徳永有美、2020年を振り返って「正解がないからこそ、考え続けなければ」

徳永有美、2020年を振り返って「正解がないからこそ、考え続けなければ」

 テレビ朝日の“朝の顔”羽鳥慎一(『羽鳥慎一モーニングショー』メインキャスター)と、“夜の顔”徳永有美(『報道ステーション』のメインキャスター)が、19日(後6:30~8:00)にテレビ朝日系で放送される特番『笑顔の瞬間スペシャル2020~幸せ量産地球号~』でついに初共演する。夢や希望、勇気を与えてくれたアスリート、アーティストたちの笑顔の瞬間に迫る特別企画。これまで一度も直接顔を合わせる機会がなかったという2人。初タッグへの意気込みや、印象に残った“今年の笑顔”を収録前に聞いた。



【写真】池江璃花子選手のインタビューや対談も見どころ



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 羽鳥さんとはお会いした事が一度もないんです。時間帯が違うので、テレビ朝日の中で偶然お会いすることもなく、お互い局アナだった時代もお目にかかる機会がなかったんです。なので今回お話しをいただきとてもうれしく思いました。毎朝子どもを見送ったあと、ひと息つく時間に『モーニングショー』を見ています。多彩なコメンテーターたちを冷静沈着にさばいて、絶妙なツッコミを入れて、着実に進行していく、鉄人みたいな方だなぁと感じていました。



 新型コロナウイルスに覆われ、笑顔のこぼれにくい一年だったからこそ、印象に残っている「笑顔」はなんだったか、自分が「笑顔」になれたのはどんな時か、振り返ってみるのは、とても意義深いことなのではないか、と思っています。



 私の中で印象に残っている笑顔は、テニスの大坂なおみ選手です。ブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter)、通称「BLM」運動を支持し、積極的に発信されていますが、全米オープンテニスでは警察官や人種差別の暴力によって犠牲になった7人の方の名前の入った黒いマスクを試合ごとにつけて臨み、見事に優勝しました。



 世界がコロナ禍で閉塞感がただよう今、世の中の“歪み”みたいなものがあぶり出されている中、自分なりの方法で覚悟を決めて発信する勇気に心打たれていました。彼女はたくさんの人の思いを背負えば背負うほどに強くなる人なんだなと思いました。そして、彼女の戦い終えた後の笑顔や真っ直ぐな言葉に、私自身が立ち止まって深く考える時間を与えてもらいました。



 日々番組でニュースを伝えることで、コロナ禍をどう乗り越えていけばいいのか、そのために何ができるのか。皆さんがどんな状況できょうのニュースを見てくださっているのか。今まで以上にカメラの向こう側を想像しながら伝えたいと思うようになりました。いろいろな立場の人がいる、いろいろな思いをしている人がいることを忘れてはいけないと心に刻んだ1年でした。正解がないからこそ、考え続けなければならない。来年は少しでも明るいニュースが増えてくれるといいな、と願うばかりです。



 番組では、今年、白血病から復帰したばかりの池江璃花子選手がVTRで登場します。富川悠太アナウンサーによるインタビューや、同じ白血病を克服したラグビーオーストラリア代表でジャパンラグビートップリーグ『NTTコミュニケーションズシャイニングアークス』に所属するクリスチャン・リアリーファノ選手との対談で、どんな話をされたのかとても興味があります。



 そして、スペシャルゲストの西田敏行さん! 実は私、『池中玄太80キロ』シリーズ(西田主演のドラマ)の大ファンで、DVDは何度も見返しています。西田さんも今回、初めてお目にかかります。お会いできるのがとても楽しみです。



 改めて振り返って、そういえばこんな笑顔もあった、あんな笑顔もあった、そんなことでも笑ったなぁと、思い出していただけるとうれしいです。羽鳥さん、西田さん、ゲストの皆さん、そして視聴者の皆さんと一緒に、いろいろな笑顔を噛みしめて、味わいたいと思います。(談)



■『笑顔の瞬間スペシャル2020~幸せ量産地球号~』

テレビ朝日系24局:12月19日 後6:30~8:00



 夢や希望、勇気を与えてくれたアスリート、アーティストたちの笑顔の瞬間に迫る特別企画。最大の注目は今年10月、競泳の池江璃花子選手がインカレ水泳(日本学生選手権水泳競技大会)でチームメイトに見せた《笑顔》。チームメイトの体調不良などのため、急きょ、女子4×100メートルリレー予選の第3泳者として出場。競技復帰してから練習をしていなかった100メートルで、ぶっつけ本番にも関わらず、56秒1という好タイムを記録。見事、決勝進出につないだ。この100メートルを泳ぎ切った後、チームメイトに《笑顔》を見せていた池江選手の知られざる思いに、富川アナウンサーが迫る。



 このほか、漫才コンビ・ミルクボーイにも密着。『M-1グランプリ2019』の王者で今年は大ブレイク間違いなしと目されていたが、新型コロナウイルスの影響で次々と仕事が中止に。しかも、舞台などの活動が緩和されていた9月に、内海崇の感染が判明。待機期間中、味わった思いとは…!? また、今年5月、医療従事者などに敬意を込めて東京上空を飛行した航空自衛隊“ブルーインパルス”の後日談も紹介する。
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