TBSとフジの攻防、日テレも参戦 綾瀬はるか主演作は6週1位、満足度にみる冬ドラマの奮闘

TBSとフジの攻防、日テレも参戦 綾瀬はるか主演作は6週1位、満足度にみる冬ドラマの奮闘

 2強争いになっていたドラマ満足度をめぐるTBSとフジテレビの攻防に異変が起きた。1月期ドラマの最新満足度ランキング(2月23日~3月1日放送を対象)では、TOP3の顔ぶれは1位が『天国と地獄~サイコな2人~』(TBS系)、2位が『俺の家の話』(TBS系)、3位が『監察医 朝顔』(フジテレビ系)と前週と変わらなかったが、4位に『レッドアイズ 監視捜査班』(日本テレビ系)がランクイン。今期終盤にきて日本テレビが上位争いに参戦してきた。



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 今週も首位は、綾瀬はるか主演『天国と地獄~サイコな2人~』が不動の座をキープ。6週連続1位を獲得した。満足度は前週と変わらず99Pt(100Pt満点)。スタートからサイコキラーとして登場した日高陽斗(高橋一生)だが、彼の本性とともにときおり逆の人間性が伏線として描かれてきた。7話目では、日高とは別の真犯人の存在までも明かされようとしており、視聴者はますますオリジナルの物語にくぎ付けの様子だ。



 2位の『俺の家の話』(TBS系)は、初回から全話90ポイント台と高い評価をキープしながらも、前週まで2週連続で下降していた満足度を再び上向きに転じさせ(前週95Ptから98Ptへ)、1位にわずか1Pt差に迫る高評価を得た。項目別で見ると、満点をキープしているキャストへの評価は今週も変わらず、「ドラマ内容」と「話題性」をポイントアップさせている。



 今回調査した第6話では、25年ぶりの観山家の家族旅行が描かれるが、脚本を手がける宮藤官九郎の盟友・阿部サダヲがゲスト出演し、長瀬智也との久々のタッグで大暴れ。クセの強いムード歌謡グループをおもしろおかしく描く内容で、クドカン脚本ファンを歓喜させていた。小ネタや会話劇の笑いはありながら、世代を超えた家族のあり方を温かい視線で描いていく本作。ラストへ向けて心温まる感動ストーリーをメインに舵を切っていくことも予想され、満足度のさらなる上昇が期待される。



 3位は前週と変わらず、上位2作のTBSの後を追うフジテレビの渾身作『監察医 朝顔』がランクイン。監察医を軸にしたさまざまな事件の裏にある人間ドラマと、主人公の家族の絆を描き、しっかりと固定ファンを抱えている本作。2期目の後半に差し掛かったこのタイミングで、満足度はここ3週にわたって右肩上がりとなっている。



 TBSとフジテレビの牙城に食い込み、4位にランクインしたのが日本テレビ系の『レッドアイズ 監視捜査班』。満足度は前週74Ptから今週87Ptと、初の80ポイント台で自己最高を記録した。



 主演の亀梨和也のアクションシーンも評価の高い、日本テレビが注力するオリジナル脚本のクライムサスペンス。第6話は、松村北斗(SixTONES)演じるチーム内の天才ハッカー・小牧要がフィーチャーされるストーリーだった。項目別では「主演」「主演以外のキャスト」がそれぞれ5ポイントアップ。さらに「ドラマ内容」も3ポイントアップと、ドラマの要となるストーリーとキャスト陣の演技がともに高く評価され、ポイントが急上昇した。名作、話題作を多く生み出している日本テレビのドラマ制作の意地が、終盤に向けてにじみ出てきている。



 続く5位には『にじいろカルテ』(テレビ朝日系)が登場。今期は、TBSとフジテレビがTOP5を独占する週が多いなか、日本テレビに続いてテレビ朝日も上位争いに参戦する奮闘を見せている。今期も終盤に差し掛かり、ドラマそれぞれ物語の佳境に入るなか、ラストへ向けたストーリーの急展開が視聴者をより惹きつける激戦が繰り広げられようとしている。ランキング結果もこの先、さらなる混戦が予想される。



●「ドラマ満足度ランキング」とは

「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。
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