存亡の危機に瀕する洋楽プロモーター10社がアライアンス設立

存亡の危機に瀕する洋楽プロモーター10社がアライアンス設立

 コンサートプロモーターズ協会(ACPC)に加盟する洋楽プロモーター10社が連携し、「インターナショナル・プロモーターズ・アライアンス・ジャパン(I.P.A.J.)」を設立することが21日、発表された。



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 長引くコロナ禍で、招聘プロモーターのエイベックスエンタテインメント、ウドー音楽事務所、エム アンド アイ カンパニー、クリエイティブマンプロダクション、キョードー東京、スマッシュ、ハヤシインターナショナルプロモーションズ、阪神コンテンツリンク ビルボードジャパン、プロマックス、Live Nation Japanの10社が2020年に発表した新型コロナウイルスの影響による延期/中止公演のチケット代の逸失売上は363億円にのぼる。



 しかし、海外アーティストの来日公演は、令和2年度のコンテンツグローバル需要創出促進事業費補助金(通称「J-LODlive」)の対象外だったことから、洋楽プロモーターは存亡の危機に瀕している。



 10社が連携し、政府に窮状を訴えたことで、1年近く対象外とされていたJ-LODliveの対象としてようやく認められたものの、アメリカやイギリスなどでワクチン接種が進み、大型コンサートや音楽フェスの準備が進むなか、日本は海外アーティストの来日公演開催のメドも立っていない。



 今般アライアンスを設立した招聘プロモーター10社は「徹底した防疫の観点から海外アーティストのイベント及びコンサートを安全に遂行するための統一ガイドラインを策定し、ファンの皆様が安心してお越しいただける海外アーティスト公演を早期に再開させるため、各国大使館や領事館の協力を得ながら、政府や行政に対して要望を行っていきます。そして海外アーティストの来日が再開すれば 、招聘プロモーター一丸となって国際文化の交流に従事していきます」としている。
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