黒島結菜、照明オタクのヒロイン役で主演 Eテレで本格ドラマ放送

黒島結菜、照明オタクのヒロイン役で主演 Eテレで本格ドラマ放送

 女優の黒島結菜が、NHK・Eテレで来年2月8日にスタートする新ドラマ『ハルカの光』(毎週月曜 後7:25~7:50、全5回)で主演を務めることが発表された。このドラマは、名作照明の虜(とりこ)となった女性・幸本ハルカの物語。



【写真】名作照明を集めた専門店の店長役で古舘寛治が出演



 名作照明とは、主にヨーロッパで発展し、インテリアを超え芸術品の領域に達したといわれる照明器具のこと。昼はオブジェで夜は照明、インテリアにして芸術品。幸福度が高いとされる北欧では、照明器具のデザインや光の質が尊重され、室内での「光」が暮らしのなかで大事な要素となっており、日本でもその価値が注目されている。



 黒島が演じるハルカは、宮城で漁師の娘として育った。しかし、東日本大震災で、家や多くの友人をなくしてしまった。冗談好きでいつも笑っていた母からは笑顔が消えた。「私たちはなんで生き残ったんだろう」。仮設住宅で悶々と暮らして1年後、震災以来、初めての漁から戻ってきた父の漁船が真っ暗な海に放った漁火(いさりび)の光にハルカは救われる。



 やがて東京に出たハルカは、名作照明を集めた専門店で、或(あ)る光に出会い、心を奪われ、店番として働くようになる。「照明なんてなんでもいい客」はお断り。その代わり光を求める人には心から接客し、その人の苦悩を晴らし、人生を照明で豊かにすることに使命を感じていた。そんな店には毎日個性豊かな面々が訪れてきて…。



 照明オタクのハルカが照明の魅力を人々に伝え、その人たちにぴったりな照明を見繕う過程で、人々の人生に次々と「光」がもたらされていく。そしてハルカ自身もまた、数々の出会いを通して心の傷を乗り越え希望の光を見いだしていく。向田邦子賞を受賞した脚本家・矢島弘一氏が、ユーモアとペーソスあふれるタッチで描く新感覚“文化教養×ドラマ”。



 店長の西谷役で、かつて『アシガール』で黒島と親子役を演じた古舘寛治が共演。ほか、イッセー尾形、塩見三省、渡辺大知、駿河太郎、内田慈、緒川たまき、田牧そら、山下容莉枝、甲本雅裕ら(順不同)が出演する。



【黒島結菜(幸本ハルカ 役)のコメント】

 このドラマ『ハルカの光』は、震災によって心に傷を負ったハルカが、名作照明を集めたお店・エクラを経営している西谷さんと出会い、お店を訪れる人々との関わりの中で、少しずつ前を向いていくお話です。脚本を読んだときに、私とハルカの根っこにあるなにかが近いなと思い、撮影をしていても自然と心が動いていて、ハッとしました。



 古舘さんや各回ごとに訪れる素敵なゲストの方々とのお芝居は、楽しく、刺激的で、みなさんには感謝の気持ちでいっぱいです。また、監督やスタッフの方々の照明に対する愛を感じられる現場で過ごすことができたのも、うれしい思い出です。



 癒されたり、ちょっと勇気が湧いたり、好きな人を想ったり、とても温かいドラマになっています。そして、ありのままを受け入れることの素晴らしさを感じてもらえたらいいなと思います。



【古舘寛治(西谷慎一 役)のコメント】

 撮影も終盤です。出突っ張りの黒島さんは十分に寝られない中、文句も言わず頑張ってきました。Eテレではかなり稀有な本格ドラマだそうです。黒島さんの真っ直ぐで穏やかな、しかし芯のある人柄が作品を形作っていきます。



 今回は父親役ではありませんが、この髭面のおっさんもそこにいい化学反応を作れていたら良いと思います。大人も楽しめるものにしたいですね。震災10年をテーマにもしていて真面目さもあるけど、楽しくオシャレな(?)ものを目指してます。ゲストの方たちも素晴らしいメンバーです。出来上がりが楽しみです。
カテゴリ