諦めたくないけど…叶わない片思いに悩んでいるとき、どうするべき?
「好きな人にたびたび告白しているけど、やっぱりフラれてしまう」「かれこれ、5年くらい片思いしている」「好きな人が結婚したけど、諦めきれない」
このように、片思いがなかなか成就しないという経験はありませんか。
本当に好きな人だからと、諦めたくない気持ちも分かります。
しかしたくさんの努力をしてできることはほとんどやったにも関わず両思いになれないのだとしたら、「何かある」ことに気づいたほうがよいかもしれません。
今回は「叶わない片思いに悩んでいるとき、どうするべき」なのかを紹介します。
本来その恋は進むべき道ではないと割り切る
突然に非現実的な話をしますが……自分のことを遠くから見守っている存在が、仮にいるとします。
神様でも天使でも守護霊なんていうものでも、何でもかまいません。
そういう存在はあなたが幸せになってほしいと望み、幸せへつづく道を歩んでほしいと願っているもの。神様や天使や守護霊は、すでにあなたの幸せが見えているのです。
けれどあなたは、本来進むべき道ではない道を歩いていこうとしています。
「A君と絶対付き合いたい!結婚したい!」と、わき目も振らずに突き進もうとしているのです。
「そっちじゃない。そっちに進んでも幸せにはなれない」と、あなたを守る存在は声なき声で呼びかけます。
本当に幸せになれる道に気づいてもらうために、あらゆる手段を使って恋の進展を妨げるでしょう。
たとえば好きな人はすでにほかの女性と付き合っているとか、ふたりきりになれる日に限って風邪を引くとか、デートの約束を取りつけたのにあとからスケジュールが変わって会えなくなるとか……。
「なぜこんなに邪魔が入るんだろう?」と首を傾げたくなることばかりが起きるとき、そういう存在がもしかしたらあなたに力を貸してくれているのかもしれません。
片思いは、1~2年が限界だと意識する
いきなりスピリチュアルな話をしてしまいましたが、つまりは「どう頑張ってもうまくいかないような叶わない恋は、潔く諦めることを視野に入れるべき」ということです。
年齢にもよりますが、20代~30代前半程度の場合。2年思いつづけて叶わない恋の状況が変わらないなら、片想いを止めてもよいかもしれません。30代後半に突入していて結婚願望もあるなら、長くても1年が限界でしょう。
神様や天使や守護霊などというものがいるかどうかは、分かりません。
でもあれこれ手を尽くしても前へ進めないということは、「進むべき道がほかにある」と考えてもよいのではありませんか。
うまくいかないことを何度も実感しているのに、「やっぱり好き」「諦められない」と思いつづけてもよい結果に繋がることはほぼないはず。好きな相手から敬遠されるようになったり、ネガティブ思考になったり、嫉妬深くなったりするだけでしょう。
何のために恋をするのか考える
恋とは、好きな人と結ばれるためというよりは、愛の幸せを手に入れるためにするものです。
少し乱暴な言い方をすると、素晴らしい愛を実感できるなら、相手は自分が選んだ人じゃなくてもよいのです。
実際にお見合いや友人の紹介などで何となく付き合った相手が、最高の恋人となり夫となるケースは少なくありません。思いつづけても自分がまったく幸せを実感できない相手は、やっぱり「違う」のでしょう。
執着だけで追いかけても、恋は叶わないはず。運命の人はほかに言えます。
潔い判断をすれば、恋愛のチャンスがある
「駅に行こうとして最短距離である高速道路に乗ったら事故で渋滞していたため、一般道路へ降りた。多少時間はかかったものの、無事に駅に着くことができた」
上記の例だけではなくこのような判断を、誰もが日常的に当たり前にしているはずです。
恋や結婚も結局のところはそれと同じで、目的にするのは「幸福」ただひとつ。そこへたどり着くまでの道のりは、何でもよいのです。
注目するべきは自分が幸せになること。ですから、どう頑張っても付き合えない男性を、無理に追いかける必要はないでしょう。
叶わない恋に執着せずに潔い判断ができると、楽しい恋愛の機会にめぐり会えるかもしれません。
(沙木貴咲/ライター)
(愛カツ編集部)