宮沢氷魚、『ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞受賞 映画賞3冠目

宮沢氷魚、『ヨコハマ映画祭』最優秀新人賞受賞 映画賞3冠目

 『第42回ヨコハマ映画祭』受賞者・作品が5日に発表され、映画『his』にて主演を務めた宮沢氷魚が最優秀新人賞を受賞することがわかった。



【写真】共演した藤原季節も受賞した映画『his』のビジュアル



 今回の受賞で宮沢は、『第12回TAMA映画賞』最優秀新進男優賞、『第45回報知映画賞』新人賞に続き、映画賞3冠を獲得。初主演映画となった『his』では同性愛者であることを隠して暮らす青年を演じ、その瑞々しい演技が高く評価された。



 飛ぶ鳥を落とす勢いで映画賞を受賞し、今後を期待される宮沢だが、今回の受賞を受けて「この度はヨコハマ映画祭にて新人賞という素敵な賞を受賞できたことを大変うれしく思っています。『his』という作品がたくさんの人に届き、認められたことを実感しています。これからも精進し、素敵な俳優になれるように頑張ります」と、コメントしている。



 『ヨコハマ映画祭』は、一切のスポンサーなしに映画ファンが企画・運営・実行する、今年で42年目の開催となった映画祭。選考委員も映画評論家ら有識人がそろい、1年間で公開された作品のベストテンも発表する。



 今回は、宮沢とともに映画『his』に出演した藤原季節や、『ラスト・レター』などで好演した森七菜、『初恋』や『佐々木、イン、マイマイン』などに出演した小西桜子らが最優秀新人賞を受賞。



 ヨコハマ映画賞大賞には今年4月に亡くなった大林宣彦監督と映画プロデューサーの大林恭子、作品賞は『海辺の映画館キネマの玉手箱』、監督賞に『アルプススタンドのはしの方』などの城定秀夫、新人監督賞に『佐々木、イン、マイマイン』の内山拓也、主演男優賞に『浅田家!』二宮和也、主演女優賞に『喜劇 愛妻物語』などの水川あさみ、助演男優賞に『罪の声』などの宇野祥平と『もみの家』の緒方直人、助演女優賞には『朝が来る』などに出演の蒔田彩珠が選ばれた。



■『第42回ヨコハマ映画祭』の受賞は以下の通り

《2020年度日本映画各賞》

作品賞:『海辺の映画館キネマの玉手箱』大林宣彦監督作品

監督賞:城定秀夫『アルプススタンドのはしの方』『性の劇薬』

新人監督賞: 内山拓也『佐々木、イン、マイマイン』

脚本賞:足立紳『喜劇愛妻物語』『劇場版アンダードッグ前編後編』

撮影賞:四宮秀俊『佐々木、イン、マイマイン』『人数の町』



主演男優賞:二宮和也『浅田家!』

主演女優賞:水川あさみ『喜劇愛妻物語』『滑走路』

助演男優賞:宇野祥平『罪の声』『本気のしるし〈劇場版〉』

助演男優賞:緒形直人『もみの家』

助演女優賞:蒔田彩珠『朝が来る』『星の子』



最優秀新人賞:

森七菜『ラストレター』『461 個のお弁当』『青くて痛くて脆い』

藤原季節『佐々木、イン、マイマイン』『his』

宮沢氷魚『his』

小西桜子『初恋』『ファンシー』『佐々木、イン、マイマイン』



審査員特別賞:細川岳と『佐々木、イン、マイマイン』

※彼の胸に生起したイリュージョンに身体性をもたらし、『佐々木、イン、マイマイン』を産み落とした功績を称えて



ヨコハマ映画祭大賞:大林宣彦 大林恭子

※『海辺の映画館キネマの玉手箱』に込めたふたりの映画愛とパートナーシップによる映画作りが後進に与えた勇気とエネルギーは計りしれず巨大であり、永遠であることを称えて



《2020年度日本映画ベストテン》

第1位『海辺の映画館キネマの玉手箱』(大林宣彦監督)

第2位『喜劇愛妻物語』(足立紳監督)

第3位『浅田家!』(中野量太監督)

第4位『朝が来る』(河瀨直美監督)

第5位『スパイの妻』(黒沢清監督)

第6位『アルプススタンドのはしの方』(城定秀夫監督)

第7位『罪の声』(土井裕泰監督)

第8位『本気のしるし〈劇場版〉』(深田晃司監督)

第9位『一度も撃ってません』(阪本順治監督)

第10位『佐々木、イン、マイマイン』(内山拓也監督)

次点『37セカンズ』(HIKARI 監督)
カテゴリ