新生『AAA』イベントで佐藤健、神木隆之介ら熱唱 岸谷五朗「春馬が共に」

新生『AAA』イベントで佐藤健、神木隆之介ら熱唱 岸谷五朗「春馬が共に」

 俳優・岸谷五朗の呼びかけで1993年からスタートしたエイズ啓発ライブイベントを改称し、さまざまな問題を抱えた子供たちへの支援チャリティーとして一新された『Act Against Anything VOL.1「THE VARIETY 27」』が1日、東京・日本武道館で無観客生配信ライブとして行われ、佐藤健、神木隆之介、城田優ら総勢53人(バンドメンバー含む)が計36曲を披露した。



【イベント写真32枚】佐藤健、城田優らが登場した『AAA2020』の模様



 近年では岸谷、寺脇康文、そして7月に亡くなった三浦春馬さんの3人が中心となり、12月1日の世界エイズデーに武道館でチャリティーイベントを開催してきた。イベント冒頭ではスクリーンに「本日のショーには春馬が共に舞台上に居てくれていると思っています。お客様と彼の力を借りて、本日武道館に立つ仲間とともに第一回目となる『Act Against Anything』チャリティコンサートを成し遂げ成功させたいと思っています」と、三浦さんへの想いがつづられた岸谷の手紙が流れた。



 続いて、無観客の客席から岸谷が登場。キックボードでステージまで移動しながらサザンオールスターズの「栄光の男」を熱唱し、「ありがとうございます。『THE VARIETY』28年目のチャリティーに突入します。武道館のチケットを買ってくださったお客様、ライブ・ビューイングのチケットを買ってくださったお客様、申し訳ありません。配信がありますので、ぜひよろしくお願いいたします! キャスト一同精いっぱい盛り上げます! 最後まで応援してください」とあいさつした。



 神木と小関裕太の俳優コンビが星野源の「SUN」で視聴者を盛り上げると、ギターを携えたソニンが登場。自身の代表曲「カレーライスの女」を、ギターをかき鳴らしながら熱唱し、そのアンサーソングとして今年15年ぶりに新曲としてリリースした「ずっとそばにいてね。」を続けて披露した。



 岸谷と共にイベントを牽引する寺脇は、宮澤佐江とのデュエットで12月にふさわしい「恋人がサンタクロース」を披露すると、宮澤は「配信をご覧のみなさん! 一緒に歌って踊ってくださーい!」と呼びかけ、岸谷や大村俊介らがバックダンサーとして加わって、「恋するフォーチュンクッキー」で盛り上げた。



 J-POPコーナーの後半戦は城田優から始まり、木村カエラの「Butterfly」をワルツにアレンジし、情感たっぷりに歌唱。照明が一気に華やぎ、植原卓也・平間壮一・水田航生による「仮面舞踏会」、猪塚健太・風間由次郎・松島庄汰・栁澤貴彦・吉村卓也による「Z女戦争」と、キレのあるダンスの楽曲を連発。続くポルノグラフィティの「ミュージック・アワー」では、小関・富田健太郎・兵頭功海・福崎那由他・藤原大祐・細田佳央太・松岡広大・溝口琢矢が登場し、サビで定番となっているおなじみの振付で盛り上げた。



 Act Against AIDS時代から恒例となっている楽曲「Brave Love, TIGA」では岸谷・寺脇・小関・サンプラザ中野くん・溝口が登場し、ミュージシャンと俳優たちによるコラボステージが実現。その後は、仙台で7年間『Act Against AIDS in SENDAI』として啓蒙・啓発ライブを行ってきたFLOWが登場し、代表曲「GO!!!」では岸谷・寺脇と共に、「チーム・ハンサム!」と呼ばれるアミューズの若手俳優たちがステージに集まり、配信を観ている視聴者とステージをウエーブで一体化させた。



 後半戦のトップバッターとして、岸谷香が自身のガールズバンド、Unlock the girls(アンロックザガールズ)を率いて登場。プリンセスプリンセスの代表曲「Diamonds」、そして「来年はまた、きらきら光り輝く日常が戻って来ますように。」という願いが込められた「ミラーボール」を披露した。



 柿澤勇人による『デスノートTHE MUSICAL』の「ゲームの始まり」でミュージカルコーナーが始まると、「Beauty and the Beast」(ソニン・中川)、「Can‘t Take My Eyes Off You」(中川)といった人気のナンバーを投入。『エリザベート』の「私だけに」では、AAA初参加となる愛希れいかが白いドレス姿で登場。続く「私が踊る時」では、城田との息の合った掛け合いで、視聴者を物語の世界に惹き込むステージを作り上げた。「What I Did For Love」では森公美子がソロで登場し、圧巻の歌声で視聴者を魅了した。



 「海盗セブンのテーマ」でスタートした地球ゴージャスのコーナーでは、過去の公演映像をバックに『海盗セブン』、『クザリアーナの翼』、『X day』の楽曲を歌唱。2009年に三浦さんにとっての初舞台作品となった初演が上演され、3月に地球ゴージャス25周年祝祭公演として新田真剣佑主演で再演するも、新型コロナウイルスの影響でほとんどの公演が中止となった『星の大地に降る涙』からは、代表曲「愛すべき未来へ」が披露された。ステージで歌う出演者たちと、スクリーンに映し出された2009年の三浦さんの映像と歌声が融合し、一夜限りの特別なステージとなった。



 アミューズの若手俳優によるファン感謝イベント「ハンサムライブ」コーナーでは、“歴代ハンサム”と“現役ハンサム”による<チーム・ハンサム!>がコラボ。「Feel The Same」からは佐藤健が登場し、歌声を披露した。歴代ハンサムメンバーによる「春の花」では、ステージ上のスポットライトをメンバーが囲み、三浦さんのソロパートの歌声も交わり、ハンサムたちの絆を感じさせた。



 エンディングは岸谷のかけ声でステージを盛り上げた出演者たちが再び登場し、ラストは『THE VARIETY』で歌い継がれる「一人じゃないから」を披露。曲中で寺脇が「今年は悲しいことがいっぱいありました。夕陽がきれいだなとか、ごはんがおいしいなとか、小さなことでもいいです。自分にとっての幸せを探して、日常が帰ってくるのを待ちましょう」と呼びかけると、岸谷は「我々も一人じゃありません。配信を見ているお客様たちも決して一人じゃありません。この配信を見てくださる皆様のおかげで、苦しんでいる子どもたちが確実に救われています。本当にありがとうございます」と感謝の言葉を視聴者に伝えた。



 イベント中には、チケット代の中から生まれた収益でどのような活動ができたのかを報告。2018年まで開催してきた『Act Against AIDS「THE VARIETY」』としての収益金は、認定NPO法人「フレンズ・ウィズアウト・ア・ボーダーJAPAN」を通じて、ラオスのルアンパバーンにあるラオ・フレンズ小児病院に寄付され、医療設備の充実や医療スタッフの育成など、病院の運営維持や訪問看護を行うための経費、HIVと戦う子どもたちの支援に充てられている。



 2018年開催の『Act Against AIDS 2018「THE VARIETY 26」』の寄付額は1777万1619円。病院での子どもたちの様子や、三浦さんが何度も足を運んだというラオ・フレンズ小児病院、寄付金で購入した訪問看護用の車両の写真などと共に報告が行われた。



 岸谷は「エイズだけでなく、生活を取り巻く様々な環境や病気と闘う子供たちの未来を守りたい」と考え、『Act Against Anything』を立ち上げ、「難病」「貧困」「教育」という子どもたちを取り巻くあらゆる問題に必要な支援を届けていきたいとの想いを語った。今回の『Act Against Anything VOL.1「THE VARIETY 27」』の寄付金は、収支と寄付先が決まり次第、特設サイト内で報告される。



■『Act Against Anything VOL.1「THE VARIETY 27」』セットリスト

1「栄光の男」

2「Bohemian Rhapsody」

3「宇宙刑事ギャバン」

4「SUN」 

5「カレーライスの女」~「ずっとそばにいてね。」

6「Runner」

7「大きな玉ねぎの下で」

8「恋人がサンタクロース」~「恋するフォーチュンクッキー」

9「Butterfly」

10「仮面舞踏会」

11「Z女戦争」

12「ミュージック・アワー」

13「Brave Love,TIGA」

14「GO!!!」

15「DIAMONDS〈ダイアモンド〉」

16「ミラーボール」

17「ゲームの始まり」 / デスノートTHE MUSICAL

18「Beauty and the Beast」 / 美女と野獣

19「Can't Take My Eyes Off You」 / ジャージー・ボーイズ

20「私だけに」 / エリザベート

21「私が踊る時」 / エリザベート

22「What I Did For Love」 / コーラスライン

23「Seasons of Love」 / RENT

24「海盗セブンのテーマ」 / 海盗セブン

25「心に・・・」 / 海盗セブン

26「ジャメーリアの命」 / クザリアーナの翼

27「魂の鼓動」 / クザリアーナの翼

28「ジャメーリアよ!蜂起せよ」 / クザリアーナの翼

29「奇跡の唄」 / X day

30「愛すべき未来へ」 / 星の大地に降る涙

31「So Free!」~「PARTY RIDE」

32「Feel The Same」

33「春の花」

34「DEAR MY GIRL」

35「This Is Me」

36「一人じゃないから」



■出演者

岸谷五朗 寺脇康文

大村俊介(SHUN) / 柿澤勇人 / 岸谷香 / サンプラザ中野くん・パッパラー河合 / 城田優 / ソニン / チーム・ハンサム! 2020 for AAA(猪塚健太 / 植原卓也 / 風間由次郎 / 神木隆之介 / 小関裕太 / 桜田通 / 佐藤健 / 富田健太郎 / 兵頭功海 / 平間壮一 / 福崎那由他 / 藤原大祐 / 細田佳央太 / 松岡広大 / 松島庄汰 /水田航生 / 溝口琢矢 / 栁澤貴彦 / 吉村卓也 / 渡部秀) / 中川晃教 / FLOW / 愛希れいか / 宮澤佐江 / 森公美子

<BAND MEMBER>

エンペラー福田 / キューティクル鈴木 / 高木茂治 / 会田敏樹 / 五十嵐公太 / 立井幹也 / 高橋結子 / 佐久間勲 / 霜田裕司 / 堀江有希子 / 藤林美沙 / JONTE
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