ディズニー映画『クルエラ』ヴィランとして開花する“早変わり”シーン

ディズニー映画『クルエラ』ヴィランとして開花する“早変わり”シーン

 名作アニメーション『101匹わんちゃん』に登場するディズニー史上最も悪名高き “ヴィラン”(悪役)であり、映画史上最もアイコニックな白黒ファッションでも有名な“クルエラ”の誕生秘話を描く、実写映画『クルエラ』が、27日より映画館で、28日よりディズニーの動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のプレミア アクセス(※追加支払いが必要)で公開される。きょうは、とあるパーティに突如乱入し、高く積み上げられたシャンパンタワーを崩して周囲の視線を一身に受けるクルエラの、抜群の存在感が光る本編映像が公開された。



【動画】映画『クルエラ』クルエラ圧巻の登場シーン



 このパーティーの主催者は、伝説的なカリスマ・デザイナーのバロネス(エマ・トンプソン)。ファッション・デザイナーとして活躍する日を夢見みて、一生懸命働いていた少女エステラが、バロネスとの出会いによって、運命が大きく変わり、次第に狂気に満ちあふれた”クルエラ“へ変貌を遂げる。



 モノトーンのドレスコードに身を包んだパーティ参列者の中心で、常識破りにも、真っ赤なドレス姿に変身を遂げるクルエラを映したこのシーンは、バロネスの元で忠実に働いてきたエステラが、ある出来事をきっかけに復讐心を露わにし始める重要な一幕だ。



 周囲の視線を奪った謎の乱入者の存在に、バロネスも気が気ではない様子。パーティの参列者たちも、バロネスの存在を霞ませるほど圧倒的な存在感を放つクルエラに目を奪われているようだ。クルエラは後に、長年ファッション業界で名を轟かせてきたバロネスにとって、驚異的な存在へと変わっていく。



 本作の製作を務めたクリスティン・バー(『プーと大人になった僕』)は、この圧倒的存在感の“ディズニー史上最も悪名高きヴィラン”を見事に演じきったエマ・ストーンの演技力を大絶賛。「エマ・ストーンは、あの世代で最高の役者です。彼女にできないものはない。デリシャスなまでに邪悪であるだけでなく、悲痛なほど共感できる存在なんて、他の誰にできるというのでしょう」と話すように、狂気的なヴィランながらも人々の共感を呼ぶ魅力的なクルエラを描くには、彼女の存在が欠かせなかったという。



 また、エマ・ストーンとエマ・トンプソンの豪華共演にも要注目だ。「ふたりが一緒のシーンは、僕の最高のお気に入りだよ。」と話すのは、本作で監督を務めたクレイグ・ギレスピー(『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』)だ。



 2人が演じたキャラクターについて、「クルエラのようなキャラクターの難しいところは、大袈裟な演技が要求されること。やりすぎか、もっとやるべきかというバランスを見つけるのは簡単ではないし、その奥に、“この人はどんな人なのか”ということが感じられなければいけない。それがないと漫画っぽくなってしまう。クルエラは反抗的で、堂々と発言する、強いキャラクター。逆にエマ・トンプソンのキャラクターは抑制されていて細かなニュアンスがある。このふたりの間には面白いエネルギーの対比があるんだ」と分析。「それ(2人の対比)をせりふのやりとりにも反映させていく。それは楽しかったよ」と、2大女優の共演シーンの舞台裏について語っている。



 解禁された映像内でも登場した、バロネスの前で本当の顔を隠しながらも大胆な裏切り行為に出たクルエラの行動についても言及。「エマ・ストーンは、事実上ふたりのキャラクターを演じている。彼女はクルエラになっていくんだから。エマ・トンプソンと一緒のシーンの多くで、彼女はまだクルエラではない。すでにクルエラになっていても、エマ(・トンプソン)の前では隠している。そういう“騙し”が行われているんだ。それがまたシーンを美味しくする」と話し、このシーンの面白さを説明。



 ストーリーの中で、クルエラとバロネスの関係がどう変化していくのか、クルエラがバロネスに正体を明かす時は来るのか、期待は高まるばかりだ。

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