齊藤工、国際賞で日本人初の“監督賞”「作品至上主義でモノ作りをして来た」

齊藤工、国際賞で日本人初の“監督賞”「作品至上主義でモノ作りをして来た」

 俳優・フィルムメーカーなどマルチに活躍する齊藤工監督(39)が、アジア太平洋地域16ヶ国から優れた映像コンテンツを選出する国際賞『アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード(Asian AcademyCreative Award/AAA’s)』で最優秀監督賞を受賞したことが8日、発表された。最優秀監督賞を受賞するのは、日本人で初めての快挙となる。



【写真】齊藤工監督が手掛けた『Life in a Box』場面カット



 「AAA’s」は、アジアとオセアニアで制作された映像コンテンツを世界に発信すべく、各国代表を選出した上で頂点を決定する国際賞レースで、本年度で3回目。最優秀ドラマシリーズ賞を『愛の不時着』、最優秀アニメシリーズ賞は『泣きたい私は猫をかぶる』が受賞した。



 今回、齊藤監督が制作した『FOODLORE: Life in a Box』は、シンガポールの巨匠エリック・クーが製作総指揮を務め、アジア8ヶ国より、料理をテーマに魂を味と香りで表現する8エピソードからなるアンソロジー。齊藤監督が日本代表として監督した『Life in a Box』は、世界共通語の「BENTO(=弁当)」にまつわる物語で、それぞれが悩みを抱る3組が同じひとの「BENTO」を通じて懐かしさと思い出、愛に包まれた旅の中で、希望の光

を見出す姿を描かれている。



■齊藤工監督コメント

2017年にシンガポールでエリック・クーに公開前の『blank13』を観てもらったことからHBOアジア「FOLKLORE」シリーズの日本代表の監督に推薦していただき、その時に監督した『TATAMI』を含む「FOLKLORE」シリーズが世界的に好評を得て「FODLORE」シリーズにつながり、『Life in a Box』は生まれました。

物語は、私が西日本豪雨の2018年に広島で出会ったボランティアに対して配られた塩むすびの塩加減に感動し涙した、実際の出来事が起源になっています。そんな奇跡的な出会いの連鎖がこの受賞の裏側にはあります。

主演の安田顕さんや安藤裕子さん、撮影の早坂伸さんや脚本の金沢知樹さん、編集の小川弾さんや録音整音の桐山弘之さんをはじめ、多くの方々が樹形図の様に私のクリエイションには存在してくださり、そのアベンジャーズの様な誇らしい樹形図そのものが海を超え評価されたのだと思っています。

同時に“斎藤工”なんて知らない方々に作品がどう映るか、作品至上主義でモノ作りをして来たつもりなのでこれからもその想いで映画に臨めよと叱咤激励をいただいた様にも思いました。

『Life in a Box』がこれを機に国内でもお目見えする機会が増える事を願いながらまたアベンジャーズの面々とより一層精進してモノ作りをして行きたいと思います。



p.s.自粛中に夢中になった「愛の不時着」と並んでの受賞には震えました
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