石原さとみ、念願の岡田惠和脚本ドラマに喜び 夫役の向井理に全幅の信頼

石原さとみ、念願の岡田惠和脚本ドラマに喜び 夫役の向井理に全幅の信頼

 女優の石原さとみが、来年1月4日放送のテレビ東京の新春ドラマスペシャル『人生最高の贈りもの』(後8:00~9:54)に出演。余命わずかであることを知りながらも、明るく前向きに進もうとする物語の主人公・田渕ゆり子を演じる石原が、作品にかける思いを語った。



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 『姉ちゃんの恋人』『ちゅらさん』『ひよっこ』で知られる岡田惠和氏のオリジナル脚本となる今作。岡田氏、石原、石橋冠監督がタッグを組み、日常会話を主軸としながら丁寧に“命の大切さ”をつむいでいく。長野・安曇野で繁行と暮らしていたゆり子が自分の余命を知ったことで、東京で暮らす元大学講師の翻訳家の父・笹井亮介(寺尾聰)のもとへと突然、帰省することから始まる物語となっている。



――岡田さんの脚本の印象と感想



岡田さんの脚本作品のファンで、いつか出たいなとずっと思っていたんですけど、今回読ませていただいて、はじめのト書きから、すごく吸い込まれるように、一瞬にして想像力がかきたてられました。家の外観が細かく書かれていたり、せりふとセリフの間にある「…」がとても多くて、そこの行間をすごく想像させてくれる台本になっています。胸が苦しくなったりするんですけど、出てくる人たちがとても温かくてやさしいですね。



――役への思い、意気込み、撮影にあたって準備をしたこと



キャストのみなさんを知った時にすごく想像がふくらんで。現場に入った時の空気感で作品がわかりましたね。みんな監督への愛おしさとか愛があふれていて、そういうスタッフさん、キャスト一人ひとりの温かさが作品の行間を埋めていくものになるのかなと感じました。全然無理をせずにできたなという印象でしたね。本当に楽しかったです。楽しいっていうちょっと軽い印象なんですけど、ずっと思いやりとかがあふれている現場でした。久しぶりに再会したスタッフさんとかも「石橋さんのこういうところが好きでね…」とか、なんかみんながやさしかったんですよ。ずっとなんて温かい空気が流れているんだろうという幸福感があふれる現場でした。



――寺尾聰さんとの共演について



すっごい愛してくれました(笑)。寺尾さん、私の作品を見て、こういう印象なんだということを伺っていて「こういう石原さとみを見たいんだ」って言ってくれて、滅相もないですって言いながら、なんかやさしくて、本当にお父さんのように接してくださいました。撮影後も何度かお会いして、寺尾さんのライブも行かせていただきました。かけてくださる言葉がとても大きくて、娘を思いやる父のようで、この作品で寺尾さんと出会えてよかった、包んでくださる愛を持つ方が増えて、なんて心強いんだろうと思いました。



――視聴者として感じる岡田さんの魅力、実際に演じた時に感じた魅力



有村架純ちゃん、小泉今日子さんの作品だったり、いろいろありますが、なんかあったかくて、クスッと笑えて、リアリティーがあるのに、ちょっとだけファンタジーの感じがしたりとか、なんか岡田ワールドっていうのが、作品を見て、強く押し出されるというより、世界観がしっかりされている印象です。



今回の作品は、父と娘の行間とト書きが多い作品だなと思ったんですけど、演者に任せているというか、人を見て書いてくださっている気がして。文字先行じゃなく、人先行で、とても愛があるなと感じました。すごく引っ張ってくださる台本が多い中で、とても託してくださっていたり、信じてくださっていたり、それが台本から文字から伝わってきて(撮影が)終わった後も、いろんな方に岡田作品どうしてもまたやりたいですというくらい虜でした。



――撮影中のエピソード



去年の秋頃に撮影をしたのですが、その時、自炊が楽しくて、朝食を作っていた時期だったんですね。自分ひとりのために、ひとりで食べるために作るって、自分で自分を満たしていくっていうことが、できたタイミングだったんですね。その後に、それが慣れてきて、豊かにしていくことの大切さをわかってから、この作品を読んでいるので、それを共有するって、幸せなことなんだって気持ちが芽生えました。食と向き合っていたタイミングだったので、いい時にいいタイミングで感じられたなと思いました。



――自分が主人公と同じような運命だったら?



私はすぐにみんなに言いますね。実況中継のように全部言うと思うんですけど、その中で一緒に病気と闘ってくれる心強い人たちとともに過ごせたらなと思うと同時に、もっとがむしゃらになるかなと。生きたいっていう気持ちが強いので、受け入れて、余生を過ごすという風にならないんじゃないかなと。一緒に病気と闘ってくれる仲間たちがいるので、家族を筆頭に、同じ気持ちで一緒に病魔と闘って、その中での幸せを感じられる時間を作っていくのかなと思いますね。好奇心旺盛なので、その病気について、とことん調べると思います。そこへの興味、知りたい願望があれば。

――向井理さんとの夫婦役について



面白くて、紳士で、ナチュラルで、気さくで、自然体な方でした。いっぱいお話した記憶があります。お芝居に入った時も関係性がああだこうだしゃべるよりも、役柄がそれを助けてくれていたのかもしれないですけど、黙っているときも心地良いというか。気を使わない配慮をしてくださってありがたかったです。すごくいい空気を作ってくださって、キャストのみなさんが、ただそのままいてくださって、お芝居以外でも、なんか居心地がいい、演じているのかを忘れるくらいの感覚でいました。



――視聴者へのメッセージ



岡田さんの作品に出られて、とてもうれしかったですし、キャストのみなさんに会えたこともすごくうれしかったです。監督の演出が本当にわかりやすくて、とても幸福度の高い時間でした。あったかくて愛があふれた作品なので、空気感を目で見て感じ取ってもらえる作品だと思うので、表情とか空気感を楽しんで見てもらいたいなと思います。
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