ザック・スナイダー監督のゾンビ映画、劇中の骸骨はAmazonで購入!?

ザック・スナイダー監督のゾンビ映画、劇中の骸骨はAmazonで購入!?

 世界最大級のオンラインエンターテインメントサービス「Netflix」で独占配信される、ザック・スナイダーが監督・脚本・製作によるNetflix 映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』(配信中)。21日からの配信開始を記念して、本作に関する14の製作秘話が公開された。世界のエンターテインメントの中心として広く知られているラスベガスを自身の新作ゾンビ強盗サスペンスの舞台にしたいと思っていたスナイダー監督にとって、本作の試みは想像以上に大変なものだったようだ。



【動画】『アーミー・オブ・ザ・デッド』予告編



 『アーミー・オブ・ザ・デッド』は、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』のドラックス役で知られるデイヴ・バウティスタ、真田広之らが出演し、巨大金庫に眠る大金を狙い、ゾンビが暴れ狂うラスベガスで傭兵集団が《史上最大の強盗》に挑む物語。クセ者ぞろいの傭兵集団と、組織化された進化型ゾンビとの、“究極の一攫千金”を巡る壮絶なドラマが描かれる。



【1】スナイダー監督が本作の第1稿を書き始めたのは10年前。



【2】傭兵たちが初めてゼウスに出会うオープニングシーンの撮影には、5週間かかったとか。「どうしても夕暮れ時に自然光で撮影したかったのです」と、スナイダーは話す。「うまくいくまで5週間、毎日夕暮れに撮影しました」 。



【3】オープニングシーンで、VFXチームはエリア51を示唆するために、空にさりげなく球体を加えた。



【4】スナイダー監督自身がカメオ出演しているわけではないが、注意深く見ると、はじめの2つのシーンで彼の姿を見つけることができる。



【5】スナイダー監督は、この作品に過酷で終末的なゾンビの世界とは対照的な、柔らかく有機的な雰囲気を与えるために、eBay(通販サイト)で見つけた1960年代のキヤノンのドリームレンズを数年かけてすべて買い集めた。



【6】そして、撮影開始前からRED Studiosとコラボレーションし、デジタルカメラの技術とキヤノンのドリームレンズを合わせた、特注カメラのデザインに取り組んだ。



【7】『アーミー・オブ・ザ・デッド』は、ザック・スナイダーが撮影監督として参加した初の長編映画であると同時に、彼が初めてデジタルカメラを使って撮影した長編映画でもある。



【8】主演を務める10人の出演者たちは、1週間にわたる"ゾンビブートキャンプ"に参加し、武器の名称、銃の扱い、構え、武器の操作や、武器を持った状態での移動、そして部隊としての動き方などを学んだ。



【9】演じる役柄とは裏腹に、マティアス・シュヴァイクホファーは銃の扱いを知っていたため、タクティカルコンサルタントの2人は、彼に“どうすれば下手に見えるか”を教える必要があった。



【10】ラスベガスのカジノは24時間営業しているため、カジノの中で実際に撮影を行うことは不可能だった。作中にはブライが所有するラスベガスのカジノが登場するが、その内部の撮影は、米国ではラスベガスに次ぐ第2のカジノ都市アトランティックシティのショーボートホテルで行われた。このホテルは今も宿泊できるが、カジノとしての営業は終了し、2014年以降は約5500平方メートルのカジノフロアが何もない空間となっていたため、プロダクションデザイナーのジュリー・バーゴフと彼女のチームは、撮影用に500台以上のスロットマシンを搬入した。



【11】制作チームはAmazonやハロウィングッズの店から2500体のプラスチック製の骸骨も購入。その骸骨たちに美術部門が衣装を着せて、ニューメキシコ州アルバカーキにあるABQ Studioのバックロット(野外撮影用の場所)全体に積み重ねた。



【12】ストリップを見渡せるラスベガスで最も高い建物の屋上にアクセスする許可が得られなかったため、視覚効果スーパーバイザーのマーカス・タオルミナと、総勢12~14人のVFXスチールカメラマンやライダー技術者からなる彼のチームは、シザーリフト、ドローン、ライダースキャナーを乗せたヘリコプターなどを用いて、12日間かけて上空からのショットを得ることに成功した。こうした努力によってラスベガス・ストリップ全体の正確な3Dモデルが完成し、さまざまなセットで用いられることになった。



【13】予告編にも登場するトラのゾンビ"バレンタイン"。VFXチームは、この架空の生き物のベースとなる本物のトラを探していた。フロリダのタンパにあるビッグキャット・レスキューへと向かったチームは、そこでキャロル・バスキンと出会う。『タイガーキング:ブリーダーは虎より強者?!』(Netflixで配信中のドキュメンタリー)の配信が開始される数ヶ月前のこと。「彼女はとても優しい女性で、必要な情報をすべて提供してくれました」と、タオルミナは振り返る。「通りかかったキャロルが「ああ、そうね、カメラのことは私も知っています。ちょうどここで、あるドキュメンタリーシリーズを撮影し終わったところなんですよ」と言っていた。



【14】人を襲うトラのゾンビ、バレンタインを演じたのは、スタントマンのアルバート・スパイダー・ヴァラダレス。ギャレット・ディラハントは、このシーンをできる限りリアルなものにするために、自らワイヤーで引っ張り回されるスタントを行った。
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