、囲み取材に参加。今年はコロナ禍において無観客での開催が予定されているが「感染拡大に配慮しながら番組を作らなければいけないというところでは新しい紅白を作るチャンスになるかもしれない」と前向きに語った。



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 多数の出場者が一堂に会する場面やステージ上の大量のバックダンサーなど、毎年のみどころとなる。ソーシャルディスタンスを意識しての番組作りには「紅白は大勢の出演者が行き交う番組として知られていますが、距離をとりながらパフォーマンスすることが新しいことに挑戦できている気がする」と手応えをみせ、「何事も縛りがあるとそこを逆手にとって新しい演出を生むのは僕らもいろんな番組で意識していること」と力を込めた。



 その上で「今年やることが来年以降、コロナが落ち着いたとしても『あれはよかった』と思われるような演出も生まれるような気がしています」と今年のみならず今後の『紅白』の転機となることも期待。夏には生放送の音楽番組『ライブ・エール ~今こそ音楽でエールを~』を成功させ「この事態を受け入れ、向き合いながら、気持ちを切り替えないと、『ライブエール』は無観客を逆手にとるいい例になった。その経験を踏まえてやりたい」と自信をみせた。



 無観客という環境下には「70回ずっとお客さんがいて拍手の中やってきた紅白が無観客のなかどこに向かって歌や思いを伝えたらいいのか、そこに戸惑われるかという不安はあります」としつつも「ただこの前、(司会の)内村(光良)さんと話して、カメラの向こうの視聴者に伝えていけばいい、と。番組を楽しみながらみてくださる視聴者に届けるという気持ちでいけばいつもと違うエネルギーが生まれて、より伝えたいことがハッキリしてくるのではないか。普段よりひょっとしたら、強く伝わる演出が実現できるかもな、と」と期待を高めた。



 一方でまた、ひとつのみどころとなる審査員は「どうしたらいいですかね」と迷いも。通常なら歌手のそばで番組の進行を見守りながら「今年は違う挑戦もしなくては。どなたに、どういう演出で、長年続けてきた演出を今年の紅白にどう落とし込むか考えている最中です。どう勝敗を決めるかも」と検討段階であることを明かした。
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