小芝風花主演『モコミ』自分らしく生きようとする姿にきっと涙する最終話

小芝風花主演『モコミ』自分らしく生きようとする姿にきっと涙する最終話

 テレビ朝日系で放送されてきた土曜ナイトドラマ『モコミ~彼女ちょっとヘンだけど~』は、きょう3日(後11:00~11:30)が最終回。“モノの気持ちがわかる”主人公・清水萌子美(小芝風花)と、それぞれに問題を抱えていた家族の、絆と再生を描く本作。最終話は、萌子美たちが何を選び、どう前に進むのかが描かれる。



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 先週放送された第9話のラストで、聞こえなくなってしまったモノの声が再び聞こえるようになった萌子美。以前、祖父の須田観(橋爪功)に、もしまたモノたちと話せるようになったら、その力をどう生かしたいのか問われていた萌子美は、使い道を考えるようになる。



 そんな彼女に影響されるように、最終回では家族も次のステップに進むため、いろいろな決断に迫られる。父・伸寛(田辺誠一)の田舎への移住問題、今の暮らしを変えたくない母・千華子(富田靖子)は夫とどう向き合うのか。兄の俊祐(工藤阿須加)はネガティブな感情を爆発させてから自分の方向性が見えず、恋人の依田涼音(水沢エレナ)との関係も曖昧なまま。さらに観や岸田佑矢(加藤清史郎)にも新たな人生の扉を開くときが訪れて…。



 ドラマのはじまりでは、コンプレックスのかたまりだった萌子美が、「花屋で働きたい」と意思表示をしてから、少しずつ変わってきた。モノと話せるという不思議な力を理解してくれる佑矢と出会い、彼の支えもあって積極的になった萌子美は、店長である俊祐が失踪するというピンチの中でも花屋を切り盛りする強さを見せた。一方、兄に気持ちを同化させてオーソドックスなフラワーアレンジメントを作ったことが影響したのか、一切モノと話せなくなってしまった萌子美。しかし、親友のぬいぐるみ・トミーが“行方不明”になった事件をきっかけに、再び特別な力が復活。最終回では「自分にしかないこの力を何に使うべきか?」という、まさに萌子美にとっての“人生の課題”を真剣に考え、答えを出す。萌子美は家族に自分の決断を報告するが、またしても千華子が立ちはだかる。



 娘を思うがゆえに心配する母の葛藤と、母の愛情を理解しながらも前に進もうとする娘の関係がどうなるのか。最終話ではお互いを思いやる萌子美と千華子の切なくも心温まるやりとりも見どころだ。



 他の子とは違う萌子美を守るという共通認識があったことで、自分自身が抱える問題に目をつぶってきた清水家だが、萌子美が生き方を模索する中で、家族の関係も大きく変化してきた。最終話になっても、清水家は片付けなければいけないことだらけ。夫婦のあり方や子どもの自立など、多くの人にとっていつかは訪れる、まさに今直面している問題の数々に清水家の人々が、この家族だからこその答えを最後まで探していく。



 いまや清水家の精神的な支えとなった観や、萌子美の味方である佑矢もこれからを見つめ、行動に移す。「自分らしく生きる」…一見簡単なようで、実は難しいこの課題を萌子美や周囲の人々はどう“自分らしく”形にしていくのか。

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