『報道ステーション』来週は震災特集 原発内部も取材

『報道ステーション』来週は震災特集 原発内部も取材

 テレビ朝日系『報道ステーション』(月~金 後9:54~11:10)は、今月8日から1週間にわたり、震災特集「3.11 から 明日へ」を放送する。



【写真】陸前高田市の田んぼ(フロン田)と中村憲剛選手



 甚大な被害をもたらした東日本大震災から10年。今年2月13日に福島県沖で発生した最大震度6強の地震も東日本大震災の余震とみられ、未だ気が抜けない状況が続く中、この10年で被災地の復興はどう進み、人々は何を思ってきたのか…。そして、あの日が私たちにもたらした教訓、今後に向けた課題について、さまざまな角度から特集する。



 震災から丸10年にあたる3月11日は『報道ステーション拡大SP 3.11から明日へ』と題し、放送時間を15分拡大して放送。富川悠太アナウンサーが被災地から中継を敢行するほか、スタジオでは小木逸平アナウンサー、徳永有美、森川夕貴ア

ナウンサーが、“震災にまつわる過去・現在・未来”に深く切り込んでいく。



 この日は、各地で行われるさまざまな追悼式典の模様や被災地の人々が10年経った今捧げる祈りなども取材。さらに「震災とテレビ 10年の検証」と題した特集も放送する。「津波の恐ろしさ」と「津波が奪った日常」「人々の悲しみ」に向き合う。また、未曾有の災害で報道も混迷を極める中、テレビは「命を守る報道」「被災者のためになる報道」ができたのか、「テレビに出来たこと、出来なかったこと」を検証し、その教訓を探る。さらには、この10年の間、記録してきた「復興の姿」も紹介する。



 日替わり特集では 被災者と復興の10年、難題を抱える廃炉作業の現状も伝える。初日の8日(月)には「川崎フロンターレと陸前高田の10年」を放送。川崎フロンターレは、10年前からサッカー教室や物産販売だけでなく、地元米を使った「清酒造り」で岩手県陸前高田市を支援。昨年引退した中村憲剛も現役時代に米の苗を育て、サポーターらと田植えツアーなどを実施してきた。今年は、中村自ら、清酒の醸造に参加。10年にわたる川崎フロンターレと陸前高田の絆を紹介する。



 9日(火)は、「陸前高田・両親失った“祭り”少年の10年」を特集。陸前高田市の津波で両親を失った少年(当時9歳)を、番組では10年にわたって取材。現在、19歳になって初めて口にした、震災当時の絶望、そして、前を向けるようになるまでの出会いと葛藤。陸前高田市の復興とともに、被災地に生きた一人の少年の成長 を見つめる。



 10日(水)は、「フラガールが見た福島の10年」。フラガールこと「スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム」の元リーダーは今、後輩の指導をしている。双葉町の自宅は、原発から1キロ。復興を信じて踊り続けた一方、自宅周辺では焼却施設の建設が進み、近づくことさえ困難に。これが思い描いた復興の姿なのか…。希望を失いかけていた彼女が、再び訪れた故郷でみた景色とは…。



 12日(金)は、「『廃炉』の現在地」。巨大地震と津波の影響で発生した福島第一原発事故から10年、「廃炉」への道はどこまで進んだのか。政府は事故から30、40年後の廃炉を目標としているが、本丸である「デブリの取り出し」もメドが立っていない。本当は、廃炉にどれだけの年月が必要なのか。その答えを探るべく、富川アナが原発内部を取材。廃炉に向けた「現在地」を伝える。
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