SKE48松井珠理奈、涙の卒コンで総選挙裏話「気持ちも体もつらかった」 断髪のサプライズも

SKE48松井珠理奈、涙の卒コンで総選挙裏話「気持ちも体もつらかった」 断髪のサプライズも

 名古屋・栄を拠点に活動するアイドルグループSKE48のエースで最後の1期生、松井珠理奈(24)の卒業コンサート『珠理奈卒業で何かが起こる!?』が11日、愛知・日本ガイシホールで昼夜2公演が行われた。国内外に拡大したAKB48の姉妹グループ第1号として2008年に結成されたSKE48の顔が、地元の名古屋から別れと感謝を伝えた。



【ライブ写真】1期生12人で歌った「強き者よ」 バッサリと断髪後の写真も



 2020年2月7日にグループからの卒業を発表し、当初は同年9月26・27日に日本ガイシホールで卒業コンサート、SKE48劇場デビュー日の10月5日に劇場での卒業公演を行う予定だったが、コロナ禍で半年の延期を経てのステージとなった。



 2012年6月~15年12月までAKB48チームKを兼任していた珠理奈は、チームK公演曲「ウッホウッホホ」で夜公演をハイテンションでスタート。ユニット曲パートは、前日に同所で卒業コンサートを開催した2期生・高柳明音と「TWO ROSES」をデュエットし、歌い終えた高柳から「珠理奈さん、今までありがとうございました」と伝えられると、照れ笑いのような涙をこらえているような表情をみせた。



 後輩たちのパフォーマンス、MC後に登場した珠理奈は、舞台裏で髪をバッサリ切って登場。メンバーが驚くと、「かつらじゃないよ。切りました、髪。この15分くらいでバッサリ」とステージ裏で断髪したことを告白。コンサートタイトルどおり、「何かが起こった!」と後輩たちが興奮すると、前髪も作ってイメージチェンジした珠理奈は「みなさん、似合ってますか?」と照れ笑いした。



 クライマックスへと向かうデビュー曲「強き者よ」(2009年8月発売)では、23人いた1期生のうち、小野晴香、桑原みずき、佐藤実絵子、高井つき奈、高田志織、出口陽、中西優香、平田璃香子、松下唯、矢神久美、山下もえの卒業生11人が登場。アイコンタクトをしながら力強く歌い上げると、拍手が鳴り止まず。同期たちから「珠理奈、卒業おめでとう」と祝福されると、「お姉ちゃんたち、変わらんね」とにっこり。矢神は「みんな、いい意味でかわってなくてうれしい。感動がすごい」と笑顔をみせた。



 続いてのゲストは、2017年2月に卒業した3期生で、プライベートでも交流があるという矢方美紀。「おじゅり、髪切った?」と明るく登場した矢方は、アコースティックギターをかき鳴らしながら「不器用太陽」をデュエット。乳がん闘病中の矢方から「人生これからですから」と声をかけられた珠理奈は「幸せになろうね」と感涙した。



 終盤には昨年12月にK-1ファイター愛鷹亮選手との結婚と妊娠を発表した佐藤すみれも駆けつけたほか、元AKB48の高橋みなみ、小嶋陽菜、SKE48兼任歴もあるOG・宮澤佐江、北原里英、同期のOG・松井玲奈、大矢真那、国内外の姉妹グループメンバー、プロレスラーのケニー・オメガからの動画コメントも流れ、「こんなにコメントをもらえるなんて」と感激していた。



 アンコールでは目に涙をためながら「神々の領域」を一人で歌いきると、同期の中西と桑原が合流し「Glory days」をオリジナルメンバー3人で歌唱し、ファンは大感激。事前に時間をとってレッスンを重ねてきたという3人は息を切らしながら「令和に『Glory days』をやるなんて」「幸せ」と口を揃えた。



 ペンライトが白一色に染まり、メンバーが見守るなか、自身が作詞した卒業ソロ曲「Memories~いつの日か会えるまで~」を熱唱。そして、卒業スピーチでは後輩たちを背に「とうとうこのときがやってきてしまいました」と切り出すと、『AKB48世界選抜総選挙』の裏話を吐露。総選挙前日のリハーサルにも出られないほど部屋で泣いていた珠理奈をメンバー全員で迎えに来てくれたことを告白した。



 「もしあれがなかったらもっと早く倒れてたし、総選挙にいなかったと思います。それくらい気持ちも体もつらかった。それを一番わかってくれたのがメンバーだから」と泣きながら感謝。「いつのまにかメンバーに引っ張られてるんだなと思ったら頼もしくて。だから卒業を決めることができました」と胸中を明かした。最後はメンバーが作る花道を歩いた珠理奈は「大好き、幸せ、ありがとう!」と絶叫し、ステージを後にした。



 珠理奈を見送った後輩たちは、最後の1曲として、珠理奈作詞の未発表・未収録曲「オレンジのバス」を初披露。珠理奈の思いを引き継いだ後輩たちが涙ながらに歌い上げた。



■松井珠理奈とってアイドルとは?「見た目じゃなく生き様」



 珠理奈は2008年7月、『SKE48オープニングメンバーオーディション』(応募総数2670人、最終合格者22人)に合格し、同年10月に劇場公演デビュー。SKE48のCDデビュー前にAKB48の10thシングル「大声ダイヤモンド」(08年10月発売)で最年少11歳にして初選抜入りし、大きな話題を呼んだ。SKE48でもデビューシングル「強き者よ」(09年8月発売)から「不器用太陽」(14年7月発売)まで15作連続でセンター(Wセンター含む)を務めたグループの顔だった。



 2012年6月~15年12月までAKB48チームK兼任。『AKB48選抜総選挙』では第1回から19位→10位→14位→9位→6位→4位→5位→3位→3位と推移し、18年6月に地元のナゴヤドームで開票イベントが行われた第10回で悲願の初Vを達成した。直後の7月に体調不良で活動休止し、その後は復帰と休養を繰り返していたが、自身ラスト参加となる最新27thシングル「恋落ちフラグ」(2月発売)でセンターを務めた。



 昼公演と夜公演の間には報道陣の取材にオンラインで応じ、「松井珠理奈にとって、アイドルとは?」の質問に「見た目じゃなく生き様」と答えた珠理奈。その集大成を見せるSKE48劇場での卒業公演は4月29日に行われる。



■『松井珠理奈卒業コンサート@日本ガイシホール ~珠理奈卒業で何かが起こる!?~』

01. ウッホウッホホ

02. 青春ガールズ

03. 偉い人になりたくない

04. Change your world

05. TWO ROSES

06. 青空片想い

07. アイドルはウーニャニャの件

08. 思い出以上

09. 天使のしっぽ

10. 黒い天使

11. ここにだって天使はいる

12. Parting shot

13. キューティーハニー

14. ダンスパート

 14-1. UZA

 14-2. GALAXY of DREAMS

 14-3. Escape

 14-4. 赤いピンヒールとプロフェッサー

 14-5. ダンサー/DJ紹介

15. Who are you

16. 強き者よ

17. 不器用太陽

18. ごめんね、SUMMER

19. 賛成カワイイ

20. バンザイVenus

21. 大声ダイヤモンド

22. 恋落ちフラグ

【アンコール】

EN1. 神々の領域

EN2. Glory days

EN3. Memories~いつの日か会えるまで~

EN4. 大好き

EN5. 僕は知っている

EN6.オレンジのバス
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