細田佳央太『ドラゴン桜』で“難役”挑戦 同世代キャストに「負けたくない気持ちがあります」

細田佳央太『ドラゴン桜』で“難役”挑戦 同世代キャストに「負けたくない気持ちがあります」

 TBS系日曜劇場『ドラゴン桜』(毎週日曜 後9:00)に令和版「東大専科」の生徒役として出演中の俳優・細田佳央太。若手実力派として着実にステップを踏み、今作は人生初となる“丸刈り姿”で臨み、とある問題を抱え、周囲から敬遠されているが、昆虫をこよなく愛する心優しい生徒・原健太を演じている。



【シーン写真】“丸刈り姿”で原健太を演じる細田佳央太



 今作は週刊漫画誌『モーニング』(講談社)にて2018年から連載中の三田紀房氏による『ドラゴン桜2』を実写化。2005年に放送された前作ドラマの原作である『ドラゴン桜』の15年後を描く続編となっているが、今の時代に合わせたエッセンスを入れ、ドラマオリジナルの展開を繰り広げる。



 細田は、2019年公開の映画『町田くんの世界』(石井裕也監督)で、1000人以上の中からオーディションで選ばれ主演を勝ち取った実力派俳優。その後も数々の名だたる映画監督の作品に出演し、今夏には沖田修一監督の映画『子供はわかってあげない』の公開も控えている。



 「日曜劇場に出演することが1つの目標だった」という細田は、見事にオーディションで役を勝ち取った。合格の知らせを聞いた際は「オーディション中はずっと気を張っていたので安心した気持ちが強かったですね」と振り返り、「健太のキャラクターを聞いた当初は、演じることが難しいだろうなと言うプレッシャーはありました。しかし、役と向き合って、どう自分がアプローチしていくか。一から勉強して監督とも話し合い、一つひとつを整理していくと、そこまで複雑なキャラクターではないなと。今では自然に気持ちを理解できるようになってきたと思います」と話す。



 役柄だけでなく、人生初となる“丸刈り姿”でイメージをガラリと変えた。「髪を刈られてるときには、鏡越しに見たことのない自分がそこにいて、ニヤニヤしちゃいましたね。役でもプライベートでも、ここまで短くしたことがなかったので新鮮でした」と少し照れくさそうに頭を撫でた。



 前作では「東大専科」の生徒たちとして山下智久、長澤まさみ、小池徹平、新垣結衣、中尾明慶、紗栄子といった面々が出演。今作では、細田をはじめ、King & Princeの高橋海人、平手友梨奈、南沙良、志田彩良、鈴鹿央士、加藤清史郎らフレッシュな顔ぶれが勢ぞろいした。



 これまでの現場では先輩俳優たちと演技をすることが多く、同世代のキャストがズラリとそろった現場は新鮮だったという。「同世代の方が多いということで楽しみでした」と笑顔で話しつつ「それと同時にライバル心や負けたくない気持ちはあります」と静かに闘志を燃やした。



 前作のドラマでは、倒産寸前・低偏差値の私立龍山高校にやってきた桜木が、龍山高校を超進学校に生まれ変わらせようと生徒と共に奮闘する姿を描いた。劇中に登場する東京大学合格のための“桜木メソッド”と呼ばれる勉強法は話題を呼び、「1日16時間勉強法」の徹底や、物理の公式の実践、卓球やトランプをしながらの計算などを実践した結果、実際に大学受験で合格を勝ち取った学生も多かったという。



 16年後の2021年、大学受験は、大きな転換期を迎える。これまでの知識詰め込み型の“記憶力試験”から“実践的な学力を測る試験”へと移行。これは、DX(デジタルトランスフォーメーション)などに代表されるように、社会で必要とされる力が変わってきたことによる必然ともいわれている。“2021年度新受験戦争”に向けてスタートダッシュができる4月期だからこそ、時代に合わせて進化した勉強法と受験への心得をドラマのなかで伝授する。



 役柄では“東大合格”を目指すものの「僕自身は、東大を目指すタイプの学生ではありませんでした」と笑い「ただ得意・苦手はありますけど、嫌いな教科はないですね。先生に恵まれていたからか、苦手な教科でも嫌いになることはなかったですね」。東大専科のキャスト陣で「テストをやってみたりしたら面白いですよね。純粋の五教科だけでなく、日常生活の知識とかも織り交ぜたりして」と提案すると「僕は社会科が得意でしたね歴史とか物語を追っていくのが好きなのかもしれません」と声を弾ませた。



 『ドラゴン桜』で新境地を歩んでいる細田。今後の展望を問うと「狂気じみたサイコパスな役柄に挑戦してみたい」と意欲を見せ「神木隆之介さん、菅田将暉さんのように役者としての幅を持ちたい」と言葉に力を込めていた。
カテゴリ