アカデミー賞ノミネート映画『ミナリ』“夫婦”インタビュー、“きゅんですポーズ”も

アカデミー賞ノミネート映画『ミナリ』“夫婦”インタビュー、“きゅんですポーズ”も

 「第93回アカデミー賞」ノミネート発表で、作品賞を含む6部門(作品賞、監督賞、主演男優賞、助演女優賞、脚本賞、作曲賞)にノミネートされた映画『ミナリ』(公開中)。1980年代、農業で成功することを夢見てアメリカ南部のアーカンソー州に移住してきた韓国人一家が、アメリカンドリームを胸に、たくましく生きる様を描く。アジア系として初の主演男優賞にノミネートされた主人公ジェイコブ役のスティーヴン・ユァンと、夫婦役を演じたハン・イェリのインタビュー映像が到着した。農場経営の夢を追う夫と、ド田舎への移住を勝手に決めてしまった夫に怒り爆発の妻。衝突を繰り返す夫婦のキャラクターに迫る。



【動画】映画『ミナリ』“夫婦”インタビュー映像



 それぞれが演じたキャラクターについて、ともに「共感した」と語る、スティーヴン・ユァンとハン・イェリ。自身の夢のために、家族を強引に引っ張っていこうとする夫・ジェイコブについて、同じく2人の子どもを持つ父親でもあるスティーヴンは、「子どもを育てないといけないし、将来に対する不安も感じる。自分が築いた家族に対して何ができるんだろうという疑問も。男性は、恐れてはいけないとか、恐れていることを見せてはいけないというプレッシャーを感じることがよくある。だから内側に抱え込んでしまって、一方的に決断をしてしまったりする」と、語る。



 ハン・イェリは初めて脚本を読んだ時に、「誰もが一度は経験したことのある、人生のエピソードがふんだんに盛り込まれている」ところに注目したそう。自身が演じた妻・モニカを「何事も不器用で、とても寂しがり屋」と表現するも、「仕事を始めて、少しずつ社会的に力を持つような女性に変わっていきます。それに母親ですから、家族を守らなければいけないという使命感も持っている女性です」と、慣れない土地で家族のためにたくましく成長していくモニカの強さをアピールした。



 また、アメリカでアジア系アメリカ人の俳優として活動しているスティーヴンは、その経験がジェイコブというキャラクターを理解するのに役立ったよう。移民に限らず、「誰しもが“文化と文化の間にある独特な溝”にいる可能性がある」ことを指摘。「この映画を観て、人と自分が同じだってことを感じてほしい。他の人とのつながりを感じてほしいんだ」と胸の内を明かし、奇しくもコロナ禍で孤独を感じやすくなった現代を勇気づけるメッセージとなった。



 作品のテーマを聞かれたハン・イェリは、少しはにかんだ表情を見せながら、「『ミナリ』は愛の映画です。テーマは愛です」と断言。最後には指でハートを作る“きゅんですポーズ”も! 2人の魅力が満載のインタビュー映像となっている。

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