松たか子主演『大豆田とわ子』が初の満足度1位、フジとTBSの接戦続く春ドラマ

松たか子主演『大豆田とわ子』が初の満足度1位、フジとTBSの接戦続く春ドラマ

 放送を重ねて明暗が分かれてきた春ドラマだが、最新のドラマ満足度ランキング(4月27日~5月3日放送を対象)では、右肩上がりで満足度を上昇させてきた『大豆田とわ子と三人の元夫』(関西テレビ・フジテレビ系)がついに1位を獲得。2位には同じく放送毎に評価を上げている『リコカツ』(TBS系)。安定した人気を得ている『イチケイのカラス』(フジテレビ系)は3位にランクインした。



【ランキング表】川口春奈主演作の順位は? じわじわと迫るテレ東、日曜劇場は不調?



 数々の名作ドラマを生み出している脚本家・坂元裕二氏による松たか子主演の『大豆田とわ子と三人の元夫』。コアファンを持つ坂元作品だけあって、初回から70Pt(100Pt満点)と好スタート。さらに2話目で75Pt、3話目で83Ptと話数を重ねて評価はうなぎ登りとなっている。項目別では、「主演」「主演以外のキャスト」がそれぞれ19Pt(20Pt満点)と、ともに初回11Ptから急上昇。また「ドラマ内容」も初回12Ptから18Ptまで数値を伸ばしていることにも注目したい。



 視聴者からは「キャラクター全員の気持ちの揺れがおもしろい」「かごめさんがいい。世間的に見るとダメな生き方をしていると感じても肯定された気持ちになる」といった登場人物の造形とキャストの好演への評価が多い。また、「テンポ感がよく、オシャレな雰囲気もいい」「わかるわかる!という日常のシーンが好き。毎回クスッと笑えるところがたくさんある」といった声も寄せられており、ドラマの世界観にハマっていく視聴者が多いことがうかがえる。



 これまでにも数々の名作、話題作を生み出してきている関西テレビ制作の火曜夜9時枠ドラマだが、本作でもドラマ構成からストーリー、キャスティング、主題歌まで含めて、その尖った作風は目の肥えたドラマファンの支持を得ているようだ。



 2位の『リコカツ』は、主演の北川景子の好演とともに、恋愛に不器用な自衛官を演じる永山瑛太の特異なキャラクターがSNSなどで話題を集めている。初回こそ49Ptと低空飛行だったものの、2話目で66Pt、3話目で82Ptと一気に数値が急上昇している。



 項目別では「主演」「主演以外のキャスト」がともに18Ptと高い評価を受け、「ドラマ内容」も初回6Ptから3話目16Ptと右肩上がり。放送を重ねながら、キャラクターのおもしろさとともに、すれ違いからお互いの理解を深めていく愛を描くストーリーへの関心も高まっている。



 視聴者からの声は「お互いの人間性を少しずつ知ることで惹かれあっている様子が楽しい」「お互いを尊重し合い、新しい人生を大切にしているところがとてもいい」「2人にいろいろな気づきがあって、離婚する予定なのにお互いを大事にしていく“ひっくり返りの展開”にハマってしまった」など。前向きで温かな気持ちにさせられるストーリーに心地よさを感じている女性が多かった。



 3位は、3週連続で1位を獲得していた竹野内豊主演の『イチケイのカラス』。順位こそ下がったが、初回72Ptでスタートし、5話目は80Ptと引き続き満足度は好調な数値をキープ。安定した人気ぶりがうかがえる。



●「ドラマ満足度ランキング」とは

「オリコン ドラマバリュー」をもとに集計。オリコングループの調査システム「オリコン・モニターリサーチ」の登録者から毎週、全国690名の視聴者を対象に、各ドラマの「期待度」「満足度」について、「作品」「主演」「主演以外」「セリフ」「映像」「音楽」「美術」「ストーリー展開」を10点満点で調査。「オリコンドラマバリュー」はその結果を、過去1年間のデータに照らして偏差値化した。「視聴量」「主演」「主演以外」「内容」という4項目に加え、Twitterのツイート量を加えた「話題性」の5項目を各1~20ポイントとし、計100ポイント満点で集計している。
カテゴリ