人気YouTuber・パパラピーズが目指す“女子会ラジオ” Z世代のリスナーと「でっかい楽しいことを…」

人気YouTuber・パパラピーズが目指す“女子会ラジオ” Z世代のリスナーと「でっかい楽しいことを…」

 文化放送の深夜が、この秋から大きく変わった。9月28日より、月曜から木曜の深夜1時から生ワイド番組『CultureZ』(カルチャーズ)をスタート。ターゲットは、今話題の“Z世代”(1990年代後半に生まれたデジタルネイティブ世代)で、パーソナリティーに、土佐兄弟、パパラピーズ、大関れいかが就任した。木曜を担当する2人組のパパラピーズは、ラジオの枠にとらわれない放送を行っている。



【ピンショット】新たなラジオパーソナリティー像を体現するパパラピーズ



 『セイ!ヤング』『ミスDJ』『リップス』など、人気深夜番組を発信してきた同局が、約5年ぶりに深夜帯2時間の大型生ワイド番組を放送。パーソナリティーが、Z世代リスナーと共に「新たな文化を創る」ために番組からヒットの種を探していく情報トーク番組を目指し、radiko、FMラジオ、AMラジオのほか、YouTubeLiveでの同時生配信や、オンエア後のオーディオコンテンツ配信も行い、場所・時間にとらわれないコンテンツ発信を行っていく。



 パパラピーズは、じんじん(25)とタナカガ(21)の2人からなり、チャンネル登録者数147万人(2020年11月24日時点)、上半期インスタ流行語大賞のYouTuber部門で1位に輝くなど、若い世代を中心に人気を集めているが、ラジオの世界では“初心者”。初回放送では、初々しさを見せながらも、2人の仲の良さを感じさせるテンポ感あるかけあいも披露し、パパラピーズファンはもちろん、ラジオファンの心もガッチリとつかんだ。2回目の放送を前に行ったインタビューでは、飾らない2人の魅力が伝わってきた。



■対照的なリスナー遍歴 初回放送で決意新た「声の表現力を極めたい」



――パーソナリティーになる前、ラジオに対してどういったイメージがありましたか?



【タナカガ】私はラジオ自体、あまり自分から聞いたことがなくて。夜中のコインランドリーとかで、たまに流れているラジオを聞いていたという感じでした(笑)。番組をさせていただくにあたって、先輩YouTuberの水溜りボンドさんがやっているニッポン放送さんの『水溜りボンドのオールナイトニッポン0(ZERO)』を聞かせていただいたり、以前TBSラジオの『TALK ABOUT』に出させていただいた時に、パーソナリティー工藤大輝さんがこういう風に話されていたなというのを脳内再生していました(笑)。



【じんじん】僕は中学の頃にラジオをめっちゃ聞いていて、お便りも送っていました。澤田修さんのZIP-FM『R18-Radio Eighteen-』という番組を聞いていて、ラジオにハマっていました。今は、ラジオに関わりがなかったのですが、まさかこうしてしゃべる側として出演することになるとはという感じでした。



――初回放送を終えてみての感想



【タナカガ】始めはめっちゃ緊張していたんですよ。緊張が声で伝わるなという感じだったと思うんですけど、30分くらい経ったら、自分たちのペースで話せていたので、大丈夫やなという感じはありましたね。これでいいんかっていうモードに切り替わったので…。



【じんじん】ベースはいつもの僕たちのYouTubeでのしゃべりの音だけバージョンという雰囲気でいけたらと思ったのですが、それ以外の決められたコーナーでの抑揚とか、区切りとか、漢字で苦戦しましたね(苦笑)。



――周りからの反響について



【タナカガ】意外とみんな起きていてくれて、2時間めっちゃ早かったみたいなうれしい声ばかりだったので。ラジオを聞かない世代の方からの反響があって、うれしかったですね。



【じんじん】僕たちのYouTubeチャンネルなどにも「ラジオから来ました」っていう方からもメッセージをいただきましたね。動画では顔とかでごまかしていたところも、ラジオは全部声ということなんですが、逆にこれをきっかけに声の表現力を極めたいなという気持ちになりました。



【タナカガ】私は、自分でも聞きたくなるような内容にしたいなと思いますね。恋バナとか、同世代の人たちが聞きたい内容を話したり、YouTubeを見てくださっている方々にも、ラジオしか話さないことがあったりしたら、聞いてくださるかもしれないなと考えています。



■水溜りボンドとの局の垣根をこえた“つながり” ラジオの枠をはみ出た取り組みに意欲



――今後、来てほしいゲストの方はいらっしゃいますか?



【じんじん】難しいことはわかっていますが、憧れの千葉雄大さんに来ていただけたら!



【タナカガ】私も、無理なのは大前提でレディー・ガガ様ですね。リアルで来たら、意味わからんすぎて、来日プロモーションで、いろんなところに行かなアカンのに、なんでここにおるん?ってなりそうですよね(笑)



【じんじん】憧れの方がいらっしゃったら、お互いしゃべられなくなりますね。友だちだったら、エミリン、やっぴとか、共通の知り合いとおしゃべりしたいな。



【タナカガ】マジで身内の会話になっちゃいますが、そういうのもしてみたいですね。



――初回放送では、ラジオならではの発見などはありましたか?



【タナカガ】普段は、じんじんが編集を気にしながらしゃべっていて、私はまったく気にしていないんですけど、ラジオでは、私がずっと時間を気にしていましたね。台本に目安の時間が書かれているので、それと時計を見ながら進めていく…、頭の中の忙しさが楽しかったですね。



――他局になりますが『CultureZ』が終わった後に、ニッポン放送で水溜りボンドさんの『ANN0』が放送されるので、両番組を流れで聞くリスナーの方も増えそうですね。



【じんじん】水溜りさんのファンの方が「これから文化放送からの流れで聞こう」と、ツイッターでつぶやいてくださっていて、そういう風に見てくださるんだなと。そういう流れがあるとうれしいですね。



【タナカガ】水溜りさんの『ANN0』は、動画よりもラフな感じでやられていたんですけど、動画のようにお2人のペースでお話されていて、違和感がまったくなかったですね。「慣れたらこうなるんやな」っていう感じがしました。ただ、私たちは慣れたら、言ってええことと言ったらアカンことの境目がわからなくなりそうです(笑)。



【じんじん】(タナカガの方を見て)普段がNGみたいな存在なので(笑)。



【タナカガ】じんじんは下ネタしかしゃべらないから(笑)。



【じんじん】ちょっとやめなー(笑)。これ、記事にされたらどうするん?



【タナカガ】ぜひ、記事にしてください(笑)。



――今後どういった番組にしていきたいですか?



【じんじん】みなさんの中に、ラジオの従来のイメージがあると思いますが、Z世代に向けた番組のパーソナリティーをさせていただくことになったので「それラジオでやっていいの?」っていうことや、ラジオっぽくないでっかい楽しいことができたらなと考えています。



【タナカガ】Z世代の方々にとっては、女子高生の女子会をのぞき見している感じが、身近にあるものでもあって一番楽しいんじゃないかなと思うので、そんなラジオができたらいいなという気持ちです。
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