福士蒼汰主演『神様のカルテ』第三夜、水野美紀演じる優秀な医師が波紋を呼ぶ

福士蒼汰主演『神様のカルテ』第三夜、水野美紀演じる優秀な医師が波紋を呼ぶ

 テレビ東京系できょう1日に放送されるドラマスペシャル『神様のカルテ』第三夜(後8:00~9:54)。新任の医師役で水野美紀、元ヤクザの患者役で伊東四朗、看護師・東西直美(大島優子)と訳ありの入院患者役で竹財輝之助、伊東四朗演じる患者の孫の役で松倉海斗(Travis Japan/ジャニーズJr.)がゲスト出演する。



【写真】『神様のカルテ』第三夜場面写真



 長野県松本平にある「24時間365日対応」の本庄病院は、崩壊寸前の地域医療を少数の医者で支え続ける地方病院。変わり者ではあるが優秀な内科医・栗原一止(福士蒼汰)は、大学病院の誘いを断り本庄病院に残る道を選ぶが、相変わらず急患がひっきりなしで、多忙な毎日を送っていた。



 第二夜で古狐先生(イッセー尾形)が亡くなり、病院は、新たな医師として消化器内科医の小幡奈美(水野)を迎える。大狸先生(北大路欣也)の元教え子で、超音波内視鏡(EUS)のエキスパートでもある、かなり優秀な医師だ。



 新たなスタートを切った本庄病院に、喘息持ちのマロリーワイス患者・榊原信一(竹財)が救急で運ばれ、しばらく入院することに。病室へ移動していると、居合わせた東西直美(大島)と視線を交わす。しかもお互いを「ナオミ」「シンちゃん」と呼び合う2人の関係が気になりつつ、一止は治療にあたる。



 作曲家を志していた榊原は、ロマン・ロランの小説『ジャン・クリストフ』下巻を肌身離さず持っていた。上巻はどこかで失くしたらしいが、お守りがわりだという。「芸術家とは、いかなる嵐の中でも、常に北を指し続ける羅針盤だ」と、一止は小説の一節を榊原に贈り、共に北を目指そうと励ます。だが症状は落ち着いたものの、肝機能の数値が悪く黄疸が出ていた。その原因がひょんなことから飲酒にあると判明。榊原は密かに酒を買い病室で飲んでいた。アルコール依存――その事実を知った東西は「世界一の交響曲を書く夢は?」「治す気がないなら出て行って!」と激しく憤る。



 居酒屋九兵衛で東西と飲むことになった一止は、榊原が女子高時代の音楽の先生だったという話を聞く。教師をしながら作曲家を目指す榊原に恋心を抱いていたが、東西のある行動と不運が重なり退職に追い込まれたという。あれから10年。喘息で苦しむ榊原の姿を見て「命懸けで夢を追いかける人のサポートがしたい」と看護師を志した東西にとって、夢と病に苦しみ自暴自棄の生活を繰り返す今の姿は相当ショックだったようで…。



 経験も腕も確かで、医師をしながら論文も書く研究熱心な小幡の知識は、一止も驚くほど多岐に渡っていた。だが赴任して間もなく、小幡が救急患者の検査をせず一晩放置するという出来事が。急患はアルコール性肝硬変の横田健(山崎銀之丞)で、この時も飲酒が原因で重度の肝性脳症を再発していた。一止が外村勝子(新山千春)に診て欲しいと頼まれた島内耕三(伊東)もまた、小幡が当直だった日の急患だ。採血無しで急性胃腸炎と断定したが嘔吐が続き、孫の賢二(松倉)に付き添われ再び来院。酒をよく飲むらしく黄疸もあり、急性胃腸炎とは思えない…そんな外村の不安は的中。検査入院の結果、膵癌による閉塞性黄疸の疑いが濃厚に。82歳という高齢ではあるが、今なら耐えうると判断した一止は、島内に手術を受けるよう説得を試みる。



 小幡が診療を拒否するのは、すべてアルコール依存と思われる患者だった。その理由を小幡は、「何度も飲酒を繰り返す患者に時間を使うのが惜しい」と豪語する。その後も自己管理できない患者を見捨てる小幡に、一止は愕然。ところが「勉強を怠るほうが問題」だという小幡から医学的な質問をされると、一止は答えることができず…。「知識のない医者は簡単に人殺しになる」――小幡の覚悟に触れた一止は、自分の医師としての姿に疑問を抱くようになる。
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