看護師目指しNMB48山本彩加が卒コン「世界一、幸せなアイドルでした」

看護師目指しNMB48山本彩加が卒コン「世界一、幸せなアイドルでした」

 看護師を目指すため芸能界引退を表明しているアイドルグループ・NMB48の山本彩加(18)の卒業コンサート『最後の一色』が3日、大阪・オリックス劇場で行われた。



【卒コン写真8点】美少女コンビ“梅山本”で「今ならば」を披露



 オープニングは山本が特技のトランペット演奏で幕開け。かつて、1期生の山本彩が同期の渡辺美優紀が卒業するときに作曲し、秋元康氏が絶妙な2人の距離感を歌詞にした「今ならば」を、5期生の同期・梅山恋和との“梅山本”で涙ながらに歌い、ファンの胸を熱くさせた。



 あーやんの愛称で親しまれた山本は、2016年6月にNMB48の5期生として加入。当時キャプテンでエースの山本彩と1文字違いの名前だったことから、加入当初から話題を呼んだ。わずか4ヶ月後には、16thシングル「僕以外の誰か」で初選抜。17年2月にはAKB48の47thシングル「シュートサイン」の選抜メンバーとなり、18年8月には『ミスセブンティーン2018』のグランプリに選ばれ、ファッション誌『Seventeen』の専属モデルとなるなど、次世代メンバーのエース的存在だった。



 アイドルとして将来を嘱望されるなか、新型コロナウイルスが2020年4月に高校3年となった山本の目標を変えた。母と姉が看護師で、特に呼吸器内科の看護師として新型コロナウイルスの治療の最前線で奮闘する姉の姿を見て「1人でも多くの方を救いたい」と看護師を目指して看護学校受験を決断した。アイドル/モデル活動と並行して受験勉強を始め、合格。来月からは看護学校に通うため、昨年12月28日に自身の冠公演でグループからの卒業と芸能界引退を発表した。



 アンコールで桜のように美しいピンクのドレスをまとった山本は「あなたがいてくれたから」をソロで熱唱すると、卒業スピーチへ。



 「私はNMB48に加入して、いろんな方と出会い、さまざまな経験をし、たくさんのことを学びました。夢や目標を持って活動をしてきて、モデル、演技、シングルセンター、すべてかなえることができました。幼少期から変わらない“人見知りだけど負けず嫌い”で、小さなことにも全力で取り組み突っ走る。そんな私の性格だったからこそ、というのもあると思いますし、何よりもこんなにもたくさんの応援してくださる方がいてくださったおかげです」とファンに感謝。



 メンバーに向けても「メンバーは仲間でありライバル。これはどちらも欠けてはならないものだと私は思っています。仲良く支え合うことはもちろん大切ですが、自分たちが目指す夢や目標もしっかりと持って、それに貪欲になって、みんながそれを目指し突っ走っていく。そんな姿をきっとファンの方は見たいのかなと思います。これからメンバーのみんなにも、前を向いて突っ走ってほしいなと。NMB48 はまだまだ明るいんだなとファンの皆さんに思わせてほしいと思います」と伝えた。



 そして、ファンに向けて「皆さんが応援し、支えてくれたから、私はアイドルでいられました。熱い、大きな応援を本当に本当にありがとうございました。4年半、皆さんに応援していただけてすごく幸せでした」と伝えた山本は、「続いての楽曲は大切な同期と歌いたいと思います」と切り出し、先輩・山本彩の持ち歌「春はもうすぐ」を披露。曲の最後には同期一人ひとりにメッセージを伝えていき、花のブレスレットをプレゼントした。



 コロナ禍で来場者は約半数に制限され、声援は禁止だったが、事前に募集していたファンのミックスや“あーやん”コールの音声が山本の門出を後押し。そして、梅山は手紙で、比べられることでできてしまった2人の微妙な距離感、「だってだってだって」でWセンターに選ばれたときの喜び、もっとライバルでいたかったという本音を伝えたうえで、「あーやんの卒業は寂しいけど、看護師になるという新しい夢を見つけてかなえるために卒業を決めたあーやんを応援したいです。決して楽

な道ではないと思うけど、何事にも妥協せず努力して乗り越えてきたきたあーやんなら絶対大丈夫! お医者さんや患者さんが取り合いになる人気No.1のステキな看護師さんになれると思います」とエールを送り、山本は涙を浮かべながら聞き入った。



 前日のイベントでは、現エースで最後の1期生でもある白間美瑠がグループからの卒業を発表した。山本は「ファンの方も今、不安な気持ちが大きいと思います。でも、NMB48はまだまだ大丈夫です。こんなにも頼もしくてステキなメンバーがたくさんいます。なので、これからもNMB48のことを応援してくれるとうれしいです」とメッセージ。



  「青春のラップタイム」「サササ サイコー!」で締めくくると、山本は「この景色、一生忘れません。みんなに出会えてよかった。本当に今までありがとうございました」と一礼。ステージを後にするとスクリーンには「皆さんに応援されて世界一、幸せなアイドルでした!! 私をアイドルにしてくれてありがとう」という直筆メッセージが映し出された。



 3月17・18日に山本が所属するユニット「LAPIS ARCH」の冠ライブ、3月19日に卒業公演がそれぞれ大阪・難波のNMB48劇場で行われ、これをもってアイドル活動に終止符を打つ。



■『山本彩加 卒業コンサート 〜最後の一色〜』セットリスト



Overture

01. GIVE ME FIVE!

02. 最強ツインテール

03. 憧れのポップスター

04. 法定速度と優越感

05. 檸檬の年頃

06. 阪急電車

07. 禁じられた2人

08. Good Timing

09. ごめんね、好きになっちゃって

10. ランナーズハイ

11. BBQメドレー(野菜シスターズ/アボガドじゃねーし)

12. おNEWの上履き

13. 点滅フェロモン

14. 今ならば

15. Teacher Teacher

16. モニカ、夜明けだ

17. 孤独ギター

18. 僕以外の誰か

19. 僕だって泣いちゃうよ

20. 潮騒のメモリー

21. やさしくするよりキスをして

22. 僕はいない

23. だってだってだって

【アンコール】

EN1. あなたがいてくれたから

EN2. 春はもうすぐ

EN3. 夢は逃げない

EN4. 青春のラップタイム

EN5. サササ サイコー!
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