月亭方正、コロナ禍に届けたい『笑ってはいけない』 松本人志の企画力に感嘆「宇宙人です」

月亭方正、コロナ禍に届けたい『笑ってはいけない』 松本人志の企画力に感嘆「宇宙人です」

 コロナで笑顔が少なくなった1年だったが、年末にはいつも通り“アウト”がやってくる。大みそか恒例の日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!大晦日年越しスペシャル! 大貧民GoToラスベガス24時』(後6:30~深0:30)が放送される。ORICON NEWSでは、ダウンタウン、ココリコとともに体を張って笑いを取っている月亭方正に独占でインタビューを敢行。昨年の『絶対に笑ってはいけない青春ハイスクール24時!』(DVD&ブルーレイが発売中)について語ってもらった。



【動画】月亭方正&ココリコ 昨年の『笑ってはいけない』名シーンを語る



■新しい地図の言葉に感謝 天海祐希の怪演に驚きも「まさに緊張と緩和でした」



 最初に話題になったのは、新しい地図3人の登場。番組冒頭には、草なぎ剛が『全裸監督』でおなじみの村西とおる監督に扮(ふん)して、パンツ一丁で登場し、中盤には生徒指導役を香取慎吾が怪演。稲垣は『キングオブコント2019』王者のどぶろっくが同大会で披露していた歌ネタに参加、肝心のサビも完コピし、5人の笑いを誘った。方正は「最初に草なぎくんが出てきて、ということは残りの2人はどこで出るのかと楽しみにしていました」と当時の心境を打ち明けながら、香取からうれしい言葉をかけられたと声を弾ませた。



 「新しい地図の3人が全員そろった時に、慎吾ちゃんが、僕への激励の言葉みたいに『(蝶野正洋から)ビンタをこれだけやられて偉い』みたいなことを言ってくれたんです。あれは、ホンマに泣きそうになってもうて。正直、ビンタも苦しいし、何回やってんねんっていうのがあるんですけど、それを言ってくれたことによって、やっていてよかったという、報われたような気持ちになりました」



 冒頭では、天海祐希が2005年に放送された同局のドラマ『女王の教室』で演じた阿久津真矢として登場。方正は、天海の怪演に舌を巻く。「役者さんって、お笑い芸人とは違った脳だと思うんですよ。芸人って、笑いが大きな比重を占めているんですけど、役者さんって(与えられた役を)しっかりやりきられますよね。今回も、天海さんが入ってきた瞬間にパッと雰囲気が伝わりましたよね。すごい役者さんです。天海さんがキャラに徹することで、おかしさとか面白さとか、いろんなスパイスが入ってきて、それが笑いだけじゃなくて、楽しいに変わっていくから、まさに緊張と緩和でした」。



 さらに、この年に起こった事務所の騒動もネタになり、同局系の『スッキリ』で、宮迫博之と田村亮の会見に端を発して、加藤浩次が自身の思いを吐露した様子(通称:加藤の乱)を“学校”に置き換えて再現。方正は笑いを我慢しながらも、いろんな思いがこみ上げてきたという。「やっぱり『笑ってはいけない』は、芸人だったら勝負したい番組だと思うんですよね。そういう意味で、加藤はめっちゃおもろい出方をしたなと思います(笑)。あれがあった時に『えっ、もしかしたら岡本社長出るのか?』とか、みんなざわついていたと思いますよ。スタッフもそういう踏み込んだギリギリのところをやってくれることで、なんとも言えないドキドキ感を味わうことができるんだなということを、改めて感じました」。



■ダウンタウンの漫才に見る夢 “蝶野ビンタ”は「マジで嫌」



 バスでの仕掛けのひとつとして、ダウンタウンがセンターマイクに並んで、およそ30年ぶりに漫才を披露するという一幕も。方正は「もちろん、めちゃくちゃ楽しかったですけど。なんていうのかな…こんなこと言ったらあれですけど、もっと(内容を)入れてやってほしいなという気持ちもありました」と率直な思いを吐露。「僕は素人の時から、ずっとダウンタウンさんのファンで、いろんなネタを見て育った人間やから。あの時、お2人がちょっと思い出しながらやってはったじゃないですか。照れもあってね。だから、これは夢ですけど、バスの中じゃなくて、ちゃんとした舞台で『M-1』の出囃子に乗って、お2人が出てきてくれて、漫才をやってくれたら…しびれますね」と笑顔を見せた。



 方正と『笑ってはいけない』を考える上で、避けては通れないのが、蝶野正洋による“蝶野ビンタ”。「あれは、ホンマに嫌なんですよ。しかもね、ここ最近はビンタをされる理由がめちゃくちゃになってきているでしょう? 見ている人からしたら、たまには僕じゃなくて、ほかの人がビンタされるという展開も面白いんじゃないかなと思っているんですけどね…。だから、誰でもいいから、1回は一発ビンタを食らってほしい。遠藤とかが立候補したら、みなさん『おっ!』ってなると思うんですけどね(笑)。本当にマジで嫌なんで、まだまだあがいていきますよ」と笑わせた。



 『笑ってはいけない』のフォーマットを含め、『ガキ使』でさまざまな企画を考えているのが松本人志。方正は「『ガキの使い』っていうのは、松本人志さんの脳内を具現化したものなんですよ。あの松本人志さんが、20代から、頭の中にあるお笑いをどうしたら形になるのかを続けている番組やと思います。30年もずっとそれをやり続けているって、あの人、もう宇宙人ですよね(笑)。今でもびっくりしますよ。企画会議で『山崎は8歳になれるの?』って言われて、そういうところから、どんどん企画が転がっていって…。僕が一瞬『えっ?』ってなっている時には、松本さんの脳内で企画ができているんですよね」と尊敬の念を口にする。



 そんな『ガキ使』チームが総力をあげて届ける『笑ってはいけない』。今年は、方正も並々ならぬ気持ちがある。「みんなストレス溜まっていると思うんですよ。だから、手前味噌ですが、例年以上に『笑ってはいけない』がすごく望まれているような気がしていて。みなさんに、1年を笑って納めてもらいたいですし、『これ見て、ちょっとでもコロナのこと忘れた。笑って過ごせた』と言ってくださる方がいたら、本当にお笑いをやっていて報われる瞬間だなと思いますので、ぜひみなさんに楽しんでもらいたいです」。

カテゴリ