鈴木杏、読売演劇大賞の大賞で決意新たに 事務所社長に“新人の気持ち”誓うも「さすがに無理がある」

鈴木杏、読売演劇大賞の大賞で決意新たに 事務所社長に“新人の気持ち”誓うも「さすがに無理がある」

 女優の鈴木杏(33)が2020年の演劇界の成果を顕彰する第28回読売演劇大賞の大賞を受賞し、25日に都内で行われた贈賞式に出席した。



【集合ショット】贈賞式に登場したジャニーズWEST・小瀧望、鈴木杏ら



 『殺意 ストリップショウ』(世田谷パブリックシアター)、『真夏の夜の夢』(東京芸術劇場)の演技が評価された。トロフィーを受け取った鈴木は「大変なことになってしまったなと思っております」と第一声。「気付いたら人生の半分、演劇という世界にいるんだなと気づきました。今、ここから見たら、10代のころから支えてくださっている方がたくさんいる。34歳になるんですけど、あのころのような気持ちに戻って、すごくウキウキしちゃいます」と笑顔を見せた。



 コロナ禍で開催された今年は静寂の中で会が進行しており「すごく静かですね(笑)。何年か前に来たときは、ご飯を食べている人がいたりして、もうちょっとざわざわしてしゃべりやすかった気がします…」と苦笑い。それでも「9歳から、このお仕事をしている。友人家族、そして事務所の皆さんに長年支えてくださって、ありがとうございます」と感謝。「事務所の社長に電話で『大変な賞をいただいたけど、これからも地道に一歩一歩。新人の気持ちで頑張ります』と話したら『さすがに新人は、ちょっと無理があると思う』と言われました」とジョークを交えながら「コツコツと頑張りたいと思います」と大賞にさらなる飛躍を誓っていた。



 読売演劇大賞は、演劇文化の振興のために1992年に創設。選考委員のノミネート、投票委員の投票という2段階を経て、作品、男優、女優、演出家、スタッフの5部門の年間最優秀賞を決定する。このほか、新人を顕彰する杉村春子賞や、長年の功績や優れた企画を顕彰する芸術栄誉賞が設けられている。



 大賞・最優秀女優賞には『殺意 ストリップショウ』(世田谷パブリックシアター)、『真夏の夜の夢』(東京芸術劇場)の鈴木杏、最優秀作品賞には『リチャード二世』(新国立劇場)、最優秀男優賞には『十二人の怒れる男』(Bunkamura)、『23階の笑い』(シス・カンパニー)の山崎一が受賞。杉村春子賞は小瀧望(『エレファント・マン』)となった。



 優秀男優賞は大谷亮介(『ALL My Sons』)、片岡仁左衛門(『彦山権限誓助剣-毛谷村ー』)、城田優(『NINE』)、小瀧望(『エレファント・マン』)、優秀女優賞は安蘭けい(『ビリー・エリオット~リトル・ダンサー~』)、池谷のぶえ(『獣道一直線!!!』)、神野三鈴(『ALL My Sons』)、那須佐代子(『ミセス・クライン』、『リチャード二世』)となっている。
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