『ytv漫才新人賞決定戦』隣人が10代目王者に コウテイとの決戦制す

『ytv漫才新人賞決定戦』隣人が10代目王者に コウテイとの決戦制す

 関西で活動する芸歴10年目以下の若手芸人を対象に行われる、読売テレビ『漫才Loversスペシャル 第10回ytv漫才新人賞決定戦』が、2月28日に実施。芸歴9年目の隣人が10代目王者の栄冠と賞金100万円を手にした。



【写真】アクロバティックなネタを披露した隣人



 マユリカ、コウテイ、紅しょうが、隣人、たくろう、タチマチの順でネタを披露。FIRST ROUNDでは、隣人が修学旅行でスカイダイビングを体験する先生と生徒という設定のネタを披露し、500点満点中470点を獲得して1位に。コウテイは熱血教師と生徒に扮して、独特の世界観で学校での一幕を展開。465点で2位に食い込み最終決戦へ進出した。



 最終決戦では隣人がお金のない老夫婦に扮し、テレビのグルメロケのふりをして飲食店に突入するという奇想天外なネタを披露。アクロバティックなやりとりで笑いを起こし、見事熾烈な戦いを制した。優勝が決まった瞬間、橋本市民球場は笑顔でガッツポーズ。一方、中村遊直は「(漫才を)辞めんでいいんですね…」と涙をこぼした。



 審査員はオール巨人、ハイヒール・リンゴ、ブラックマヨネーズ・吉田敬、スピードワゴン・小沢一敬、フットボールアワー・岩尾望の。審査委員長の巨人は、「6者6様というか、それぞれ色があって、それぞれ異なっていて面白かった。ただ漫才としてはもうちょっとみんなの喋りが聞きたいし、隣人の喋りだけのネタも聞いてみたい」と今後にも期待を込めながら激闘を称えた。



 優勝した隣人がコメントを寄せた。



――優勝の感想は?



【中村遊直】優勝できるとは微塵も思ってなくて、ただただ楽しんでいこうと言い聞かせてました。それでFIRST ROUNDで勝ったので、いけるんちゃうかと。

【橋本市民球場】とにかくふざけ切るしかないなと。ふざけ切れてよかったし、それが結果に出たっていうのが非常にデカいですね。最終決戦も、最初に相方が倒れるところでウケたら勝てると思ってたんで、ちゃんとそこでウケてくれたので、これで安心して漫才しようと思いました。とにかく今はめっちゃうれしいです。夢のようです。



――優勝の要因は?

【橋本】一緒に戦った6組の中で、”漫才らしくない”というのが僕らの弱みでもあり、強みかなと思ったので、それが強みに出てくれた。1本目が終わったときに会場の空気がこっちを向いてくれてるなというのがあったので、そこですかね。僕らの味方になってるという空気が非常にデカかったです。

【中村】(M-1グランプリで)マヂカルラブリーさんが、漫才か漫才じゃないかみたいな論争があって優勝されたんで、僕らもいけるってなりましたね。「床を使っていいんや」みたいな。マヂラブさんの存在がなかったら流れも変わってるやろなと。



――最終決戦の相手がコウテイでしたが、いかがでしたか?

【中村】コウテイは1期下なんですけど、1回も勝ってきたことがなかった。僕らも面白いと思ってましたし、絶対勝てへんと思ってました。先輩なんですけどコウテイのことは尊敬してたので、勝てたのは非常にうれしいです。



――賞金100万円の使い道は?

【中村】コロナもあってバイトもしてなくて、貯金でずっとやりくりしてて、それがヤバかったので(笑)。ほんまによかったです。

【橋本】とにかく生活費ですね。

【中村】ご褒美にちょっとええTシャツを買おうかな、ぐらいです。あと、おかんに30万ぐらいあげたいです。

【橋本】僕はかわいがってる後輩とええ焼肉を食べに行きたいと思います。
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