AKB48、東日本大震災10年で決意新た 柏木由紀「行ってみて続けるべきだと」

AKB48、東日本大震災10年で決意新た 柏木由紀「行ってみて続けるべきだと」

 アイドルグループ・AKB48が11日、東京・秋葉原のAKB48劇場で『東日本大震災復興支援特別公演~誰かのためにプロジェクト2021~』を行い、被災地復興応援ソングとして制作された「風は吹いている」「掌が語ること」や代表曲「ヘビーローテーション」「恋するフォーチュンクッキー」など全15曲を披露した。



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 AKB48グループは2011年3月11日に大震災が発生した直後に「誰かのために」プロジェクトを発足。2ヶ月後の2011年5月には、AKB48の篠田麻里子、大島優子、柏木由紀、指原莉乃、SKE48の松井玲奈、NMB48の山本彩の6人で岩手県大槌町、山田町を訪問したのを皮切りに、“ふれあい”を重点においた支援活動を継続してきた。2020年・21年はコロナ禍で訪問できていないものの、これまでに76回で参加人数は126人、のべ712人にのぼる。



 AKB48のメンバー30人が出演した特別公演では、柏木が「2011年12月のクリスマスに福島県を訪れたとき、体育館で子どもたちとクリスマスソングを歌ったりプレゼントを渡したりして過ごし、すごく喜んでくれたことが印象に残っています」と振り返り、「震災から10年が経ち、最近は(コロナ禍で)なかなか被災地に行けていないですが、これからもこの活動を続けていきたいと思いました」とコメント。



 峯岸みなみは「被災地訪問に行くと、子どもたちが笑顔で無邪気に声をかけてくれたのですが、地元の方から『震災以降、全然子どもたちが笑えていなかった』と聞いて、(AKB48の訪問で)子どもたちが笑顔を取り戻してくれたことがうれしかったです。子どもたちが大人になったときにも、楽しかった記憶として残っているといいなと思います」と語った。



 グループ総監督の向井地美音は「私たちAKB48は、これからも風化させることなく、誰かのために、そして未来のために、微力ながらも一日も早い復興を願い、少しでも力になれるよう、これからも支援活動を続けていきたいと思います」と決意を新たにし、特別公演を締めくくった。



 なお、特別公演に先立ってはAKB48、SKE48、NMB48、HKT48、NGT48、STU48の国内6グループのメンバーがオンラインで集い、YouTubeチャンネルを通じてライブ配信を実施。プロジェクト10年の活動記録を1時間弱にまとめた映像を公開した。



 この映像をAKB48劇場で見守った柏木は、被災地訪問の初回に岩手県を訪問した一人。「震災からまだ2ヶ月で、AKB48として何ができるかわからない、1人の人間としてもまだ何をすればいいのかわからないくらいの状況だった。行くのが正解なのか、すごく不安を抱えながら6人で行ったのを覚えていて。でも、映像にもあったとおり、来てくださった皆さんが熱いくらいの熱量で迎えてくださって、また必ず来てくださいって言ってくれたのが印象的で。この活動ができてよかった、絶対に続けるべきだと、行ってみてすごく思った」と、当時の葛藤を振り返った。
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