“遅れてきたルーキー”錦鯉、念願の『M-1』初ファイナリスト 49歳の長谷川は決勝進出者の最年長に

“遅れてきたルーキー”錦鯉、念願の『M-1』初ファイナリスト 49歳の長谷川は決勝進出者の最年長に

 長谷川雅紀(49)と渡辺隆(42)からなる、お笑いコンビ・錦鯉が2日、東京・NEW PIER HALLで行われた漫才日本一を決める『M-1グランプリ2020』準決勝に出場。ハリウッドザコシショウ、バイきんぐ、アキラ100%といった芸人を擁するソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)所属の“遅れてきたルーキー”が『M-1』初決勝をもぎとり、長谷川は『M-1』歴代決勝進出者の中で最年長となった。



【写真】マヂカルラブリー、オズワルド、ニューヨークらが登場した白熱の準決勝の模様



 進出者発表会見では、緊張した面持ちながらも笑顔で登壇した2人。長谷川が「芸歴21年と26年(で出場できる)それが不可思議ですよね。ルールには則っているので。正直うれしいですね。49歳で出られて、人生の折り返し地点から人生大逆転という。バイトしているわけですから。これをきっかけに人生大逆転という本を出そうと思います」と意気込んだ。



 相方の渡辺も「最高ですね、本当に。方々(ほうぼう)から聞いていたんですけど、僕らだけだと思うんですよ。ファイナリストでバイトをしているの。誰よりも1000万円がほしいと思います」と熱い思いを伝えた。同じくファイナリストとなった東京ホテイソンのたけるからは「僕が25歳で最年少だと思うんですけど、雅紀さんが僕のお父さんと同い年なので、親父を倒す旅に出ます」と笑顔で宣戦布告を受けた。



 また、現在のバイト状況について質問を受けると、渡辺が「私がやってきたバイトは、コールセンターとコンビニエンスストア、今は市場で野菜の仕分けやっています」と紹介。一方の長谷川は「たくさんやったんですけど、思い出に残っているのはフェリーの中の皿洗いですね。あと、昔にホストをやっていたんですけど“マツモトキヨシ”という源氏名でしたね(笑)。今は水道料金の徴収のバイトをやっています」と声を弾ませた。



 これまでの最年長記録は、2006年に決勝進出した変ホ長調の小田ひとみ(41※当時の年齢)。2012年結成の錦鯉は、長谷川の愛らしいキャラクターに注目が集まり、バラエティー番組などで注目を集めており、お笑いコンビ・タカアンドトシのタカも『フットンダ王決定戦』の取材会で「今の若い子たちって、芸人じゃなくてYouTube目指していますからね。年齢いっているけど、未だに売れてない人たちはネタで生きていくしかなっていう人たちに注目して、錦鯉・長谷川くんには頑張ってほしいですよね」とエールを送っていた。



 今回は、過去最高を記録した5040組を上回る5081組がエントリーし、史上最高を更新。決勝の放送時間も発表され、12月20日にABCテレビ・テレビ朝日系列で午後6時34分から10時10分まで生放送。これに先立ち、敗者復活戦が同日の午後2時55分から5時25分まで放送される。



 決勝の司会は、今田耕司(14回目)と上戸彩(9回目)、審査員は松本人志(14回目)、オール巨人(8回目)、上沼恵美子(8回目)、中川家・礼二(6回目)、富澤たけし(4回目)、立川志らく(3回目)、塙宣之(3回目)の7人(※回数順、同数の場合は50音順)。3年連続で同じ審査員が顔をそろえるのは、M-1史上初となる。



 準々決勝ではEXIT、四千頭身、ミキなどの“お笑い第7世代”や、三四郎、トム・ブラウン、コロコロチキチキペッパーズなど多数のテレビに出演する人気芸人、昨年ファイナリストのすゑひろがりずなどが敗退するなど、改めて『M-1』の壁の高さを感じさせる展開となった。



 敗者復活戦および決勝の1週間前にあたる12月13日には、事前特番(後0:55~1:55)として過去15回の『M-1』にまつわる「なんでもランキングBEST3」を紹介。歴代王者・ファイナリスト、審査員が登場する。
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